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「CEDEC 2019」,水口哲也氏,AI研究者・中島秀之氏の基調講演が決定
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印刷2019/07/09 13:55

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「CEDEC 2019」,水口哲也氏,AI研究者・中島秀之氏の基調講演が決定

画像集 No.001のサムネイル画像 / 「CEDEC 2019」,水口哲也氏,AI研究者・中島秀之氏の基調講演が決定
 コンピューターエンターテインメント協会は本日(2019年7月9日),9月4日から6日にかけてパシフィコ横浜会議センターで開催する,開発者向けカンファレンス「CEDEC 2019」における基調講演の詳細を発表した。

 9月4日は,エンハンス代表取締役の水口哲也氏が登壇し,「ゲームの,そのさらに先へ - 新たな体験の創造に向かって」と題した基調講演が行われる。
 また,9月6日は公立大学法人札幌市立大学理事長・学長で,AI研究者の中島秀之氏が登壇し,「AIの諸問題に対する日本語的アプローチ」と題した基調講演が行われるとのことだ。
 詳細は以下のリリース文,もしくはCEDEC公式サイトを確認してほしい。

「CEDEC」公式サイト


<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>


日本最大のコンピュータエンターテインメント開発者向けカンファレンス
CEDEC 2019 基調講演が決定
エンハンス 代表取締役・水口哲也氏
公立大学法人札幌市立大学理事長・学長の中島秀之氏

テーマ:「Keep on Moving!」
会 期:2019 年 9 月 4 日(水)〜9 月 6 日(金)
会 場:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい)

一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA、会長:早川英樹、所在地:東京都新宿区西新宿)では、2019 年 9 月 4 日(水)から 9 月 6 日(金)までパシフィコ横浜会議センター(神奈川県横浜市)において、CEDEC 2019(セデック:Computer Entertainment Developers Conference)を開催します。CEDEC運営委員会では、このほど、基調講演の講演者および講演テーマを決定しました。

会期初日の 9 月 4 日(水)の基調講演は、エンハンス代表取締役・水口哲也氏が登壇します。タイトルは、「ゲームの、そのさらに先へ - 新たな体験の創造に向かって」。共感覚的な体験の拡張を目指し、創作を続けている水口氏が、ゲームをめぐるテクノロジーが大きく変わろうとする中で、技術進化の大きな波はゲームという体験に何をもたらし、体験をどう変えていくのか、未来の体験の創り手である我々は、どのようなマインドセットでいるべきなのかを、論じていきます。

会期最終日の 9 月 6 日(金)の基調講演は、公立大学法人札幌市立大学理事長・学長の中島秀之氏が、登壇します。「AI の諸問題に対する日本語的アプローチ」と題して、今後 AI に知的作業を任せる上で問題となるであろう“人間との意思疎通”の最大の難関として古くから知られている「フレーム問題」への挑戦の歴史を概観し、今後の展望を探っていきます。

基調講演の受講は、会期中3日間すべてのセッションに参加でき、かつ、会期後の一定期間にインターネット視聴ができる「レギュラーパス」、会期中1日のみ有効な「デイリーパス」のいずれかが必要となります。
また、会期後の一定期間にインターネット視聴できる「タイムシフト」でも、視聴が可能となります。

現在、CEDEC公式サイトで、受講者の受講登録受付を行っています。事前の受講登録受付の締め切りは、8月16日(金)です。7月31日(水)までは、「レギュラーパス」の受講料が5,400円の割り引きとなる早期割引受付期間となります。パスの種類・料金等詳しくは、公式Webサイトをご覧ください。
(URL https://cedec.cesa.or.jp/2019/outline/application

【CEDEC 2019 基調講演】 (講演者 敬称略)

■9 月 4 日(水) 9:45〜11:05
<タイトル>
ゲームの、そのさらに先へ - 新たな体験の創造に向かって

<概 要>
この先、ゲームをめぐるテクノロジーが、大きく変わろうとしています。XR (VR, AR, MR などの総称)やクラウドをはじめとして、これから起こるであろう技術進化の大きな波は、ゲームという体験に何をもたらし、体験をどう変えていくのでしょう?そして、未来の体験の創り手である我々は、どのようなマインドセットでいるべきなのでしょう?時間の許す限り、論じてみたいと思います。

<講 演 者>
水口 哲也 エンハンス 代表取締役

[プロフィール]

1990 年セガ入社。1994 年「セガラリー・チャンピオンシップ」、1999 年「スペースチャンネル 5」、2001 年「Rez」などをプロデュース後、独立。音と光の電飾パズル「ルミネス」(2004)、「Child of Eden」(2010)、Rez の VR+拡張版である「Rez Infinite」(2016)、テトリスの VR+共感覚拡張版「Tetris® Effect」(2018)、音楽を光と振動で全身に拡張する「シナスタジア ・スーツ」(2016)、共感覚体験装置「シナスタジア X1 ? 2.44」(2019)など、共感覚的な体験の拡張を目指し、創作を続けている。

2002 年文化庁メディア芸術祭特別賞、2002 年 Ars Electronica インタラクティブアート部門 Honorary Mention (以上、Rez)、2017 年 The Game Award 最優秀 VR 賞(Rez Infinite)などを受賞。

2006 年米国プロデューサー協会(PGA)より「Digital 50」(世界のデジタル・イノベイター50 人)の 1 人に選出。
シナスタジアラボ主宰、レゾネア代表、エッジ・オブ(EDGEof)共同創業者兼 CCO、Media Ambition Tokyo(MAT)理事、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(Keio Media Design)特任教授などを兼任。

■9月6日(金)9:45〜11:05
<タイトル>
AIの諸問題に対する日本語的アプローチ

<概要>
近年、AIが発展し、実用に耐えるシステムが出てきた。今後AIに知的作業を任せる上で問題となるのが人間との意思疎通であろう。最大の難関は「フレーム問題」として古くから知られているものだ。フレーム問題への挑戦の歴史を概観した上で、今後の展望を探る。特に環境との相互作用、日本語の視座(虫の視点)、記号推論とディープラーニングの融合について語る。

<講演者>
中島 秀之 公立大学法人札幌市立大学 理事長・学長

[プロフィール]
1983年、東京大学情報工学専門課程修了(工学博士)。

同年、電子技術総合研究所(現・独立行系法人産業技術総合研究所:産総研)入所。2001年産総研サイバーアシスト研究センター長。2004年より2016年まで公立はこだて未来大学学長及び理事長歴任。

2016年公立はこだて未来大学名誉学長ならびに東京大学大学院情報理工学系研究科先端人工知能学教育寄付講座特任教授。2018年4月公立大学法人札幌市立大学理事長・学長就任。

※講演タイトル、概要等は変更になる場合がございます。最新情報はCEDEC公式ウェブサイトでご確認ください。

「CEDEC」公式サイト

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