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ブラジル産アクションADV「Mark of the Deep」は,メトロイドヴァニアとソウルライクの要素を融合させたパイレーツの物語[TGS2024]
2024年中のリリースを目指しているという「Mark of the Deep」は,海賊たちが乗っていた船が,伝説とされていた神秘の島で襲撃され,難破したところからストーリーが始まる。
大きな傷を負い,気が付くと祭壇のような場所にいた主人公の“ルーキー”ことマーカス・ラムジーは,奇怪な人魚族や深淵のモンスター,カルト集団たちと戦いながら,古代人による謎の呪いに満ちた島を巡り,行方不明の海賊仲間たちを探していくことになる。
一見すると「Torchlight」シリーズを彷彿とさせるトゥーンライクなアクションRPGといったところだが,「Mark of the Deep」を開発するMad Mimicのプログラマーであるマルセロ・コウイチ・マキノダン・シロザキ(Marcelo Koiti Makinodan Shirozaki)氏によると,本作はメトロイドヴァニアのような探索要素と,ソウルライクなアクションを融合させたゲームプレイを特徴にしているという。
ルーキーの武器となるのが,自分の胸に突き刺さっていた大きなかぎ爪を取り付けた杖で,これを振り回して戦っていく。序盤では左クリックのみの攻撃だが,やがてはピストルやマスケット銃などの火器を入手して右クリックで射撃もできるようになる。
また,長押しすることでパワーを溜めて強い攻撃を繰り出せるほか,スペースキーによる回避をタイミングよく使っていくことで,敵の攻撃を前後左右に躱していける。60体以上の敵と,16体のボスがおり,それぞれの戦法を見極めながら,素早いペースで戦っていくことが本作の魅力となりそうだ。
シロザキ氏によると,今後の予定ではすべてのセリフを英語とポルトガル語で用意するという。新しいスキルやアイテムを獲得したり,かぎ爪にチェーンを取り付けて中距離攻撃を可能になったりというRPG要素も含まれているとのこと。マルチエンディングにより長く遊べそうなシングルプレイ専用アドベンチャーになりそうだ。
なお,東京ゲームショウ2024では,Nintendo Switchを含むマルチプラットフォーム化と共に,10月8日の正式ローンチがアナウンスされている。公開されているSteamストアページでは,テキストとインタフェースも日本語化されている無料体験デモもリリースされているので,気になる人はプレイしてみてウィッシュリストに追加しておくといいだろう。
「Mark of the Deep」Steamストアページ
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