最新のMSI製ゲーマー向けPCが体験できるeスポーツエリアが，カスタマカフェ歌舞伎町店に登場

　ゲーマー向けPCやデバイスを開発するMicro-Star International（以下，MSI）と，インターネットカフェを運営するカスタマカフェグループがコラボした「eスポーツエリア」が，東京都新宿区のカスタマカフェ歌舞伎町店に開設された（関連記事）。2018年9月7日のオープンに先駆けてメディア向け内覧会が実施されたので，店内の様子をお届けしよう。

カスタマカフェ歌舞伎町店「eスポーツエリア」

最大11人がプレイ可能なeスポーツエリア

　カスタマカフェ歌舞伎町店の待合スペース横に設けられたeスポーツエリアには，正面向かって左に5台，右に6台のPCが背中合わせに設置されている。PC本体やキーボードなどの周辺機器は，MSIのハイスペックな製品が用意されているので，「リーグ・オブ・レジェンド」や「Fortnite」「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」といった人気タイトルが，設定を最高にしてもストレスなくプレイ可能になっている。

機器構成はPCとディスプレイ，キーボード，マウス，ヘッドホン。240Hzに対応させるため，下段のメインディスプレイはASUS製となっている。上段のサブ用はMSIの湾曲ディスプレイ

PCはMSI独自の水冷システムを使い，ドラゴンの部分が白く光る特別仕様。また，デュアルチャンバー構造になっており，GPUの熱がCPUに伝わらないようになっている

マウスやキーボードなどもMSI製。専用のアームレストは金属製で重量があるので，プレイ中にずれにくい。独立型なので，手の位置に合わせて調整も可能だ

本体や周辺機器の発光色は，インストールされているソフトで変更可能。チームごとに色を変えるなど，活用方法はいろいろありそうだ

　eスポーツエリアに扉はなく，PC間にも仕切りなどはないが，左右のスペースには余裕があるので，知らない人と隣り合っても気にすることなくプレイに集中できる。
　9月30日まではリニューアルオープンとして，初回の1時間が100円（通常利用料金は1時間250円）になるサービスも行われているので，この機会に最新のゲーマー向けPCの性能を体験してみるのもよさそうだ。

コラボの仕掛け人にミニインタビュー

　最後に，この企画を立ち上げた田中正義氏に話を聞いたので，MSIとコラボを行うことになったきっかけや，今後の展開などを簡単に紹介しよう。


――今回のコラボ企画を立ち上げたきっかけを教えてください。

経営戦略室部長の田中正義氏

田中正義氏：
　弊社はネットカフェを運営していることもあって，ゲームをプレイしている人を数多く見てきました。そんな中，日本のeスポーツ市場にスポットを当てられないかなと考え，“ゲーマー向けPCのメーカーとコラボ”を行ってみたいなと思ったのが企画のスタートです。
　ただ，ほかのネットカフェでも同様の企画やコラボをしているところもあり，差別化が必要でした。そこで，ゲーマー向けノートPCで「世界トップ」であるMSIにお話をさせてもらいました。ほぼゼロからのスタートで，苦労する点も多かったのですが，MSIの協力もあって無事にオープンの運びとなりました。


――eスポーツエリアの目的や，今後の展開について教えてください。

田中正義氏：
　当店にある通常の部屋でも十分にゲームのプレイが楽しめますが，ここにあるMSIのハイエンドPCを実際に触れて，そのすごさを体験してほしいですね。自宅でプレイしている人も，友達同士がリアルで集まって遊ぶいい機会だと思いますので，ぜひ活用ください。また，ゲーム大会の出場を予定されている人達の練習の場としても使ってほしいですね。

　まだ声をかけている段階なんですがですが，学校法人と協力したイベントの開催なども予定していますので，興味のある人は公式サイトでチェックしてください。さらに，これもまだ予定なんですが，代々木の姉妹店もリニューアルを行い，100席規模のeスポーツエリアを用意できればと思っています。こちらも，動きが決まり次第，お伝えしていきますので，よろしくお願いします。

カスタマカフェ歌舞伎町店「eスポーツエリア」