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家庭用AC筐体「Nova Blast Candy Cab」の予約受付をUSA UNICOが開始。JAMMAもHDMIも接続可能
本体であるバートップ筐体は,セガの「ブラストシティ」に似たモデルと,SNKの「NEWキャンディ25」に似たモデルの2種類があり,価格はいずれも999ドル。筐体自体はJAMMA規格に基づくアーケード基板の接続に対応しており,電源ボード(5V/12V)やスピーカーおよびアンプなどを内蔵している。コンパネの他,USB接続型コントローラを用いることも可能だ。寸法はおおよそ660(W)×640(D)×880(H)mm,重量は約30kg。
ディスプレイ自体は26インチで,アスペクト比は4:3,解像度は1440×1080となっており,取り付けの縦横を変更可能。入力はVGA / HDMI / CGA / EGAに対応しているため,現行の家庭用ゲーム機や1980年代のIBM PCなどでも使用できる。コンパネのレバーやボタンは三和電子のパーツを採用しているが,セイミツ工業などのパーツにも対応している。
バートップ型筐体の下に置いて,アーケード筐体風にするベースは299ドル。単なるライザーではなく,25セント硬貨対応のコイン投入口や集金BOXなどが標準で搭載されている。高さは底面のフットサポート込みで約680mm。さらに専用の椅子も存在し,2脚セットで249ドルだ。
USA UNICOは,2020年に「SNK MVSX HOME ARCADE」をリリースした香港・Gstone Groupの北米向けディストリビューターだ。残念ながら,冒頭にも記しているように日本からの直接購入は不可能となっている(販売サイトに価格を日本円で表示する機能はあるのだが)。MVSXは玩拓による国内販売が行われ,先述のディスプレイはモジュール単体がHongkong Umediaの販売でAmazon.co.jpにて購入できたりもするので,日本向けの販路が拡張されることに期待したい。
NEO・GEOの50タイトルを収録した「SNK NEOGEO MVSX」が北米向けに発表。台座込みで“駄菓子屋ネオジオ”とほぼ同じ全高
香港・Gstone Groupは本日(2020年8月12日),「SNK NEOGEO MVSX」を2020年11月に北米で発売すると発表した。本品は,SNKがNEO・GEOでリリースした50タイトルを収録したゲーム機だ。ゲームはAES版とMVS版が両方とも収録される。価格は本体のみが449.99ドル,台座とのセットが499.99ドル。
USA UNICO公式サイトの「Nova Blast Candy Cab」販売ページ
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