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スクウェア・エニックス・ホールディングス,「平成31年3月期 第3四半期連結決算」を発表。営業利益は前年比65.3%減の約117億円
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印刷2019/02/05 17:05

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スクウェア・エニックス・ホールディングス,「平成31年3月期 第3四半期連結決算」を発表。営業利益は前年比65.3%減の約117億円

 スクウェア・エニックス・ホールディングスは本日(2019年2月5日),平成31年(2019年)3月期 第3四半期の連結決算を発表した。それによれば,2018年4月1日から12月31日までの累計期間で,売上高は1790.7億円(前年比4.8%減)で,営業利益は117.2億円(同65.3%減),経常利益は159.7億円(同54.1%減)となった。

 デジタルエンタテインメント事業の第3四半期連結累計期間の売上高は1304.82億円(前年同期比9.1%減)で,営業利益は148.03億円(同59.3%減)だった。これについてスクウェア・エニックス・ホールディングスは,コンシューマ機向けタイトルとして「シャドウ オブ ザ トゥームレイダー」「ジャストコーズ 4」,そして「OCTOPATH TRAVELER」のリリースしたことによって前年同期比で増収になったものの,新規タイトルの開発費償却や広告宣伝費が増加したため,前年同期比で減益となったとしている。

 スマホやブラウザ向けのタイトルについては,前期にサービスを開始したタイトルの多くが当初の想定を下回り,既存タイトルの売上に上乗せできなかった。また,ライセンス収入の減少や広告宣伝費の増加も,減収減益の原因として挙げられている。2018年12月にサービスを開始した「ロマンシング サガ リ・ユニバース」の出足は好調だが,今回の売上高には含まれておらず,第4四半期に計上されるとのこと。

 アミューズメント事業は増収だったものの,店舗の機器入れ替えに伴う償却費の増加や,アミューズメント機器の収益性低下などで減益に,またライツ・プロパティ等事業も,新規キャラクターグッズなどの投入があった前年の反動で減収減益となった。
 出版事業では,紙媒体での販売は前年同期と同水準だったが,電子書籍の販売が増加したことで増収増益を記録している。マンガアプリ,「マンガUP!」も好調とのことだ。
 詳しくは,スクウェア・エニックス・ホールディングスのIRページを参照してほしい。

平成31年度第3四半期決算短信(pdfファイルが開きます)

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