ヤマハがゲーム実況・ライブ配信でもおなじみのOBSとスポンサー契約を締結。さらなる製品・サービスの開発を目指す

　ヤマハは2024年6月25日，同社のクリエイター＆コンシューマーオーディオ事業において，ライブ配信向けソフトウェアを提供するOBS（Open Broadcaster Software）とのスポンサー契約を締結したと発表した。


　OBSはオープンソースかつ，無料で提供されているストリーミング配信・録画ソフトウェア「OBS Studio」を開発保守している。同ソフトウェアはゲーム実況やライブ配信などで幅広く使用されているものだ。
　
　ヤマハは，世界中のクリエイターのライブ配信活動を支えているOBSを支援することで，音楽や演奏パフォーマンスはもちろん，トークやゲームなど幅広いコンテンツを創作・配信するコンテンツクリエイターの活動を裏側で支えるという。
　
　今後は，OBSとの技術交流を含むコラボレーションによって，さらなるユーザー体験向上を目指した製品・サービスの開発を目指すとしている。
　
　今回コラボレーションの一環として，ヤマハのライブストリーミングマイクロフォン「AG01」，およびライブストリーミングミキサー「AG03MK2」と「AG06MK2」における「OBS Studio」機器認証を取得したことも明かされた。


　また，6月29日と30日にオランダで開催される「TwitchCon Europe in Rotterdam」のヤマハブースでは，OBSとの共同展示も予定している。

ヤマハ公式サイト「クリエイターを支える製品・サービスの拡充に向けOBSとのスポンサー契約を締結」