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[TGS 2018]ゲーマー向けの可変型メガネ「GODEYE」が登場。ヘッドフォン装着時にメガネが食い込む現象とおさらばだ!
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印刷2018/09/21 03:25

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[TGS 2018]ゲーマー向けの可変型メガネ「GODEYE」が登場。ヘッドフォン装着時にメガネが食い込む現象とおさらばだ!

 液晶ディスプレイが発する強い青色光,いわゆるブルーライトを軽減する「ブルーライトカット」機能を備えてゲーマー向けを謳うメガネは,複数のメーカーからさまざまな製品が販売されている。実際に使っているという人もいるだろう。
 だが,ブルーライトカットなどもはや当たり前で珍しくもない。これからのゲーマー向けメガネは可変型だ。

 カズプランニングというメガネメーカーが東京ゲームショウ2018に出展している「GODEYE」は,メガネをかけたままヘッドフォンを長時間付けていてもテンプル部分が肌に食い込まないという触れ込みの可変型メガネである。要は,「ヘッドセットを避けてメガネをかければよし!!」という発想の産物だ。実際に試着したところ,フィーリングが大変よろしかったので紹介してみたい。

カズプランニングのGODEYE
画像集 No.002のサムネイル画像 / [TGS 2018]ゲーマー向けの可変型メガネ「GODEYE」が登場。ヘッドフォン装着時にメガネが食い込む現象とおさらばだ!

 GODEYEは,TGS 2018初日に発売となった製品で,オンライン販売での通常価格は1万5000円(税別)。ただ,TGS 2018会場では,特別価格1万円でフレームのみを購入できる。
 平素よりメガネを着用し,メガネとともに生きる人であればあるほど,納得の行く製品なので,TGS巡回ルートにカズプランニングのブース「10-E16」を加えておこう。

GODEYEを装着していた本製品のデザイナー氏。幼少の頃からゲームに親しみ,最近は「Minecraft」に夢中とか
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 すでに述べたとおり,GODEYEは,ゲーマーがより快適にゲームを楽しめることを第1の目的として開発された可変機構を採用するメガネだ。
 メガネの民の大半が体験したことがあると思うが,ヘッドフォンやヘッドセットなどを装備して,長時間ゲームのプレイや実況配信をしていると,メガネのテンプル部が食い込んで圧迫感や痛みを感じたり,微妙な隙間が気になったりする。それを回避しようと考えだされたのが,GODEYEが採用する可変機構なのだ。

ちょっとサイバーな感じのするデザインのGODEYE(左)。ノーズパッドは一般的な形状だった(右)
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カラーバリエーションは,左から数えて2つめが「擬態」で,右に向かって「黒蓮」「白蓮」「紅蓮」の4色。なお,左端にあるのはクリアタイプなのだが,これは試作品のようだ
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ついでに,筆者愛用のメガネを紹介しておこう。左写真は「BAYONETTA 2」をモチーフにしたベヨネッタメガネ。セガゲームス関連の取材に行くときには,必ず装着しているメガネでもある。これもヘッドフォンを装着すると隙間がとてもできちゃう系で,テンプルが金属なのでヘッドフォンが動きやすく,しばらく装着していると,イヤーパッドと接触している部分が擦れて痛くなる。右写真は原稿作業およびゲームプレイ用のメガネだ。保湿性能の高いメガネで,目の乾燥対策に採用しているが,ヘッドフォンをしていると食い込みがキツくなってくる
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 それでは,GODEYEの特徴を見ていこう。
 GODEYEには,ノーマルモードとヘッドセットモードという2種類の形態がある。ノーマルモードは,従来のメガネと同じだ。ノーマルモード時にテンプルの根元付近にあるボタンを押すと,テンプルより後ろの部分が上に動いて,耳の上のほうでメガネを保持するヘッドセットモードになる。

テンプル部分の中央にある黒いところがボタン(左)。これを押すと,右写真のようにテンプルが開く
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 テンプルの開く角度は固定だ。おおよそヘッドフォンのイヤーパッドよりも上にくる位置にテンプルが来るため,イヤーパッドでテンプルを圧迫することなく,ヘッドフォンを装着できる。可動部分から下向きにも短いテンプルが伸びるているが,これはテンプルを支える補助用と考えればいい。

ヘッドセットモードで装着した様子。大型のイヤーパッドでも回避できそうなくらい,長い側のテンプルが斜め上に伸びているのが分かる
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 いまいちイメージが湧かないというメガネな諸君は,メガネの位置をそのままに,テンプルだけを上に動かしてみるといい。メガネ次第だが,圧迫感を感じたはずだ。通常のメガネにおけるテンプル部は,そんな装着方法を想定していない部材とデザインであるためだ。
 GODEYEの場合,テンプル後半からモダン(耳当て)にかけて柔らかめの部材を使用しているという。試着した限りでは,あまり圧迫感を感じなかった。とはいえ,頭部の形状には個人差もあるので,購入前に試着は必須だろう。

テンプルの途中から後ろにかけては,柔らかめの素材を採用している(左)。ちなみに,ヘッドセットモードのままでも自立する(右)
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 なお,レンズは別売とのことだが,「イージスの盾」というゲーマー向けレンズの購入カードがGODEYEに同梱されている。その購入カードを,眼鏡市場などのメガネ販売店に持っていき,レンズを作ってもらうという流れだ。ちなみに,レンズの価格は1万5000〜2万円ほどになるとのこと。
 イージスの盾の特徴は,紫外線を99%以上,ブルーライトを38%以上,「HEV」とも呼ばれる高エネルギー可視光線も90%以上カットするというスペックを備えながら,一般的なブルーライトカットレンズのように,着用すると目に見える色が露骨に変化するようなことがほとんどないこと。コントラストもハッキリするので,視認性向上の意味でも,ゲーマー向きである。

※High Energy Visible lightの略。波長400〜420nmの光で,眼病に最も関係するといわれる

パッケージと付属品のメガネケース。ハードケースになっており,ゲーマー向けグッズとセットでの持ち運びも安心だ
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 GODEYEは,しばらく通販のみでの取り扱いになるそうなので,TGS 2018は,製品を試用できる貴重な機会ということになる。TGS会場に行く予定があれば,ぜひチェックをお勧めしたい一品だ。本製品の取材中,試着即購入の人が多くいたことも付記しておこう。

カズプランニング公式Webサイト

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