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「ソルクレスタ」のロゴ画像が商標出願される。プラチナゲームズが昨年のエイプリルフールで発表したジョークタイトル……のはず?
「ソルクレスタ」は,プラチナゲームズが2020年のエイプリルフールに動画で発表したタイトルだ。それによると,日本物産(ニチブツ)から1980年にリリースされたアーケード向けシューティングゲーム「ムーンクレスタ」および1985年にリリースされた「テラクレスタ」に続くもので,アーケード向けにアップライト筐体のマシンとして販売されるそうだ。なおハムスターは400タイトル以上のニチブツ製ゲームに関する権利の譲渡を2014年に受けており,「ムーンクレスタ」などの権利所有者となっている。
「Platinum 4」サイトの次回更新は4月1日か。プラチナゲームズの公式Twitterアカウントが「!?」を添えつつ予告
「The Wonderful 101」のリマスタープロジェクトを皮切りに,「Platinum 4」サイトで自社の最新情報を発信しているプラチナゲームズ。同社の公式Twitterアカウントが本日,その次回更新を予告するようなツイートを行った。末尾に「!?」が付いているが,示された日付は2020年4月1日だ。
ただ,先述のようにエイプリルフールの発表だったうえ,プラチナゲームズの取締役/チーフゲームデザイナーである神谷英樹氏から「これはエイプリルフールのネタである」といった旨のコメントも述べられているので,まず真に受けた人はいないだろう。
エイプリルフールネタは「明らかに嘘だと分かる」「嘘だと分かってもガッカリしない」というルールを個人的には設けていましたが、今回は敢えて「我々(俺?)がワクワクするネタ」で、全力でバカをやらせて頂きました…「プラチナってこういう奴らだった」と再認識して頂き、ご笑覧頂けたら幸いです…
— 神谷英樹 Hideki Kamiya (@PG_kamiya) April 1, 2020
アーケード筐体の販売というのは,現実的に考えてまずあり得ない。ただ,Darkflow Software開発の「Cuisine Royale」や,WayForward Technologiesの開発による「Cat Girl Without Salad」など,もともとエイプリルフールのネタだったゲームは過去にも複数存在する。「ソルクレスタ」がそれらに続くタイトルとなるのか,それとも単なる防衛的出願なのか,今後の動向が気になるところだ。
プラチナゲームズの「Platinum 4」サイト
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