海底環境がテーマの都市建設シム「Life Below」，最新トレイラーを公開。海の守護者となってサンゴ礁を育て，豊かな海を作り出そう

　Kasedo Gamesは，フィンランドのMegapopが開発を手がける都市建設シミュレーション「Life Below」の最新トレイラーを公開した。また，次なるフェーズへの移行準備に伴い，体験版の配信が本日（2025年12月17日）終了（リンク）する。



　「Life Below」は，環境悪化によって生態系が崩壊しつつある海底世界を救うため，プレイヤーは海の守護者として，さまざまな役割を持つサンゴ礁を整え，豊かな生態系にあふれる海の楽園を取り戻していくことになる。
　プレイヤーは，クラゲとクリオネをかけ合わせたような神秘的な生物の主人公「タレッサ」となり，生命力を失って危機に陥っている生命の源「レディ・ガイア」を守りながら，40種を超える魚類や甲殻類たちを呼び戻していく。


　脚本家として著名なリアナ・プラチェット（Rhianna Pratchett）氏がシナリオを担当するストーリーモードのほか，自由に創造できるサンドボックス型のフリープレイを楽しめる。
　サンゴ礁を破壊してしまうウニやクラゲなどが大量発生することもあり，難しいバランスの中で生態系の崩壊を防いでいくゲームプレイになっている。


　「Life Below」は，東京ゲームショウ2025の出展も大きな反響があったと，MegapopのCEOであるヨーゲン・タラルドセン（Jørgen Tharaldsen）氏は語る。イベント後には富山湾でダイビングを楽しみ，日本の海底環境にも大きく感銘を受けたそうだ。
　Unity Award 2025（リンク）でも社会的インパクトの高さが評価されるなどゲーム業界内外で注目を浴びている「Life Below」。発売時期はアナウンスされていないものの，体験版の配信はいったん終了となるが，より完成度の高い製品版や次期バージョンの登場に期待したい。