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価格対スペック比に優れたゲーマー向けディスプレイやMini LED採用大型テレビなどXiaomiが新製品を一挙に国内発売
ゲーマー向けディスプレイでは,27インチサイズの「Xiaomi ゲーミングモニター G27Qi」(以下,G27Qi)と,23.8インチサイズの「Xiaomi ゲーミングモニター G24i」(G24i)をラインナップする。税込の直販価格が,順に2万5980円,1万5980円となっており,いずれも手に取りやすい価格なのが特徴だ。なお,発売記念キャンペーンとして,9月10日までG24iを1000円引きの1万4980円で販売するという。
G27Qiは,2023年12月に国内発売した「Xiaomi ゲーミングモニター G27i」(以下,G27i)の上位モデルという位置付けの製品だ。G27iは,画面解像度が1920×1080ドット,最大リフレッシュレートが165HzのIPS型液晶パネルを採用しているのに対して,G27Qiは2560×1440ドット,180Hzであるのが大きな違いとなっている。
パネルの中間調応答速度は1msで,ディスプレイ同期技術として,AMDの「FreeSync」に対応するのもポイントだ。
G24iは,解像度1920×1080ドット,垂直最大リフレッシュレート180HzのIPS型液晶パネルを採用した製品となる。G27Qiと共通するスペックが多く,パネルの中間調応答速度は1msで,FreeSyncに対応する。
ゲーム用途にも活用できそうなテレビでは,「Xiaomi TV S Mini LED 2025」シリーズに注目したい。本製品は,地上デジタル放送チューナーなどを内蔵しないチューナーレステレビだ。Googleのテレビ用OSである「Android TV」を採用しているので,動画配信サービスなどを利用する形だ。
Xiaomi TV S Mini LED 2025シリーズは,解像度3840×2160ドット(以下,4K),垂直最大リフレッシュレート144Hzの量子ドット液晶パネルを採用するのが見どころになっている。加えて,液晶パネルのバックライトには,Mini LEDを採用しており,最大で分割数512のエリア駆動(ローカルディミング)に対応するのもポイントだ。
55インチと65インチ,75インチという3種類の画面サイズを用意しており,税込価格は順に8万4800円,10万9800円,14万9800円となっている。
映像入力インタフェースとして,3基のHDMI 2.1ポートを搭載しており,PlayStation 5やXbox Series X|Sと接続した場合でも,4K/最大120fpsの映像表示が可能だ。さらにAMD独自のディスプレイ同期技術「FreeSync Premium」にも対応する。
ゲーマーとしては,机にも起きやすい40インチ台の製品もラインナップしてほしいところだが,大画面でゲームをプレイしたいという人には魅力的な製品と言えるだろう。
ゲーマー向け製品では,エントリー市場向けのワイヤードマウス「Xiaomi ゲーミングマウス Lite」も登場した。公称本体重量が約72gと軽いのがポイントだ。
税込価格は2780円となっている。
搭載センサーはPixArt Imaging製で,具体的な型番は明記されていないが,トラッキング解像度が最大6200 DPI,トラッキング速度が220 IPSというスペックを踏まえると,「PMW 3327」を採用する可能性が高そうだ。
メインボタンのスイッチは,TTC製で,8000万回の打鍵に耐える耐久性を備えているとのこと。
このほかにもゲーマー向け製品のカテゴリーでは,サウンドバーの「Xiaomi デスクトップスピーカー」と,ディスプレイに取り付けて使うLEDライト「Mi モニター掛け式ライト」も発売となった。
税込価格は順に5980円,5480円となっている。
Xiaomi デスクトップスピーカーは,Bluetooth接続に加えて,USB接続とアナログ接続に対応したスピーカーだ。本体の左右端にそれぞれスピーカードライバーを内蔵しており,机やテーブルの上での使用に特化して,ドライバーの角度を調整したという。また,ゲームや映画視聴に向けた5種類の動作モードを備えているのもポイントだ。
Mi モニター掛け式ライトは,ディスプレイ上部に取り付けて使うライトで,付属の丸型リモコンを使ってライトのオン/オフや光の輝度,色温度の調整が可能だ。
Xiaomi公式Webサイト
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