お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2014/06/03 19:37

ニュース

[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

 COMPUTEX TAIPEI 2014のメイン会場となる「TWTC Nangang」(正式名称:Taipei World Trade Center Nangang Exhibition Hall)にて,MSIが,世界初と謳う「Intel X99 Express」チップセット搭載のマザーボードを展示していた。
 10Gbpsの転送速度をサポートするUSB 3.1対応マザーボードや,Western DigitalとのコラボレーションによるSATA Express対応HDD「WD Black」も披露されていたので,取り急ぎお伝えしたい。

「世界初のDDR4 X99マザーボード」(World’s 1st DDR4 X99 Motherboard)として展示されていた製品
画像集#002のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも


DDR4メモリを最大8枚搭載できる

Haswell-E対応マザーボード


 さて,まずは現時点で製品名すらないX99マザーボードだが,対応CPUは,最大8基のコアとDDR4メモリコントローラを統合する「Haswell-E」(開発コードネーム)だ。2014年後半に登場予定となっているIntelの次期ハイエンドCPUに対応した製品というわけである。

CPUソケットは,現行製品であるIvy Bridge-EのLGA2011パッケージ用とよく似ている
画像集#004のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

 製品紹介文を読む限り,CPUソケットは「LGA2011-3」。8基のメモリスロットはもちろんDDR4モジュールに対応しており,最大容量64GBを実現するとのこと。定格のメモリ転送速度は明らかになっていないが,デュアルチャネルメモリアクセスに対応し,最大でDDR4-2666(※オーバークロックした場合)に対応可能だという。

MSIが示していたX99マザーボードのスペック
画像集#011のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

DDR4対応のDIMMスロットは4基ずつ,CPUソケットを囲むように配されている
画像集#003のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

基板には空きパターンが目立つが,そのなかにはSATA Express用と思しきものもあった
画像集#012のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

 MSIによれば,展示されるのはCOMPUTEX期間中だけで,その後しばらく,表に出てくることはないそうだ。最終製品ではひょっとすると,がらっと違った印象になるかもしれないが,2014年後半のHaswell-E離陸に向け,マザーボードメーカー側の準備が進んでいることを歓迎するハイエンドPCゲーマーは多そうである。

X99チップセット(のES品)。ヒートシンク用の空きパターンは小さいが,さて,最終製品ではどうなるだろうか
画像集#005のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも


ASMedia製コントローラで

10GbpsのUSB 3.1に対応


 続いては,転送速度10GbpsのUSB 3.1に対応するというマザーボードだ。これは,既存の「Intel Z97 Express」搭載マザーボード「Z97S SLI PLUS」をベースに,USBコントローラをASMedia Technology製の「ASM 1142」へ換装することで,USB 3.1の利用を可能にしているという。

こちらも世界初というUSB 3.1対応マザーボード。Z97S SLI PLUSがベースとなっている
画像集#006のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

ASMedia Technology製コントローラASM 1142を搭載する
画像集#007のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも


さりげなく展示されていた

SATA Express版WD Black


 最後は,SATA Express版のWD Blackである。都合よくWestern Digitalの人がブースにいたりもしなかったので,詳細は不明ながら,製品のスペック情報を見る限り,SATA Express版WD Blackの型番は「WD40RUNVS」で,容量128GBのSSDと容量4TBのHDDによるデュアルドライブ構成になっているようだ。
 MSIによると,SATA Express版WD Blackの開発にあたってはMSIが協力しており,結果,MSI製マザーボードとの高い互換性が確保されているとのことだった。

SATA Express版WD Black。技術デモ用サンプルとされている
画像集#009のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

デスクトップPC用としては初のデュアルドライブと位置づけられていた
画像集#008のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

MSIのSATA Expressと接続された状態になっていたが,動作しているかどうかはよく分からなかった
画像集#010のサムネイル/[COMPUTEX]MSI,Haswell-E対応のIntel X99マザーボードを公開。10GbpsのUSB 3.1対応モデルやSATA Express対応のWD Blackも

MSIのCOMPUTEX TAIPEI 2014 特設ページ(英語)

COMPUTEX TAIPEI 2014取材記事一覧


  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月21日〜11月22日