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連続殺人鬼やサイコパスナースが悪魔を召喚して大暴れするサバイバルホラーサッカーゲーム「FEAR FA 98」のクラファンがKickstarterでスタート
“史上初のサバイバルホラーフットボールシミュレーター”を謳う本作の舞台は,「The Transmigration(転生)」と呼ばれる現象で地獄と化した地球。人類は滅んでしまい,今や邪悪な者たちが闊歩している。
彼らが興じるのはなんとサッカーだが,その様相は我々が知るサッカーとは大きく異なっている。選手たちは斧,錆びたハサミ,注射器,アサルトライフルで武装しており,暴力ばかりか悪魔召喚もOK。敵の頭をボールとし,魔法陣や炎の燃え盛るフィールドで戦う,元気いっぱいの“サッカー”なのだ。
選手キャラクターも「シリアルキラー(連続殺人犯)」や自分の宗派以外の人間を排斥する「セクタリアン(宗派主義者)」,共感が欠如しており暴力をふるう「サイコパスナース(精神病質の看護師)」などさまざまで,自分だけのオリジナルチームも組めるという。
通常のシングルプレイや対戦のほか,ホラーゲームのように斧や銃を駆使しつつプレイできる「サードパーソンホラー」や,オンラインプレイといったモードも存在。Kickstarterプロジェクトのストレッチゴールを達成することで,オンラインの試合に乱入して審判になったり,悪魔を召喚したりできる「アシンメトリック(非対称)オンライン」や,オンラインの試合を開設できる「コメンテーター」といったモードも実装されるとのこと。
プレッジ(支援)は11ユーロ(約1800円)から。35ユーロ(約5800円)でスタジアムに貼られるポスターのデザイン権,40ユーロ(約6600円)でキャラクターの命名権,70ユーロ(約1万1500円)で自分の顔をボールにする権利,そして7500ユーロ(約123万円)出せば,自分の顔のボールがパッケージに登場するほか,スペイン・マドリードでのガイド付きツアーの権利をもらえる。
ストレッチゴールも用意されており,2万ユーロ(約329万円)を達成すればNintendo Switch版,10万ユーロ(約1643万円)でPS5/Xbox版が制作される。さらに,100万ユーロ(約1億6435万円)のプレッジが集まれば映画化されるとのこと。
Kickstarterでは,制作のうえでインスパイアされた作品も明かされている。精神的な恐怖を追求したことで名作と名高い「SILENT HILL 2」や,サッカーゲームの代表格ともいえる「FIFA98」,発売中止となった暴力ゲーム「Thrill Kill」,過激な攻撃ができる「Red Card 2003」,そしてアニメ「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生」など実に幅広い。
ラフプレーありのサッカーゲームは,これまでにも「サッカーブロール」を始めとしていくつか存在したが,ホラーゲームと組み合わせるあたりが面白い。ゲームは日本語にも対応予定とのこと。
???? FEAR FA 98 is now LIVE on @Kickstarter Check the first trailer!
— ???FEAR FA 98 ? KICKSTARTER (@CeleryEmblem) October 23, 2024
?? #silenthill Hill mixed with #FIFA 98 Use your enemies heads as the ball, use knives, and summon demons. The first ONLINE survival horror football simulator!
??BAKE NOW!! & RT!https://t.co/JWMw2eGOze pic.twitter.com/wdncU6YgpB
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