インタビュー
「青山オペレッタ」合同インタビュー。フレッシュなキャストの意気込みにキュン! 2次元×3次元の新たな形のメディアミックス
サイバード,ABCライツビジネス,エイベックス・ピクチャーズが協業でおくる,2次元と3次元がクロスした新たな演劇コンテンツプロジェクト「青山オペレッタ」。メディアミックス第1弾となるラジオ番組特別版の放送が,2020年10月3日に決定している。「青山オペレッタ」公式サイト
「青山オペレッタ」公式YouTubeチャンネル
本作は,東京・青山を本拠地にしている歌劇団「青山オペレッタ」を舞台にした,2次元×3次元の演劇コンテンツプロジェクト。この劇団は男性だけで構成され,女性役も男性が演じるのが特色だ。10月10日から順次配信予定のビジュアルボイスドラマでは,劇団内の新チーム「ノーヴァ」の活躍が描かれていく。
メインキャラクターは2.5次元舞台などで活躍する俳優陣が声を担当しており,実際の舞台での展開も期待してしまうキャスティングとなっている。
今回,10月3日に放送予定の特別番組の収録後,番組に出演した長江崚行さん,中山優貴さん,大隅勇太さん,矢部昌暉さん,大平峻也さん,友常勇気さん,利根健太朗さんへの合同インタビューに参加する機会を得た。収録の感想や,今後プロジェクトでやってみたいことなどをフレッシュに語ってもらった取材の内容をお届けする。
――まずは,プロジェクトが始まってみての感想,今後やってみたいことをお聞かせください。
宮嶋あさひ役・長江崚行さん(以下,長江さん):
今回はじめて声優という分野でお仕事をさせていただけることになりました。まだ慣れない環境のなか,自分がこれまでやってきたこととはまたちょっと違うスキルを求められたりしたので,声優としての面白さと難しさを今,痛感しているところです。
ボイスドラマをたくさん録ってきて半年後ぐらいに,自分たちがどこまで声優として成長できているのかも楽しみですし,聴いてくださっているお客さんにもそういった成長が伝わるように精一杯頑張っていけたらいいなと思っています。今後は6人でいっぱいいろいろなことにチャレンジしていきたいです……無茶苦茶なことをやりたいなというか(笑)。
一同:(笑)
長江さん:
分からないですけど,大喜利をやるとか! こういう作品だからこそできることや,あんまりやらないことにもいろいろチャレンジして,楽しい作品にできたらと思っておりますので,応援よろしくお願いします。
斎 鷹雄役・中山優貴さん(以下,中山さん):
僕も声優の仕事は初めてなので,本当に分からないこともたくさんありました。でも,この6人とほかのキャストのみなさんと一緒にやっていけば,この作品がより素敵になっていくんだろうなというのを今日のラジオ収録で思いましたし,新しい風ではないですけど,新しい試みを感じられるプロジェクトなので今までになかったようなことをもっと出していきたいです。
僕も6人の素の状態と役の状態,どちらのパターンでも面白いことができたらなと思います!
長衛輝夜役・矢部昌暉さん(以下,矢部さん):
アフレコなどはじめての体験がすごく多いんですけれども,イチから作品や役を作っていくのがすごく楽しくて,自分自身も今後この作品がどうなっていくんだろうなっていうのがすごく楽しみです。そして今回,このメンバーに会うのは2回目だったんですが,もうこんなにも楽しいので,不安は全部なくなりました。
櫻井ノエ役・大隅勇太さん(以下,大隅さん):
先日,歌のレコーディングをしたときに「宮嶋あさひくん(長江さん)はこんな感じで録ってるよ」と聴かせてもらったり,崚行くんは朝8時にカラオケボックスに行って3〜4時間くらい声出しをしてからスタジオ入ってたよと言われたりして,僕も頑張らなきゃなと(笑)。6人とか利根さんはもちろんなんですけど,刺激といい影響をいただきながら僕もがんばっていきたいと思っています。
矢地桐久役・大平峻也さん(以下,大平さん):
僕は声優をやったことがないわけではないんですけれども,普段舞台のほうが多いので,実際ブースに入って収録していても,どうしても体が動いてしまったりして。普段とは違う声優としての表現の仕方というのを学ばせていただける,すごく勉強になる日々だなって思います。
今の気持ちとしては,誕生日にプレゼントを端から開けていくワクワクしているような感じです。自分たちも「次は何が起きるんだろう?」と,まだ未知数なところも多くて,これがどこまで大きく広がっていくんだろうというのを期待させてくれる作品だなと。まだ序盤なのにそう感じたので,僕もみなさんといっしょに楽しみながら日々過ごせたらなと思います。
加賀見祥太役・友常勇気さん(以下,友常さん):
私ごとなのですが芸能生活が10年迎えまして,新たに声優という分野にチャレンジさせていただくことは非常に光栄だと思います。学びをこれからも忘れず,これからも勉強して精進して,体も鍛えて! 僕のなかでは強い肉体には強い精神が宿ると考えているので,音響監督の方とかにいろいろ言われると思いますが,心折れずにこの作品に立ち向かって行きたいと思っています!
槙 晋作役・利根健太朗さん(利根さん):
僕はずっと声優として活動しておりまして,逆に舞台やカメラ前で身体を使った演技には疎いというか,経験が浅い部分があります。今回は2次元×3次元というこのコンテンツでみなさんと一緒に参加させていただくということで,声優として僕に求められることはなんだろう? と考えました。
最初は今日のラジオやラジオドラマのなかで,いかにサポーターとして脇を固めて,話を盛り上げていけるかなというところに力を入れていければなと思っていたんですけれども,今日のラジオドラマを聴くとかなり完成度が高くて! サポーターという立場でみんなを盛り上げようってなんだかおこがましかったなというか,サポートしつつも僕も一緒に楽しく盛り上げて行ければなという風に思っています。
――ご自身が演じるキャラクターの第一印象と似ている部分をお聞かせください。
長江さん:
ラジオドラマの1話でも言われているんですけど,あさひくんはすごく華奢な男の子です。僕は幼少期に格闘技をやっておりまして,そのせいで足がパンパンなんですよね。すごく強そうと言われるので,彼のように華奢に見せたいなと……嫌じゃないですか,華奢な声の人がこれって。
一同:そんなことないって!(笑)
長江さん:
痩せたいなって(笑)。友常さんが先ほど,「強い身体には強い精神が宿る」と言っていたので,華奢な人には華奢な声が宿るんじゃないかと思って僕は必死にあさひに近づけたらいいなと思っております。
中山さん:
斎 鷹雄自身が背が高くてスラッとしていて,僕自身も背が188cmあるのでそういった面では結構近いところがあるのかなと。天然系でミステリアスな部分も,僕もわりと何考えているのか分からないとよく言われたりするので,近いものを感じました。あとは,彼はエリートバレエダンサーなんですが,僕はそこまでバレエをやったことがないので,そこはバレエを一から学んで彼に近づけたらなと思います。
矢部さん:
僕が演じる長衛輝夜は超絶俺様で自信家なんですけども,僕は真逆で人見知りで根暗でずっと家から出ない1人が好きなような感じなので,本当に対照的というか。だからこそ自分と真逆な人を演じられるというのは楽しいですし,もっと彼のことを理解しながらドンドン演じていければなと思います。
大隅さん:
櫻井ノエはちゃらちゃらしているのか,ヘラヘラしているのか。現実にこういう人はなかなかいないと思うんですよ僕は。でも,本当に現実にこういう人がいたらいいなとか,友達になりたいなと思われるいいヤツを,いいノエを作っていけたらなと思います。
大平さん:
矢地桐久は気分屋だったりとか,気だるい感じだったりとかサイコパス感という部分があって,けっこう僕も気分屋でテンションの浮き沈みが激しいので,そういうところは似ているかなと思うのと……サイコパス! 自分をサイコパスだって思ったことあります?
一同:(笑)
大平さん:
そもそも考えないじゃないですか。ぼくはあらためてこの役になったときにサイコパスかどうかというのを考えたんですよ。そのときにフッと思いついたのが,わりとちゃんとした真面目な意気込みとかを求められているときは「オーイェイ!」で返したりだとか(笑)。
一同:(笑)
大平さん:
というところの芯の強さ? 身体とともに芯の強さを持ち,日々彼に近づいていけたらと思うので,どんどん近づいていく様をぜひご覧ください。
友常さん:
僕が演じる加賀見祥太くんはですね,普段僕は舞台をやらせていただいているんですけれども,実はこういう役はやったことがなくてですね,それこそチャレンジといいますか。また私ごとなんですけども芸能生活10周年ですので……。
大平さん:
それ2回目!
友常さん:
そんな新たなチャレンジを,そして加賀見くんと対話しながらこれから進んでいきたいと思っております。お楽しみに。
利根さん:
槙 晋作という演出家の役なんですけど,キービジュアルを見たときに「嘘だろ!」と思ったんですよね。こんなに僕に寄せて描いてくださってありがたいなと思っていたら,どうやらイラストレーターの方が僕の情報を一切ないまま,ゼロから作り上げたらそれになったそうで……。
一同:えー!?
利根さん:
なので何かしら運命というか奇跡みたいな出会いを感じているので,逆にあまりにも見た目が似すぎているので演じているのかそのままやっているのか分からないところはあるんですけれども(笑)。まだラジオドラマに登場していませんですけれども,演出家としてがんばっていきます,よろしくお願いします。
――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いします。
長江さん:
今日は特番の収録を終えまして,久しぶりに6人が集まって,利根さんと対話もさせていただいて,本当にすごく楽しい時間を過ごさせていただきました。今後の収録もすごく楽しみですし,このメンバーでどんな挑戦ができるんだろうっていうのが本当に楽しみなので,本当にギリギリを攻めていきたいなと思っております。いっぱいいろんなことをしましょうね!
キャラクターの素もそうですし,僕らの素もどっちも見えるような素敵な番組にしていきたいなと思っておりますのでぜひぜひラジオだけではなく,この「青山オペレッタ」というコンテンツ,プロジェクトを最後までみなさんに楽しんでもらえるようにがんばりますので応援のほう,よろしくお願いします!
中山さん:
完璧ですね(笑)。個性的なメンバーもたくさんいますし,男だけということで切磋琢磨していける仲なのかなとも思いました。男だけならではの熱いものだったり時には冷静さだったりとか,男だけでしかできないようなことを今後ともやっていきたいなと。
今回の収録でみんなで会うのは2回目なのにもうこの感じってことは,これから1か月後とかどうなっちゃうんだろうという感じもあります(笑)。これから楽しくいい作品になるような期間になると思いますので,楽しみにしていただけたらなと思います。
矢部さん:
「青山オペレッタ」という作品は始まったばかりで,この先の展開とかも僕らも見えていない状態なので,本当に楽しみですし,みなさんもすごく面白くて。みなさんと絡むのも楽しみだし本当に楽しみづくしな今回のプロジェクトなので,もう自分自身が楽しんでやっていければなと。そうしたらその楽しさがお客様に伝わるのかなと思うので,とりあえず楽しんでやっていきたいなと思っています。
大隅さん:
今日は全員揃って収録できて,楽しかったですね。今までは個別だったり,2人で録ったりしていたので。そういうみんなが揃えるときをしっかりと大事にして,今後もやっていきたいなと思います。ファンのみなさまはこれから情報がドンドン出てくると思うので,しっかりチェックしてほしいですね。楽しみにしていてください。
大平さん:
今日の収録に関しては,朝起きたときに「朝早いなぁ」と思いながらここに来たんですけれども,まさかこんなに朝から大笑いしながらみなさんとこんなに仲良くなれるとは思わなかったぐらい本当に楽しくて。
そう思える現場でこれから続いていくというのはすごく貴重だなって思います。先程も言いましたけど,次々とプレゼントボックスを開けていくようなわくわくとした感覚,楽しみな気持ちで僕たちもいるので,みなさんも期待していてほしいなというのと,僕らと一緒になって楽しんでほしいなって思います。
友常さん:
気持ちはホットに頭はクールに,先輩の胸を借りて1つ1つの作品を魂を込めて,この6人と先輩方のお力を借りながら切磋琢磨していきますので! これからいろいろな情報が解禁していきます,ぜひとも楽しみによろしくお願いします! 2020年,来年は2021年,芸能生活11年目!
一同:(笑)
大平さん:
さっきのところで止めておけばよかったのに!(笑)
利根さん:
1回顔合わせをして今日はラジオを録るぞってなったときに,みなさんの人柄や情報とかも全然ない状態で。台本を見て1回目だから当たり障りなく無難に,しっかり形にするのがいいのかなと思って結構恐る恐るやってきたところがあったんですけれども,まさかまさかのバラエティに富んだ面白いみなさんで(笑)。
楽しいラジオって,やっている側も楽しくないと聴いてる側も楽しくないというのを昔先輩から教わっていたので,そういう意味では初回の放送はきっと聴いてくださる方にもきっと楽しい番組になったんじゃないかなという風に思っております。これからラジオも続いていきますので,長江さんが言っていたように,いろいろぶっこんでいろいろと弾けた楽しい番組にしていきたいなと思っております。
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