業界動向
東京ゲームショウ2018で実施となる「インディーゲームコーナー」や「SOWN」など,国際企画4つの概要が発表
企画は,世界のインディーズゲーム開発者が手がけるオリジナルタイトルを紹介する「インディーゲームコーナー」,ゲームアイデア発掘イベント「センス・オブ・ワンダーナイト2018」,業界の新星を紹介する「ニュースターズコーナー」,ゲーム関係者との交流会「International Party + Indie Night」。いずれも複数回の実績を持つイベントだ。
今回は各イベントの具体的な日時や場所,出展社(者)や参加国・地域などの情報が開されているので,以下に掲載しておこう。
東京ゲームショウ2018公式サイト
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東京ゲームショウ2018 4つの国際企画を発表
「インディーゲームコーナー」
「センス・オブ・ワンダーナイト2018」
「3つのニュースターズコーナー」
「International Party + Indie Night」
東京ゲームショウ2018(主催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会[略称:CESA、会長:早川 英樹]、共催:日経BP社[社長:新実 傑]、会期:9月20日〜23日、会場:幕張メッセ/以下、TGS2018)では、今年も様々な国際企画を実施します。このほど、4つの企画概要が決定しましたのでお知らせします。
■インディーゲームコーナー タイプA [6回目]
プロ/アマ、法人/個人、国籍を問わず、世界のインディペンデントゲーム開発者のオリジナルタイトルを紹介するインディーゲームコーナー タイプAに、世界から295件の応募がありました。選考の結果、世界22カ国・地域から86のインディペンデントゲーム開発者を採択しました。インディーならではのオリジナルで新
しい感覚にあふれたタイトルを紹介します。
■センス・オブ・ワンダーナイト2018(SOWN 2018) [11回目]
“見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もが「ハッ」と、自分の世界が何か変わるような感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすゲームのアイデアを発掘するイベント。11回目となる今回は、インディーゲームコーナー タイプA出展者の86作品の中から選ばれた、4カ国・地域、8組のファイナリストがプレゼンテーションします。
■ニュースターズコーナー [アジアは7回目、ラテン・東欧は3回目]
ゲーム産業の新興地域で活躍する有望なゲームベンチャーや開発会社など業界新星(ニュースター)企業を紹介するコーナーです。今回はチェコパビリオンが初出展し、合計で13カ国・地域から62社が出展します。
■International Party + Indie Night [International Partyは12回目]
海外出展社を中心に例年実施しているInternational Partyは、インディーコーナー出展者やSOWNプレゼンターも参加できる企画として好評です。カジュアルな雰囲気の中で、海外から参加しているゲーム関係者との交流に貢献します。今年は会場を9ホール特設エリアに移し、盛大に開催します。
このほかにも、コスプレ企画「Cosplay Collection Night @TGS」、海外向け企画「Tokyo Otaku Mode Live Stream Hut」、「DOUYU TV」による中国向け動画配信など、様々な国際企画を予定しています。
今年も国際的な展示会として、東京ゲームショウに対する注目がますます高まっています。東京ゲームショウの国際企画に、どうぞご期待ください。
■「インディーゲームコーナー タイプA」開催概要 / 4日間開催
ゲームの流通形態が変化するなかで、世界的なムーブメントを巻き起こしているインディーゲーム。6回目の開催となる今年の「インディーゲームコーナー タイプA」(出展無料枠)は、昨年の64ブースから86ブースに規模を拡大。選考の結果、22カ国・地域のインディー開発者が採択されました。一般企業による本コーナーへの出展と合わせると、過去最大規模の計154の個人/団体が出展します。プロ/アマ、法人/個人を問わず、世界のインディペンデントゲーム開発者がオリジナルタイトルを出展します。
場所:9ホール
協力:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
スペシャルスポンサー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
スポンサー:任天堂
出展社・者名 (今回選考により採択されたタイプ A 出展者のみ掲載) 国・地域 7Holy スウェーデン ADVangelist 日本 Alex Rose 英国 Ars Edutainment 日本 Baroque Decay 香港 BATTLEBREW PRODUCTIONS シンガポール Cardboard Sword 英国 超水道 日本 Chryse 香港 Dead Mage 米国 DESK WORKS 日本 Digital Dominion 米国 Dotoyou Games 中国 DPIQ Games 日本 えっ 日本 Electronic Motion Games フランス emergeWorlds オーストラリア EnjoyPlay 日本 Feelin Games 日本 Fiery Squirrel 日本 fla Game Studio 台湾 Gamestry Lab 香港 Gamtropy Studio 台湾 銀 日本 GoToSeven(ゴー・トゥ・セブン) 日本 Gregory Kogos ドイツ hako 生活 日本 Home Bear Studio 香港 自転車創業 日本 Joel Hamon ブラジル Juggler Games ポーランド KAZEGAMES マカオ Kraken ルーマニア KSYM 日本 LABSWorks 日本 Longbow Games カナダ Mad Gear Games スペイン 冨山 勝 日本 Matthew Keff 米国 METRONOMIK マレーシア Miniature Game Studio イラン MonsterScope Studios オーストラリア Morphon 日本 無責任商会 日本 Niebla Games チリ 錦の北条 / Hojo Games 日本 noname studio 日本 Octosoft 米国 ozumikan 日本 Palladium Soft 日本 プチデポット 日本 PhantomIsland 日本 PIXELO SOFT 韓国 PLAYMIND カナダ Pon Pon Games 日本 Production Exabilities 日本 Project ICKX 日本 Protoculture Games 日本 Rabbit Soft Worker's 日本 Re:Arium 日本 Richie's Plank Experience オーストラリア 札幌ゲーム製作者コミュニティ Kawaz 学生部 日本 Secret Exit 日本 SEMISOFT 香港 神奈川電子技術研究所 日本 SHINYUDEN 日本 SIGONO 台湾 SleepingMuseum 日本 Spree Entertainment オーストラリア Squeaky Wheel Studio フィリピン Studio Stobie 日本 Sunhead Games 台湾 宮澤 卓宏 日本 TeamOrigami 日本 Teknopilot ノルウェー The Voxel Agents オーストラリア Toii 米国 TPM.CO SOFT WORKS 日本 トローゼ 日本 つぐりや 日本 ukn 日本 超 OK 日本 Wataru Nakano 日本 ワイルドマン 日本 YASUDA GAMES 日本 ヨザウィザ制作チーム 日本
■「センス・オブ・ワンダーナイト2018」開催概要 / 9月21日(金)開催
「センス・オブ・ワンダーナイト(SOWN)」は、個人やチームで独自にゲーム開発に取り組む開発者にスポットライトを当てるイベントです。 彼らが創る、“見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もが 「ハッ」と、自分の世界が何か変わるような 感覚”=「センス・オブ・ワンダー」を引き起こすゲームのアイデアを発掘し、東京ゲームショウにてプレゼンテーションの機会を提供します。
ビジネスデイに参加されている方(ビジネスデイ来場者バッジを着用の方)なら、どなたでもプレゼンテーションを観覧することができます。新たな可能性を模索するゲーム開発者と、プレゼンテーションを見た業界関係者が本企画を通じて接点を持ち、新たなゲーム・ムーブメントを起こしていくことがSOWNの狙いです。
日時:9月21日(金) 17:30〜19:30(予定)
場所:11ホール e-Sports X RED STAGE
※同会場に入場するには、ビジネスデイ来場者バッジ、プレスパスなどが必要です。
※プレスパス発行には事前登録が必要です。公式ウェブサイト[報道関係の方へ]をご覧ください。
協力:国際ゲーム開発者協会日本(IGDA日本)
スペシャルスポンサー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
スポンサー:任天堂
公式サイト:
http://tgs.cesa.or.jp/sown/
◆SOWN2018プレゼンテーション作品一覧
作品名 出展社・者名 国/地域 RPGタイム!〜ライトの伝説〜 DESK WORKS 日本 Block King 銀 日本 RotoRing Gregory Kogos ドイツ The Inner Friend PLAYMIND カナダ Richie's Plank Experience Richie's Plank Experience オーストラリア Zen Bound 2 Secret Exit 日本 カミオリ TeamOrigami 日本 The Gardens Between The Voxel Agents オーストラリア
■ニュースターズコーナー開催概要 / 4日間開催
今年で7年目を迎える「アジアニュースターズコーナー」は、アジア圏の有望なゲームベンチャーや開発会社などゲーム業界の新星企業を、日本のゲーム業界に紹介するコーナーです。さらに、「東欧ニュースターズコーナー」では「チェコパビリオン」が初出展、東欧を代表するゲーム開発者イベント「Reboot - ADRIA GAMES INITIATIVE」がクロアチア、セルビアの優秀なゲーム開発会社を伴って初出展します。また、「ラテンニュースターズコーナー」ではチリが出展。計13カ国・地域のニュースター企業62社が出展します。
<インドネシア>
インドネシアでゲーム産業を管轄するBEKRAF(インドネシア・クリエーティブ経済産業局)と、ゲーム産業団体・AGI(Asosiasi Games Indonesia)が中心となってパビリオン出展します。AGATE、Melon Gamingといった代表的なゲーム開発会社だけではなく、Studio NamaapaやWisageni Studioなど新興のゲーム開発会社も出展し、あらゆる開発ニーズに対応したビジネスをサポートします。また、Megaxus Infotchといった現地パブリッシャーが、インドネシア市場へのアプローチをお手伝いします。今回は8社が出展します。
<マレーシア>
マレーシア貿易開発公社(MATRADE)が中心となり、3回目となる同国パビリオン出展には、3Dゲームのアウトソーシング会社として、アジアトップレベルの技術力があるLemon Sky Animation、Passion Republicといったマレーシアを代表する会社だけではなく、政府系機関・マルチメディア開発公社(MDeC)や、アニメーション制作、モバイルゲーム開発を得意とする12社が出展します。
<ポーランド>
ポーランド大使館と中央・東ヨーロッパ最大のゲーム開発者会議Game Industry Conferenceが、急成長を続け勢いのあるポーランドから日本への進出を目指す17社・団体を伴ってスペースを拡大して参加します。
<チェコ>
チェコ大使館「Czech Invest」を中心に、元々開発力のある企業が多いチェコからPCゲーム、モバイルだけではなくコンソールなど様々なゲーム開発会社6社が出展します。
<チリ>
チリ大使館商務部が中心になり、ラテンアメリカ独特の文化を背景に独自のゲーム開発を手掛ける新進気鋭の6社が出展します。
その他、韓国、中国、マカオ、シンガポールなどアジアや、フィンランド、ラトビアといった欧州諸国から出展もあります。モバイルゲーム、デジタルコンテンツ開発、アニメーション、そしてコンサルティングを得意とする企業の出展を予定しています。
■International Party + Indie Night / 9月21日(金)開催
TGS2018では国際企画の充実に合わせて、例年好評をいただいているインターナショナルパーティーを今年も開催します。海外出展社、国内出展社に加え、インディーゲームコーナー出展者と、センス・オブ・ワンダーナイト2018プレゼンターも参加し、「International Party + Indie Night」として開催。 ビュッフェ形式でフリーフードとフリードリンクを提供するなか、カジュアルなムードのなかで自由に交流を楽しんでいただけます。 SOWNの関係者はイベント終了後の19:30以降に参加します。ビュッフェのサーブは開始時間の17:30と、SOWN参加者合流後の19:30の2回に分けて行います。ぜひパーティーの前にSOWNにもご参加ください。また、ビジネスデイ・ゴールドパスを購入された方も、その特典の一つとしてパーティーに参加できます。
日時:9月21日(金) 17:30〜20:30 終了予定
場所:9ホール 2F エスプラナード内特設エリア
※同会場に入場するには、出展社バッジ、プレスパス、ビジネスデイ・ゴールドパスなどが必要です。
※プレスパス発行には事前登録が必要です。公式ウェブサイト[報道関係の方へ]をご覧ください。
スペシャルスポンサー:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
スポンサー:任天堂、スペイン大使館経済商務部
参加対象:海外出展社、国内出展社、インディーゲームコーナー出展者、センス・オブ・ワンダーナイト2018プレゼンター、プレス、ゴールドパス購入者など
参加費:無料
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