［CES 2014］PlayStation 4の累計実売数が全世界で420万を超える。ソーシャル連携機能の利用も活発に

　ラスベガスで開催されている2014 International CESで，Sony Computer Entertainmentは，PlayStation 4の全世界の累計実売数が，2013年12月28日時点で420万を超えたことを明らかにした。

2014 International CESで基調講演を行うSCEの社長兼グループCEO，アンドリュー・ハウス（Andrew House）氏

　北米で2013年11月15日に，欧州/オーストラリア/ニュージーランド/ラテンアメリカで11月29日に発売されたPS4は，2013年12月1日時点で累計実売数が210万台を突破。現在53の国と地域で販売されているPS4は，今回の年末商戦でさらにその数を伸ばしたようだ。SCE代表取締役社長兼グループCEOのアンドリュー・ハウス氏は，東京ゲームショウ2013の講演において「今年度全世界で500万台の販売を見込んでいる」と発言していたが，その言葉も現実味を帯びてきたと言えるだろう。

　2013年の年末商戦はPS4用タイトルの売上も好調だったようで，販売店およびPlayStation Storeにおけるゲームタイトルの累計実売本数は970万本に達している。メンバーシップサービス「PlayStation Plus」の会員数も，PS4の発売以降，90％以上の伸びを記録しているという。

　またPS4のソーシャル連携機能を利用したゲームプレイの共有については，現在までにUstreamおよびTwitchを通じた生中継が170万回以上，計55万分以上に達したとのこと。Ustreamでは，PS4ユーザー一人あたりが配信したゲームプレイの平均時間が約40分に到達。Twitchを通じてゲームプレイを配信したPS4ユーザーは，同サービスでゲームプレイを配信した人の20％に相当する。さらに，これらのサービスで配信されたゲームプレイは，各国のPS4ユーザーに22万回以上見られたという。

「PlayStation 4」公式サイト