ボイスチャットシステム「Vivox」対応を謳うSwitch向けゲームパッドをPDPが発表。北米市場では5月販売開始

　北米の周辺機器メーカーPDPの公式ブログにて，Nintendo Switch向けの新作ゲームパッド「Faceoff Deluxe+ Audio Wired Controller for Nintendo Switch」（以下，Deluxe+）が発表された。北米市場での発売開始は5月で，公式ストアでの直販価格は24.99ドルとなっている。


　「Nintendo Switch Proコントローラー」を踏襲したデザインのDeluxe+だが，その最大の特徴は，任天堂の公式サポートが明らかとなったボイスチャットシステム「Vivox」に対応する点だろう。「フォートナイト」をはじめとしたVivox対応タイトルであれば，3.5mmのミニピン端子にヘッドセットを接続するだけで，ボイスチャットが使用可能になる。
　Nintendo Switchで遊ぶコアゲーマーの多くが，これまでスマートフォンのサードパーティアプリを利用してコミュニケーションをとっていたことを考えると，大変な進歩といえるだろう。


　そのほかの機能としては，シリーズ名の「Faceoff」からも分かるとおり，フェイスプレートを変更する機能が搭載される。フェイスプレートは，迷彩柄の赤と紫，2つのバージョンが用意されるようだ。さらにゲームパッド底面には，左右2つの“パドルスタイルボタン”が追加され，好きな機能を割り当てられるという。またDeluxe+とゲーム機本体との接続は3mのUSBケーブルで行い，無線接続には対応しないとのことだ。日本での発売は未定のようだが，続報に期待したい。

PDP公式ブログ（英語）