業界動向
ハムスターが日本物産ゲームタイトルなどに関する権利譲渡の契約を締結。「クレイジー・クライマー」などアーケードの名作を含む400タイトル以上が対象
これまでもハムスターは,PlayStation StoreやWiiバーチャルコンソール,Google Playなどでニチブツの作品を配信してきた。今回ハムスターが権利を取得したゲームタイトルは400タイトル以上。中には「クレイジー・クライマー」「ムーンクレスタ」「テラクレスタ」「マグマックス」など,かつてアーケードを賑わしたタイトルも含まれている。
1970年に大阪・大阪市で設立されたニチブツは,当初はアーケードゲームを,後にはコンシューマハード向けのゲームを,それぞれ数多く手がけたゲームメーカー。近年ではレトロゲーム復刻・配信サービスであるプロジェクトEGGに参入するなどの動きが見られたが,公式サイトの更新を含め,企業としての活動が長期にわたって不明瞭な状態となっていた。
今後ハムスターは,ニチブツの残した名作ゲームを,より積極的にハムスターで制作,配信し,広く世界中の人々に知ってもらうための活動を進めていくとのこと。ハムスター自身で事業化できない分野に関しては,積極的にライセンシーを募集するとのことだ。
ハムスター公式サイト
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