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[AnimeJapan]3日間の総来場者数は13万5323人。盛況に終わった「AnimeJapan 2016」の人気ブースをレポート
PSVRでアニメの世界を仮想体験
ソニーブースで出展されていたのは,先日価格が発表されたばかりのPlayStation VR。話題のマシンで遊べるとあって,プレイ待ちの参加者で長蛇の列ができていた。プレイできたのは「サイバーダンガンロンパVR 学級裁判」や「体感合体『アクエリオンEVOL』」など,アニメファンのニーズに応えたタイトルがメイン。なかでもアニメ本編の中にいるような体験ができる「アクエリオンEVOL」の人気が高く,プレイを終えた参加者の満足そうな表情が印象的だった。
リアルな加藤 恵に出会えるブース
もうひとつは,暗室のようなブース内に入って体験するもので,プロジェクターを使って画面から加藤 恵が飛び出す立体的な映像と,表情が豊かに変化するプロジェクションマッピングを駆使した映像を楽しむことができた。開発チームが楽しみながら作りこんだというキャラクターの表情と存在感は,彼女が目の前にいると錯覚するほど。今後,家庭用への転用も計画されているとのことなので,実現が待ち遠しい作品だ。
「FGO」ブースでは痛車がお出迎え
そのほか,バンダイナムコエンターテインメントのブースでは,サンライズとバンダイナムコピクチャーズ,そしてランティスの4社が合同で「映像音楽グループブース」を出展。全長21mのLEDスクリーンに「ラブライブ!」や「ガンダム」シリーズ,新作TVアニメなどの最新映像を映しだしていた。セガゲームスやCygamesといったほかのゲームメーカーも,今後放送される新作アニメの情報やムービーを流していたが,そのなかでもTYPE-MOONの「Fate/Grand Order」ブースはとくに参加者が集中し,人気の高さをうかがわせていた。
伝統工芸とアニメ作品のコラボ
また,今回の「AnimeJapan」では,人気アニメ作品と日本の伝統工芸コラボが実施され,会場内には「おそ松さん×京友禅ハンカチ」や「ラブライブ!ねぶた」,「アイドルマスター シンデレラガールズ×岐阜和傘」などが展示されていた。なかには購入できる限定グッズもあり,人気は「おそ松さん」に集中。展示物の前で撮影していく女性で列ができるほどの盛況ぶりをみせていた。
「NARUTO疾風伝×伊賀焼き」 |
「おそ松さん×京友禅ハンカチ」 |
「ラブライブ!ねぶた」 |
「AnimeJapan 2016」の総来場者数は13万5323人
「AnimeJapan 2016」の総来場者数13万5323人となり,これは昨年より11%(1万3783人)の増加となっている。2014年が11万1252人,2015年が12万1540人とすると,着実にイベントが成長しているのが分かる。また,468社のメディアから取材があり,そのうち59社が海外からものだという。日本のアニメに対する海外の関心の高さがうかがえる結果ではないだろうか。
盛況のうちに幕を閉じた「AnimeJapan 2016」。まだ3回目と歴史の浅いイベントだが,来場者数でみると一大イベントに成長したといえそうだ。最後に各ブースで見つけたコスプレのお嬢さん方を紹介。楽しんでいただけると幸いである。
「AnimeJapan 2016」公式サイト
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