プレイレポート
[TGS 2019]中国文化が色濃く反映された武侠モノのスマホゲーム,「剣侠3:指尖江湖」が西山居(SEASUN)ブースでプレイアブル出展中
本作は,中国の唐の時代を背景に,戦いに生きるキャラクター達のドラマが描かれる「剣侠」シリーズの最新作だ。今から20年以上前に登場した「剣侠情縁」というシングルRPGを皮切りに,2D MMORPGの「剣侠情縁Online」と「剣侠情縁Online 2」,さらに3D MMORPGの「剣侠情縁Online 参」と,そのHDリメイク「剣侠情縁Online 参 HD Remake」(剣侠3)へと続く,中国のロングヒットシリーズだ。
その「剣侠3」のスマホ版が,「剣侠3:指尖江湖」というわけだ。
試遊内容は,軽功を駆使する操作キャラでアスレチックの頂上を目指すものと,1vs.1の対人戦(PvP)に挑むものの2種類となっている。前者は制限時間内に頂上へとたどり着ければグッズがプレゼントされるが,これが簡単に見えて結構難しい。キャラは軽功によって空高く跳べるものの,空中で軌道を細かく調整できない。プレイヤー自身が軽功の扱い(操作)に慣れる必要があるからだ。
前者に比べれれば,後者はコツをつかみやすい。こちらは操作精度が強さに依存するというより,使用回数に制限のある(回数は時間経過で回復)「回避」と,各種スキルを使って相手のHPを削っていく駆け引きが重要になっている。
どういうスキルを使えるのかはキャラによってさまざまだが,基本オートロックオンなので,繰り出すタイミングを見極められれば,割とうまく戦える。
ちなみにゲームは中国語のままだが,試遊中はブーススタッフのお姉さんが丁寧に対応してくれたので,プレイに問題はない。「剣侠」シリーズといえば豊富なキャラクターも特徴だが,現在スマホ版には約30体が用意されており,今後70体くらいまで増やしていく予定とのことだった。
気になる日本語版の配信時期についても聞いてみたが,今回の出展バージョンは,「ついに日本進出!」をアピールしたいのではなく,どちらかといえば日本のゲーマーの反応を一度確かめてみたいというのが主な目的とのこと。CBTよりも小規模なテスト感覚で,今回のプレイアブル出展を決めたのかもしれない。
西山居(SEASUN)ブースでは,「剣侠3:指尖江湖」に登場するキャラのコスプレイヤーによる撮影会や,ダンスの披露も行われている。中国の歴史や伝統を反映し,ロングヒットとなっている「剣侠」シリーズ最新作「剣侠3:指尖江湖」の試遊を通じて,中国文化に触れてみてはいかがだろうか。
「東京ゲームショウ2019」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2019」特設ページ
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剣侠情縁Online 参
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