インタビュー
[インタビュー]ビーチバレーから恋愛アドベンチャーに。「Venus Vacation PRISM」は「DOAXVV」から6人の女の子が登場
格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE」のスピンオフ作品である「DEAD OR ALIVE Xtreme」シリーズは,1作目である「DEAD OR ALIVE Xtreme」がXbox用ソフトとして登場。2作目「DEAD OR ALIVE Xtreme 2」はXbox 360,コンシューマ機向けとしては最後になった「DEAD OR ALIVE Xtreme 3」(以下,DOAX3)はPS4/PS Vita/Switch向けに発売された。
2017年には「DOAX3」をベースにした「DOAXVV」がリリースされたが,こちらはPC向けの基本無料タイトルで作りはソーシャルゲーム寄りに。フェスと呼ばれるビーチバレーの試合や女の子たちの育成,撮影,コミュニケーションをとることがメインの作品になっている。
※画像は「DOAXVV」のものです |
※画像は「DOAXVV」のものです |
※画像は「DOAXVV」のものです |
「DOAXVV」のリリース時に実装されていた女の子は,前作「DOAX3」に登場していた「マリー・ローズ」「ほのか」「かすみ」「あやね」「こころ」「女天狗」「ヒトミ」「紅葉」「エレナ」と,オリジナルキャラクター「みさき」の10人だ。
その後「DEAD OR ALIVE」シリーズから「レイファン」「ティナ」が,「DOAXVV」オリジナルとして「ルナ」「たまき」「フィオナ」「なぎさ」「カンナ」「モニカ」「さゆり」「パティ」「つくし」「ロベリア」「ななみ」「エリーゼ」「こはる」「エイミー」「シャンディ」「ゆきの」「しずく」「れいか」「メグ」が追加されている。
※2024年11月1日現在で31人
【「DOAXVV」に登場している女の子】
マリー・ローズ |
ほのか |
かすみ |
あやね |
こころ |
女天狗 |
ヒトミ |
紅葉 |
エレナ |
みさき |
ルナ |
たまき |
レイファン |
フィオナ |
なぎさ |
カンナ |
モニカ |
さゆり |
パティ |
つくし |
ロベリア |
ななみ |
エリーゼ |
こはる |
ティナ |
エイミー |
シャンディ |
ゆきの |
しずく |
れいか |
メグ |
「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」には,その中から「みさき」「ななみ」「ほのか」「たまき」「フィオナ」「エリーゼ」の6人が登場する。世界観は「DOAXVV」と同じで,南の島を舞台に島の新米オーナーであるプレイヤーと女の子たちの恋愛が描かれる。
【「Venus Vacation PRISM」に登場する女の子】
みさき |
ななみ |
ほのか |
たまき |
フィオナ |
エリーゼ |
今回,「DOAXVV」と本作のプロデューサーである作田泰紀氏に,開発の意図や撮影を含むゲームシステム,登場する女の子の選出理由などを聞いてきたので,その内容をお届けする。
「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」公式サイト
「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」開発の経緯
作田泰紀氏 |
本日はよろしくお願いします。
さっそくですが,「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」を開発することになった理由を教えてください。
作田泰紀氏(以下,作田氏):
現在サービス中の「DOAXVV」ですが,一緒にバカンスを楽しめる女の子は「DEAD OR ALIVE Xtreme 3」に登場した女の子9人と,オリジナルキャラクターとして追加されたみさきの合計10人でスタートしました。
女の子は,その後のアップデートで追加していきまして,現在は31人と大幅に増えています。どの女の子も魅力的でプレイヤーの皆さんには愛されていますが,より多くの方に彼女たちのことを知ってほしいなと思ったんです。
4Gamer:
「DEAD OR ALIVE 6」(PS4 / Xbox One / PC)に参戦した「たまき」は別として,本作をプレイしていないと知る機会もないですからね。
「DEAD OR ALIVE 6」に「DOAXVV」の“たまき”が本日参戦。専用コス5着やデザインコンテスト 2019の新衣装も配信開始
コーエーテクモゲームスは本日,「DEAD OR ALIVE 6」にて,「DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation」とのコラボキャラクター「たまき」の配信を開始した。また,専用DLCコスチューム5着とDLC「デザインコンテスト 2019 コスチューム」,システムアップデートv1.21の配信も開始されている。
作田氏:
他社さんの作品とコラボするなど,知ってもらうためのチャレンジはしてきました。そのおかげもあって新規で始めてくれる方も多いのですが,ソーシャルゲームには抵抗があるといった方も多いんですよ。
4Gamer:
キャラクターなどをガチャで入手する仕組みを嫌う人もいますからね。
作田氏:
「DOAX3」までは家庭用ゲーム機での発売だったので,シリーズファンの中にはそこでプレイを止めてしまった方もいるんです。
そのようなこともあって,今回は買い切り型のゲームとして,ファンの皆さんや新規の方に「DOAXVV」に登場する女の子の魅力を届けようということになったんです。
4Gamer:
登場する女の子のグラフィックスが変わっているのですが,こちらは何か理由があるのでしょうか。
作田氏:
「DOAXVV」は,2016年に発売された「DOAX3」をベースにした作品です。そして「DOAX3」は,2012年発売の「DEAD OR ALIVE 5」をベースにした作品でもあるので,使用しているグラフィックスエンジンとしては,PS5で発売される現在のゲームと比べると,前世代の技術であることは間違いありません。
もちろん古いとはいえ,女の子を可愛く見せるということに特化させて拡張し続けているので,女の子のキャラクターモデリングは最新のゲームと比較しても遜色ない品質だと思っています。
ただ以前から,最新技術で作られた女の子も見たいという声もあり,また完全新作として現在のコンシューマプラットフォームで遊ばれている新たなゲームファンにお届けするのであれば,ベースエンジンを変えて“新たなDOAXVV”として開発した方がいいと思ったのです。
4Gamer:
女の子のグラフィックスは,1から作り直しているんですよね。「DOAXVV」から少し見た目が変わっている女の子もいるようで気になります。
作田氏:
グラフィックスは,女の子を含めて1から作っています。実はグラフィックスエンジンの機構が大きく変わっているため,ライティングの当たり方やより技術的な話をすると半透明ポリゴンの扱いなど,そのまま「DOAXVV」のモデルを持ってきたとして同じような見え方にはならないことは分かっていました。ですので,1からではなく0からに近いところから,作り直さざるをえなかった事情もあります。
もちろん女の子のデザインは,「DOAXVV」のイメージから大きく変わらないように注意しながら作っています。また,いま現在のSNSなどでの反響も見ながら調整しています。
そういったチャレンジをしながら,いまの時代にお届けする最新のゲームとして,そして本作の“恋愛アドベンチャーゲーム”に合わせるといった形で進めました。女の子たちの新たな魅力を感じていただければと思います。
ゲームの基本システムと女の子の撮影について
4Gamer:
本作は,これまでの“島でバカンスを楽しむゲーム”から“恋愛アドベンチャーゲーム”へと変わりました。その理由と,システムの説明をお願いします。
作田氏:
「DOAX3」までは,アクティビティをプレイしたり,プレゼントを上げたりすることで女の子の信頼度が上がり,その結果によってはエンディングで少しいい雰囲気になることがありました。また「DOAXVV」では,もう少し恋愛要素があるトゥルーカラーエピソードも用意しています。
ただ,どちらもエピソードとして見るだけの仕組みなので,女の子と純粋に恋愛を楽しめるものを作りたかったんです。
4Gamer:
ゲームは,どのような流れで進んでいくのでしょうか。
作田氏:
一般的な恋愛アドベンチャーと同じですね。プレイを始めると物語がエピソード単位で進んでいきます。エピソードには女の子が登場しますので,会話を楽しんだり適切な選択肢を選んだりして好感度を上げ,最終的に恋愛関係を結ぶことが目的となります。
4Gamer:
過去のシリーズ作品のように,プレイ開始時に一緒に過ごしたい女の子を選ぶのでしょうか。また世界観は「DOAXVV」と同じものですか。
作田氏:
プレイ開始時に女の子を選ぶ仕組みはありません。基本メインストーリーを進めつつ,登場する女の子たちの中から攻略したい子の好感度を上げていくプレイスタイルですね。
世界観は「DOAXVV」と同じで,主人公の設定も島のオーナーから変えていません。また物語は,「DOAXVV」のプレイヤーが「あれ? 女の子との出会い方が違う」みたいなことのないように注意しています。
「DOAXVV」内のエピソードに近い内容も登場するのですが,実は裏でこんな出来事も,といった話も楽しめるようにしてあります。
もちろん,「DOAXVV」を遊んだことのない方でも理解できる作りになっていますので,未プレイの方も安心してください。
4Gamer:
シリーズの特徴である撮影は,どのようなシステムになっているのでしょうか。
作田氏:
撮影は,各エピソード中に楽しめるようになっています。女の子が行動していたり会話中であったりしても自由にカメラを構えてアングルを変えて撮影できるので,自分好みのシャッターチャンスを見つけてもらえればと。
なおゲームをクリアすると,「時間停止ウォッチ」を入手できます。シリーズのプレイヤーにはお馴染みのアイテムで,時間の進行を止められるものです。エピソード中の時間を好きなタイミングで止められるので,撮影をメインで遊ぶときには必須ともいえるでしょう。
4Gamer:
撮影方法のイメージとしては,「DOAXVV」の“おもいで”にある“グラビアパネル”に近い感じですね。「DOAX3」であれば,グラビア撮影でしょうか。
作田氏:
そうですね。本作ではグラビアというものではなく,エピソードに置き換わってはいますが,イメージは近いと思います。本作はグラビアよりもバリエーションがたくさんありますし,直接会話している途中で撮影できたりする点で,撮影している特別感はもっと感じられると思います。
4Gamer:
「DOAXVV」のように,女の子や水着,撮影場所,ポーズを指定しての撮影はできないのでしょうか。
作田氏:
今回,撮影専用のモードは用意していません。ただ,エピソードの中で女の子との撮影を楽しむエピソードがあったりします。また,ゲームをクリアした後は好きなエピソードを選んで再生できるので,好みのシチュエーションがあるエピソードを見つけてもらえればなと考えています。
女の子を撮影するエピソードや,女の子と少しイチャイチャした雰囲気になるミニゲームなどもあるので,シーン探しも面白いと思いますよ。
なおプレイを進めることで,新たなエピソードが開放されることがあります。また,女の子の好感度を上げると,選択肢やリアクションが増えることもありますので,何度もクリアして撮影のバリエーションも増やしてみてください。
4Gamer:
水着の着せ替えは可能なんでしょうか。
作田氏:
着せ替えは可能です。なお本作の衣装は水着だけではないです。「DOAXVV」でも,メイド服風や制服風,ドレス風など「これは水着なの?」といったコスプレ衣装風の水着がありましたが,今回は,島でバカンスしているときに着ていそうなコーデを中心に用意しています。
コーデは,エピソードを進めたりゲームをクリアすることで新たなものが登場し着せ替えが可能になります。DOAXシリーズと比べると数は多くないのですが,デザインとしてバラエティに富んでいますし,なによりも本作ではシチュエーションが多数用意されているので撮影の楽しみも増えてくるのではないでしょうか。
4Gamer:
衣装はDLCで増えたりしますか。
作田氏:
早期購入特典の“旗袍コーデ”や,豪華版「TREASURE BOX」に付属する,イラストレーター「よむ」先生デザインのコーデはありますが,今のところ予定はしていません。
本作でお気に入りの女の子ができて,いろいろなコーデに着せ替えたいと思った方は,ぜひ「DOAXVV」を遊んでいただきたいです!あちらはものすごい数の水着を用意していますので(笑)。
4Gamer:
ここまでの話ですと,シンプルな恋愛アドベンチャーゲームなんですが,本作ならではの特徴があれば教えてください。
作田氏:
「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」は,ジャンルとして“イマーシブ恋愛アドベンチャー”を謳っています。
これは,ずっと主観視点ベースで目の前にいる女の子と会話を楽しみながら恋愛を進められるゲームですっていう意味を込めているんです。恋愛ゲームとしての体験は,多分新しいものになると思います。
さらに没入感(イマーシブ)を深く得られるための仕組みもあります。エピソード中は,主観カメラのスティックを操作すれば自由にカメラの向きを変更できます。固定の映像を見るだけではなく,会話中の女の子の好きな場所を見たり,女の子が見ている景色を一緒に楽しんだり,その子の視線の先を自分も追ってみたりと,本作ならではの体験ができるんです。
4Gamer:
没入感を増すため,VRに対応させたりはしないんですか。
作田氏:
ファンからも希望の声をいただいていますが,現状で予定はないです。現在,ARやVR,MRなどが普及して新たなデジタル体験が可能になっていますが,本作はあえてテレビ画面とコントローラでイマーシブ体験を提供したいと考えているのです。
もちろんVRなどのほうが深く没入感を得られるのでしょうが,デバイスを用意する必要があったりプレイするためのハードルが上がってしまうんですよね。
仮に対応させるとなった場合,右眼左眼それぞれ用の映像をリアルタイムにレンダリングしなければならないため,本作の特徴でもあるグラフィックスの美しさを諦めないといけなくなります。対応ハードのスペックを上げる方法もありますが,それではプレイできる方を限定してしまうことにもなりますから。
4Gamer:
買い切り型のゲームとして,長く遊べる要素はあるのでしょうか。周回プレイ時の引継ぎ要素もあれば教えてください。
作田氏:
先ほども話に出ましたが,追加DLCは不要で,プレイを進めることでエピソードやコーデ,女の子のリアクションが開放されます。一度のプレイですべて開放することは難しいので,同じ女の子の攻略でも違うエピソードを見たり,選択肢を変えたりして何度もクリアしてみてください。
引継ぎは,繰り返しプレイが苦にならないような形で考えています。オーナーが持つ何かしらのステータスを引き継げるイメージでいますが,こちらは続報をお待ちください。
「DOAXVV」から登場する6人の女の子。選ばれた理由は
4Gamer:
本作に登場する女の子は,「みさき」「ななみ」「ほのか」「たまき」「フィオナ」「エリーゼ」となっています。この6人を選んだ理由を教えてください。
作田氏:
本作の物語上,必要な役割を持っていたからです。
みさきは,島に来た主人公が最初に出会う女の子です。オーナーの専属サポーターであるため,物語には必須です。また,サービスイン直後のイベントでみさきと最初に関わったほのかを選びました。サービスインからの体験に近くしたかった意図もありますが,みさきと同学年の女の子を出して関わらせたかったという意図もあります。2人が同じ年だからこそ描けるエピソードもありますので。
たまきは,セクシーなお姉さんとの恋愛を体験してもらいたいからですね。また恋愛アドベンチャーゲームとして,プリンセスでオーナーラブ,最初から好感度MAXのフィオナは外せませんでした。これまで攻略してきた女の子と,フィオナで迷ってもらえることを期待しました(笑)。
また新米オーナーである主人公を指導する役として,エリーゼも必要でした。教師的な立ち位置のキャラクターとしてストーリーを盛り上げることも,恋愛アドベンチャーゲームのお約束ですからね。
4Gamer:
恋愛アドベンチャーゲームを作るうえで必要な,キャラクターの性格や年齢などで選んでいったということですね。では,ななみを選んだ理由は何でしょう。
作田氏:
彼女だけは,少し理由が異なるんですよ。ななみは,「DOAXVV」の運営してきた中で新規の女の子をデザインするにあたり,作り方の方向性を変えるきっかけとなったといっても過言ではなく,具体的に言うならば,“彼女感”を持たせた女の子なんです。
その“彼女感”をオーナーであるプレイヤーの皆さんにはかなり喜んでもらえて,そのような要素が「DOAXVV」にも必要なんだと気づかせてくれました。そんな理由もあり,恋愛アドベンチャーゲームである本作にも登場してもらうことにしました。
4Gamer:
DLCなどで,この6人以外の女の子を登場させる予定はありますか。
作田氏:
現状予定はありません。本作は複数の女の子を絡めたストーリー展開で楽しんでいただくことが重要なので,そこに女の子だけを追加するのは難しいためです。
本作が好評でしたら,ほかの女の子が登場する次回作の開発も考えたいですね。もちろん本作の結果次第となりますので,今回,一番好きな女の子が登場しなかった方も,ご購入を検討いただけますと幸いです。
もちろん,もともと推しじゃなかった女の子でも本作をきっかけに推しになってもらいたいので,我々は全力で品質を上げられるように開発を進めてまいります。
4Gamer:
女の子やコーデなどのグラフィックスが進化していますが,制作する際に気を付けたことはありますか。
作田氏:
ベースのグラフィックスエンジンが変わったことにより,テクスチャーの構造や解像度など,すべてが異なる形での制作となりました。そんな中,「DOAXVV」での雰囲気を壊さないようにしながらも,新たな魅力を見せられるようにとデザインしています。
髪の挙動などは自然に感じられるように,また表情もいろいろと用意しています。システムが違うのでライティングの表現など,まだまだ練り込めてない部分もありますが,発売までにできるだけ調整していこうと思っています。
4Gamer:
「DOAXVV」を,「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」と同じグラフィックスに変えていく予定はありますか。
作田氏:
予定はないですね。仮にやるとなると,7年間で展開したコンテンツ数全部作り直さないといけなくなるため,運営をしながら並行して進めるのは現実的ではないためです。
また,わたしは両方にそれぞれの良さがあると思っています。ゲーム性もですが,女の子たちから感じる雰囲気の違いも面白さのひとつだと思うので,ぜひ両作とも触ってみてください。
4Gamer:
撮影専用モードがないとのことですが,水濡れや日焼けの表現はどうなっていますか。
作田氏:
個別の設定はできませんが,エピソードによって水で濡れたりするなど変化することがあります。ちなみに,女の子だけでなく背景の表現力も上がっています。「DOAXVV」では難しかった雨の表現なども可能になっているので,そのシチュエーションも楽しんでほしいですね。
「DOAXVV」との連動は?
早期購入や豪華版などの特典紹介も
4Gamer:
現在サービス中の「DOAXVV」とは,何かしらの形で連動したりするのでしょうか
作田氏:
「DOAXVV」で使える「みさき」専用SSR水着「リゾートキャミソール・水色」のシリアルコードがもらえる連動特典を用意しています。
4Gamer:
限定コーデなどが付属する豪華版なども発売されますが,特典についての詳細を教えてください。
作田氏:
まず早期購入特典として,「旗袍コーデ」を用意しています。女の子に着せられるコーデで,いわゆるチャイナドレス風のデザインとなっています。
プレオーダー特典は,花のプルメリアの髪飾りが付いたヘアスタイルです。どちらも登場する女の子,全員が使用できます。
4Gamer:
ゲーム内には,そのほかのヘアスタイルもあるんでしょうか。
作田氏:
はい。ゲーム内でも変更可能なヘアスタイルを用意しており,プレイしていくことで開放できます。
4Gamer:
デジタルデラックスの特典には「時間停止ウオッチの早期解放」があるんですね。最初のプレイからエピソードの時間を止められるのはうれしいです。
作田氏:
さらに,イラストレーターや漫画家として活躍している「よむ」先生デザインの衣装と,タイアップ特別ストーリーも付属します。よむ先生には「DOAXVV」でもタイアップ水着をデザインしてもらっているので,今回も参加をお願いしました。どちらもタイツが魅力的なデザインで最高です!
4Gamer:
こちらの特典には撮影に使えるフレームも付くんですね。これは「DOAXVV」のフレームと同じようなものですか。
作田氏:
本作用に新規にフレームを用意いたします。開発中なので,どんな内容でどのくらいの数があるかはまだお伝え出来ませんけど。
なお「Digital Deluxe Upgrade」もデジタルデラックス版と同じ特典が付きますので,いろいろなグッズがセットになった限定版がほしい方もご安心ください。
2025年3月6日の発売に向けて
4Gamer:
発売日が2025年3月6日と発表されました。それまでに,体験版の配信や試遊会の実施などは行わないのですか。
作田氏:
試遊は,2024年11月17日に開催する「DOAXVV」7周年記念リアルイベント内にて行う予定です。事前応募制で参加の応募は締め切っていますが,オーナーの皆さんにいち早く体験していただきたいと思い実施に至りました。
体験版の配信も予定していますが,こちらの時期は未定ですね。発売日近くになると思いますので気長にお待ちください。決まりましたら公式サイトなどでアナウンスします。
4Gamer:
ほかに施策の予定はありますか。
作田氏:
発売まで,不定期ですがトレイラーを公開していきます。ゲーム内の雰囲気や女の子の魅力を伝えるものになる予定ですので,楽しみにしていてください。
「DOAXVV」の公式生放送でも継続して情報を発信していけたらと思っているのですが,こちらはまだ検討段階ですね。
4Gamer:
最後に,本作を期待して待っている人に向けてメッセージをお願いします。
作田氏:
「DOAXVV」から6人の女の子が登場する「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」ですが,お気に入りの子が出ないと悲しんでいる方もいると思います。皆さんのご期待にお答えできず申し訳ございません。
我々としては,登場させることになった女の子を気に入っていただけるように全力で開発を進めております。プレイして頂くことで,「この子もいいかも」と新たな魅力を発見していただけるように頑張りますので,ぜひ遊んでみてください。
またシリーズを遊んでいない方であっても,純粋な恋愛アドベンチャーゲームとしてお楽しみいただけるように作っています。イマーシブで,とてもドキドキする体験を得られるゲームですので,手に取っていただけるとうれしいです。
発売まで,これからもどんどん情報を出していきますので,引き続きよろしくお願いします。
4Gamer:
ありがとうございました。
「Venus Vacation PRISM - DEAD OR ALIVE Xtreme -」公式サイト
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