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元Mad Catzマークマンのお墨付き? PS4正式ライセンスの低価格アケコンがQanbaから登場。独自レバー&ボタン搭載で価格は89.99ドル(税別)
In case you missed it. @QanbaUSA's newest product! The 'DRONE' is an awesome entry level arcade stick for PS4! pic.twitter.com/vmusxezXtz
— Mark Julio (マークマン) (@MarkMan23) 2016年6月27日
中国のプロ格闘ゲーマーXiaohai選手のスポンサーとして知られるQanbaは,これまでもプロユース仕様のアーケードスティックを数多く手がけてきた,在中ゲーム周辺機器メーカーだ。ただ,その多くは据え置き型ゲーム機のプラットフォーマーから正規ライセンスを取得していないもので,なかなかグレーな感じが否めなかった。
しかし,同社の北米支社であるQanbaUSAの手によるDroneは,正式にライセンスを取得した,PlayStationのオフィシャル製品となる。そのマーケティングやライセンス取得にあたっては,2016年2月にMad Catzを退社したマークマンことMark Julio(マーク・フリオ)氏が関わっているとのことだ。
手元に製品がないため,仕様などはデータを確認するよりほかないが,デザインはHORIの「リアルアーケードPro.V 隼」(以下,RAP)筐体の横幅を縮めたような形状になっており,サイズは355(W)×241(D)×152(H)mm。重量も約1.3kgと,RAPと比べて軽めだ。
気になるのはボタンとレバーの素性だが,これはQanbaオリジナルのレバー&ボタンとのことで,低価格の理由はどうやらここにあるようだ。このレバーとボタンの操作感についてマークマン氏に聞いてみたところ,「Droneに搭載されているQanba製レバー&ボタンは,これまでのQanba製パーツよりも,標準的なアケコンの操作感に似ています。なので,まずは試してみてほしいですね。それと,それぞれのパーツの規格は標準的なものなので,好みに応じて三和電子製パーツやHORI製パーツに換装することもできます」とのことだった。
そのほか,タッチパッドこそ省かれているものの,底面の滑り止めマットや,USBケーブルの収納機構など,基本的な機能は一通り揃っている様子。惜しむらくは,今のところ日本での販売がないことだが……続報に期待しておこう。
####以下,リリースより####
●製品概要
- PS3, PS4, PC compatible
- FREE SHIPPING - CONTINENTAL USA
- Officially Licensed Sony Product
- Authentic Qanba stick and Qanba buttons
- Anti-slip bottom pad
- LED indicators for MODE and Turbo
- Tournament LOCK switch
- USB wired cord compartment
- 3 pounds
- 14 x 6 x 9.5 inches
QanbaUSA公式サイト内のDrone製品ページ
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