番組
100円ショップの「ボードゲーム」! TRPG好きの声優・武田羅梨沙多胡さんと遊んでみた動画を4GamerSPで公開
動画内では,大創産業が運営する100円ショップ・DAISOより発売されている,すべて100円(税別)のボードゲームタイトルを取り扱っています。紹介ラインナップは,「フィンガーゲーム」「イロピッタン」「変顔マッチ」という3つのタイトルで,この中から「フィンガーゲーム」「イロピッタン」を実際に遊んでみました。
さらに,アイムエンタープライズに所属するTRPG好きの声優・武田羅梨沙多胡さんをゲストとしてお招きしています。普段からTRPG好きを公言されている武田さんですが,同じくアナログゲームであるボードゲームも遊ばれることが多いのだとか……! そんな武田さんからは,自身がおすすめするアナログゲーム(私物)を実際に持ってきてもらえました。武田さんがおすすめするボードゲームとは,一体どんなタイトルなのでしょうか? どうぞご期待ください。
ここからは,「フィンガーゲーム」「イロピッタン」「変顔マッチ」のルールなどを動画内よりも細かくお届けしていきます。とくに「変顔マッチ」は動画内で遊んでいないので,気になる人は要チェックです。
※情報はすべて商品自体に記載されている説明文から得たものなので,多少は筆者の見解も混ざっていることをご了承ください。
フィンガーゲーム
いわゆる手や足を使って遊ぶツイスターゲームの指バージョンで,イチゴ,ブドウ,バナナ,メロンといった4つのフルーツが描かれている4×4マスのボードと,小指以外の親指,人差し指,中指,薬指&先述したフルーツのイラスト(それぞれ4つずつ)が描かれているルーレットを使用します。
そのルーレットの矢印が指したフルーツの種類を指示された指で指し,どちらが長く移動を続けられるかを競うゲームとなっています。
対象年齢 | 6歳以上 |
対象人数 | 3人 |
3人のうち2人はプレイヤーに,残りの1人は審判としてルーレットを回す役割を担うので,あらかじめじゃんけんなどでプレイヤーと審判を振り分けましょう。プレイヤーが先攻後攻と,右手と左手のどちらの手を使用するか決定したら準備は完了です。審判がルーレットを回し,プレイヤーに指示を出してゲームスタート。(「先攻が薬指をブドウに置いてください」みたいな言い方で指示を出します)途中で指先がズレてしまったり,指示されたポジションに移動できなくなったりしたら負け,というのが基本ルールです。
※1つのフルーツには1人の指しか置けません。
※一度置いた指は次の指示があるまで動かせません。
※1種類のフルーツが4箇所すべて埋まっている場合は,ほかのフルーツが出るまで審判にルーレットを回してもらいます。
※審判の指示した指とフルーツにすでに自分の指を置いている場合は,同じフルーツの違う位置に移動させます。
ボードの大きさは人間の手と同じくらいなので,指の移動は余裕と考えてしまいがちです。しかし,いざプレイしてみると,親指,人差し指,中指,薬指がフルで稼働することもあるので,新たな指示が出たときに移動自体が厳しい状況に陥ることもしばしば。加えて,1つのポジションで指を維持すること自体も意外と疲れます。ルーレットの運も多少はあると思いますが,忍耐力のある人ほど輝けるゲームなのかもしれません。
イロピッタン
“はじめてのカンタン神経衰弱”と謳われているタイトルです。トランプを用いて行う「神経衰弱」といえば,裏向きになったカードを2枚めくり,同じ数字を引き当てたら,そのめくったカードを獲得していくというゲームですが,本作はそれぞれ4枚ずつの計16枚ある赤(まる),青(さんかく),緑(しかく),ピンク(ほし)が描かれたカードを,相手より先に1枚ずつ(4枚)手に入れたほうが勝利となります。
対象年齢 | 4歳から |
対象人数 | 2人 |
まずは,「神経衰弱」と同様にすべてのカードをシャッフルし,かさならないように裏向きにして並べていきます。プレイヤーは先攻後攻を決めたのち,順番にカードを2枚ずつめくります。2枚のカードが違ったら,カードをそのまま裏向きに。2枚のカードが同じだったら,めくったカードのどちらか1枚だけを表のまま自分の近くに並べ,もう1枚のカードはそのまま裏向きに……という形でゲームは進めていきます。
※2枚のカードが違っても同じだったとしても,つぎは相手のターンになります。
※2枚のカードをめくって同じだったとしても,すでに手に入れているカードだったらもらえません。
カードの中には1枚だけグレー(ハートマーク)のカードが入っているのですが,このグレーのカードをゲーム中に1番最初にめくったプレイヤーは(2枚中のどちらか),すぐに裏に戻して場にあるすべてのカードをシャッフルします。このとき,自分たちが手に入れているカードは対象外です。
そして,そのプレイヤーはシャッフル後にもう1回カードをめくる権利が与えられます。もしここで,グレーのカードを引けたら(2枚中のどちらか),グレーのカードはどんなカードにもなれるオールマイティと化し,自分のカードとして手に入れられることに。引けなかった場合は,通常通りに進行しましょう。
これはいわゆるボーナスチャレンジみたいなものですが,グレーのカードの効果はゲーム中に一度しか発動しないようなので,そのあとはただのお邪魔カードになってしまう……!?
変顔マッチ
カードに描かれている“変な顔”をマッチさせて,得点を競い合うゲームです。赤のカードと青のカードには,18種類の異なる顔が同じように描かれており,18枚ずつの計36枚あります。
対象年齢 | 6歳から |
対象人数 | 2〜10人 |
赤のカードは,表(顔のイラストが描かれている側)をみんなに見えるようにしてかさならないように並べ,青のカードは,シャッフルして裏(顔のイラストが描かれていない側)の状態で山にします。じゃんけんなどで親を決めたら,準備は完了です。
親になった人は,山から1枚引き,カードを見ずに自分のおでこに当て,自分以外のプレイヤーに表を見せます。そのほかのプレイヤーは,親の「変顔マッチ!」の掛け声で,親のおでこにあるカードに描かれた変顔を演じます。親は赤のカードの中から,演じられた変顔を推理して1枚選びましょう。
選んだ赤カードがおでこのカードと一致していたら成功ということで,親はおでこの青カードを獲得し,得点を得られます。さらに,1番ぴったりの変顔だった人を選んだら,その人にマッチした赤のカードを渡します。これは,選ばれた人が特典として得られるので,演じるほうも手は抜けませんね。
推理が外れた場合は,残念ながら失敗です。得点には加算されないので,おでこの青カードは捨てます……という感じで,親を変更しながらゲームを進めていきます。
※カードに描かれている数字は,どのカードのことを言っているのか会話するときに使います。
※星の数はゲームに関係ないです。(小さなお子さんとプレイする際に,星の数をボーナス特典にするなど,活用してほしいそうです)
なお,2人用のプレイルールも同封されているので,2人で遊びたい人はそちらを参考にするとよいでしょう。
ということで,3つのタイトルを紹介しました。基本的には子供向けに作られた商品だとは思うのですが,どれも大人でもしっかりと楽しめる内容に仕上がっている印象です。家庭内での特別ルールなんかも取り入れたりしながら,遊んでみるのも面白そうですね。このご時世なので,あまりにも大人数だと難しいかもしれませんが,適度にソーシャルディスタンスを保ちつつ,遊んでみてほしいです。
ちなみに,筆者が都内のDAISOに立ち寄った際は,このほかにも数点違う種類のボードゲームを確認できました。興味のある人は,ぜひ手にとってみてください!
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