業界動向
大盛況となったEVO Japan 2018,7119名の選手がエントリーし,総来場者は1万3957名,配信視聴者は約1085万に。実行委員会がデータを公開
それによれば,メイン競技タイトルのエントリー数は7119名で,これは,2017年5月に開催されたオープントーナメント・賽[sài]の10倍以上にのぼる。うち,38%が海外からのエントリーだったという。
会場の総来場者数は,初日と2日目の舞台となった池袋会場が1万2857名,最終日の会場である秋葉原会場が1100名で,計1万3957名となっている。
また映像配信などについては,AbemaTVの大会期間中の累計視聴数は約239万,OPENREC.tvの大会期間中の累計配信視聴数は約294万,Twitchの累計配信視聴者数は約362万をそれぞれ記録し,中国などそのほかの配信を合わせると,大会期間中だけでおよそ1085万もの視聴者が観戦を楽しんだとのことだ。
既報のとおり,Director of Global Business Development for Evolution Championship SeriesのマークマンことMark Julio氏は閉会式で「see you next year.」と発言していた。“次”があることを大いに期待したいところだ。
なおイベントの雰囲気や流れについては,4Gamerに掲載したTwitter実況まとめ(初日,2日目,最終日)をそれぞれチェックすると分かりやすいだろう。そのほか,ブースレポートやトークショウレポート,インタビューなどもすべて読みたいという人は,下の黄色いボタンのリンク先からどうぞ。
4GamerのEVO Japan 2018記事一覧
3日にわたり熱戦が繰り広げられた「EVO Japan 2018」、
大盛況で閉幕
2018年1月26日(金)から28日(日)にかけて「EVO Japan 2018」(主催:EVO Japan実行委員会有限責任事業組合)が開催され、世界中から集まったのべ7,000人を超える選手たちにより、予選、決勝合わせて3日間の熱い戦いが繰り広げられました。
米国で開催されている世界最大級の格闘ゲーム大会「Evolution Championship Series(EVO)」の、米国以外での初開催となる「EVO Japan 2018」は、2017年5月に先駆けて開催したオープントーナメント「賽[sai]」の10倍以上となる7,000名超のエントリー数となりました。中でも海外からのエントリーはその38%にものぼり、非常に高いインバウンド効果が見られただけでなく、「世界最大級の格闘ゲームの祭典」を日本において体現することができました。
シード選手などが存在せず,誰であってもエントリーでき,すべてのプレイヤーが平等な条件で,予選から決勝までのすべてが同じ日程で行われるという,世界的に見ても特殊な運営ルールを採用しているEVO。世界規模のeスポーツイベントであるそのEVOが,格闘ゲーム発祥の地である日本で開催されたことの意味はとても大きく、日本でも昨今盛り上がりを見せるeスポーツというジャンルにおいて、新しい形を提示できたものと考えております。
全7種目が行われたメインタイトルでは、世界中からトップレベルのプレイヤーが参加し、予選が始まると会場の至るところで激戦が繰り広げられるとともに、本家ラスベガスのEVOと同様に、対戦を真剣な表情で観戦する人の姿も多く見られました。選手としても観客としても楽しめることがEVOの特徴であり、会場一体となって大きな歓声があがるなど、その熱気で大きく盛り上がりました。
また、コミュニティ主導によるサイドイベントも多数実施され、国を越えたプレイヤー、ユーザー同士の交流があちらこちらで行われるなど、コミュニティが持つ情熱も本大会を大いに盛り上げ、格闘ゲームの熱狂と興奮に包まれた「EVO Japan 2018」は大成功に終わりました。会場にお越し頂くことができなかったゲームファンも、Web配信等を通して本大会で繰り広げられた熱い戦いを楽しんで頂き、AbemaTVの大会期間中の累計視聴数は239万、OPENREC.tvの大会期間中の累計配信視聴数は294万、そしてTwitchの累計配信視聴者数は362万をそれぞれ記録し、中国などそのほかの配信を合わせると、大会期間中だけで1,085万もの視聴者に観られました。
EVO Japan 2018開催実績
各種目トーナメント実績
総来場者数
地域別選手エントリー数(延べ)
インターネットでの累積視聴者数※
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