業界動向
NTTドコモがHatch Entertainmentに出資。5G時代に向け,モバイルを活用したゲームストリーミングサービス展開を支援
NTTドコモは,2020年に商用サービス開始をめざす5G(第5世代移動通信方式)を見据え,2月13日に国内で始まるゲームストリーミングサービス「Hatch」の日本国内におけるサービス展開に関する業務提携を行ったそうだ。
Hatchは,スマートフォンやタブレット,テレビに向けたサービス。プレイヤーはHatchアプリをダウンロードすることで,アプリ画面上に表示される100を超えるゲームタイトルを楽しめる。月額使用料は550円(税込)。同サービスにより日本のプレイヤーは,共通ID「dアカウント」を使ってHatchのサイトにログインすることで,世界中のゲームを楽しめるようになるという。
Android 6.0以降のスマートフォンとタブレットに対応するHatchだが,これに加え,NTTドコモ独自のメディアストリーミング端末「ドコモテレビターミナル」にも対応。その場合はスマートフォンをコントローラとして利用し,同端末でゲームを楽しめる。外出先ではモバイル端末で,自宅ではドコモテレビターミナルでといった形で,スタイルに合わせて遊べるわけだ。
なお2月15日から17日にかけて福岡国際センターで開催されるeスポーツイベント・EVO Japan 2019(関連記事)で,Hatchのサービスを体験できる予定となっている。
NTTドコモの報道発表資料「5G時代に向け、モバイルを活用したゲームストリーミングサービス展開を支援」
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