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設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売
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印刷2018/07/05 17:15

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設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売

 2018年7月5日,ソニーインタラクティブエンタテインメント(以下,SIE)は,PCとPlayStation 4(以下,PS4)対応のUSB接続型ワイヤードゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」(国内製品名:レボリューション プロ コントローラー2,型番:BB-4431V2)を2018年7月26日に1万2000円(税込1万2960円)で国内発売すると発表した。
 フランスBigben Interactiveが展開するゲーマー向け製品ブランド「Nacon」の製品を,PlayStation公式ライセンス品としてSIEが直接販売することになる。

Revolution Pro Controller 2
画像集 No.002のサムネイル画像 / 設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売

 世界市場では,本製品の先代モデルにあたる「Revolution Pro Controller」が,2016年10月にPlayStation公式ライセンスを取得したゲームパッドとして販売されたことがある。ただそのときは国内市場へ正式投入されなかったので,国内におけるNaconのPS4用ゲームパッドが正式に発売となるのは今回が初めてということになる。
 ちなみに,新製品と先代モデルの違いは,先代モデルがゲームパッド側の端子に独自形状のコネクタを利用していたのに対して,新製品では一般的なUSB Type-C形状になっていることぐらいのようだ。

 Revolution Pro Controller 2は,Xbox純正ゲームパッドと同じアナログスティックやボタン類の配置を採用する製品となっている。斜めにカットしたような外観のショルダーボタン部と,円の一部を切り欠いたようなデザインのD-Pad(≒十字キー),右アナログスティックの周囲を囲むLEDイルミネーションが外観上の特徴と言っていいだろう。
 LEDイルミネーションは後段で触れるPC用ソフトウェアから発光パターンをカスタマイズできるようだ。ただ,発光色は動作モードによって変化するそうで,ユーザーによるカスタマイズはできないとのことである。

Revolution Pro Controller 2の天面。2つのアナログスティックを非対称に配置したXboxスタイルのレイアウトを採用している
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 また,底面部,グリップの根元付近に2個のシーソーボタンを「ショートカットボタン」として備えており,シーソーの両端を使うことで合計4ボタンとして利用できるようにもなっている。

Revolution Pro Controller 2の底面。グリップの根元近くに2個のシーソーボタンを確認できる
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 上の画像でシーソーボタンの上にスライドスイッチとボタンが並んでいるの見えるが,前者は接続するハードウェアに合わせて切り替えるもので,「1」と「2」がPS4用,「PC」がPC用となっている。後者のほうは内蔵するフラッシュメモリに保存したプロファイルの切り替えに使うものとのことだ。

ショートカットボタンはパドルのような形をしている(左)。ショートカットボタンの上には,動作モード選択用のスライドスイッチと,プロファイル選択用のボタンがある(右)
画像集 No.005のサムネイル画像 / 設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売 画像集 No.006のサムネイル画像 / 設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売

 ユーザーによる細かなカスタマイズが可能な点も特徴の1つ。たとえば,グリップ部分に錘(おもり)を内蔵する仕組みがあり,好みの重さに調整できるという。錘は重量10g,14g,17gのものがそれぞれ2個ずつ付属するそうだが,果たしてわざわざ重くしたいという人がどれだけいるのだろうか。

グリップ部分にはシリンダーのような錘の取り付けパーツがあり,片側あたり2個の錘を内蔵できる
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 また,Naconが提供しているPCおよびMac用設定ソフトを利用することで,各ボタンに対する機能割り当てはもちろんのこと,アナログスティックの反応具合や各トリガーボタンのデッドゾーン,左右グリップの振動具合のカスタマイズも行える。先ほど本体底面を紹介したときにプロファイル切り替え用のボタンがある話をしたが,ここでプロファイルはPS4用を4つ,PC用を4つの計8つを本体側のフラッシュメモリへ保存できるそうだ。

PC用設定ソフトウェアの画面。各ボタンやトリガーへの機能割り当てを細かくカスタマイズできる。D-Padを8方向入力にするか,4方向入力として扱うかも切り替え可能だ
画像集 No.008のサムネイル画像 / 設定を細かくカスタマイズ可能なゲームパッド「Revolution Pro Controller 2」がPS公式ライセンス品として国内発売

 税込で1万3000円前後という価格は人を選ぶだろう。ただ,柔軟なカスタマイズを売りとするゲームパッドがPlayStation公式ライセンス付きでSIEから発売になるというのは,筆者が覚えている限り国内初と思われる。その点に価値を感じる人なら,Revolution Pro Controller 2に挑戦してみるのもよさそうだ。


SIEのRevolution Pro Controller 2製品情報ページ

NaconのRevolution Pro Controller 2製品情報ページ

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