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ビット・トレード・ワン,ダイヤルと10ボタンからなる片手用デバイスのKickstarterプロジェクトを立ち上げ
プロジェクト実施期間は11月4日までで,目標金額は250万円。クラウンドファンディング成功の暁には,筐体の金型開発費として活用する予定だそうだ。
Rev-O-mateのKickstarterプロジェクトページ
Rev-O-mateはUSBクラスドライバで動作する,いわゆる「ドライバレス」のデバイスで,付属のソフトウェアから設定変更を行うと,その結果は本体側のフラッシュメモリへ保存できるタイプ。「いまどの設定を選択中か」は,本体底面の滑り止めシリコンシートから漏れるLEDの光で確認できるという。
ここまでの説明だと,自分には関係ないと思うかもしれないが,ビット・トレード・ワンがリリース文中で「USB 1.1 Full Speedモードを活かしてゲームデバイスとしても活用できる」としている点には注目したい。「どう使うか」は悩ましいところだが,ビット・トレード・ワン製のパドルコントローラ「Horizontal Controller EX」よりもダイヤルの位置が低いので,ゲーム用片手コントローラとしての使い勝手は,従来製品よりも高くなるのではなかろうか。
ダイヤル部にプッシュボタン機能があるため,往年の全方向シューティング「ロストワールド」的な操作を行えるようになるだろう点に,個人的には可能性を感じていたりもする。
ビット・トレード・ワンによると,最終製品の価格は8000円(税別)になる見込み。ただKickstarterの出資者であれば,最低6500円から,かつほかの人よりも早いタイミングで入手することもできるので,惹かれるところがあるなら,出資を検討してみてはどうだろうか。
Rev-O-mateのKickstarterプロジェクトページ
●Rev-O-mateの主なスペック
- ボタン数:11(※ダイヤル部のプッシュボタン含む)
- 接続インタフェース:USB 2.0/1.1 Type-A
- 設定内容保存用フラッシュメモリ:搭載
- ロータリーエンコーダ:ノンクリック,無限回転
- 公称ダイヤル径:約43mm
- 公称本体サイズ:約64(W)
× 64(D) × 44(H)mm-公称本体重量:約175g(※ケーブル含む) - ケーブル長:約1.7m
- 対応OS:Windows 10・8.x・7
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