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ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた
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印刷2024/07/25 13:15

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ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた

 ホロライブプロダクションの二次創作ゲームブランド「holo Indie」(ホロ インディ)が,京都府のみやこめっせで開催されたインディーゲームの祭典「BitSummit Drift」にブース出展していた。

画像集 No.001のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた

 「holo Indie」は,ファンによって制作された格闘ゲーム「Idol Showdown」やアクションゲーム「HoloCure」などをきっかけに誕生した,ホロライブプロダクション所属VTuberの二次創作ゲームのブランドだ。
 2023年11月に,ゲームクリエイター・サポートプログラムとして二次創作ゲームに関するガイドラインの提供を開始。2024年に入ってから,本格的に活動をスタートしている。

 「BitSummit Drift」には,「holo Indie」のキーマンであるカバー株式会社の加持太郎氏畠野貴之氏が参加していたので,ブース出展理由などを聞いてきた。

画像集 No.003のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた


知ってる?ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」|カバー 公式note


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 まず,今回の出展理由を聞かせてください。

画像集 No.002のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた
左から,畠野氏と加持氏
加持太郎氏(以下,加持氏):
 一般来場者の皆さんはもちろんですが,開発者の皆さんに「holo Indie」の認知を広めたいというのが大きいです。
 我々がソリューションを提供することで,クリエイターの皆さんが作りたいものを作れて,それがIPの広がりを生むというWin-Winの関係が生まれるのではないかと考えています。このプロジェクトの大きなところは,マネタイズができることなのですが,これによって継続的な活動ができるということを広めたいと考えております。

畠野貴之氏(以下,畠野氏):
 ホロライブは二次創作が非常に盛んでして,会社としてもガイドラインを用意しながら積極的に後押しをしております。しかしゲームに関しては,まだ整備されていない部分がありました。
 ゲームは,既存のパブリッシャの方々との関係値やマネタイズなどの面で別途ガイドラインを制定する必要もありますから,holo Indieブランドを立ち上げる形式を取りました。

4Gamer:
 多くのゲーム開発者が集まるBitSummitに出展することで,「holo Indie」からより多くの二次創作が生まれることも期待している感じでしょうか。

加持氏:
 それもありますね。これまでのイラストや文章といったホロライブの二次創作は,優れたクリエイターの皆さんに支えられて盛り上がってきました。それはゲームにおいても同じ事が期待できると考えております。
 「holo Indie」に関しては,こちらからお声がけをして話を進めているクリエイターの方もいるのですが,さらに今回の出展で興味を持っていただいた方から,申請もきております。
 非常にうれしいことですので,クリエイターの皆さんとともに,ゲームでもホロライブというIPをさらに展開できればと思いますね。

画像集 No.005のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた

4Gamer:
 BitSummitはインディーゲームのイベントということもあり,ブースに来たお客さんは,これまでと異なる層だったのではないかと思います。ホロライブについて,詳しくは知らない人もいたのでしょうか。

加持氏:
 はい。ただ,まったく知らなかったというのは1割くらいでしょうか。あと,女性のお客様も多かったですね。

畠野氏:
 ホロライブは,オンライン上の統計ではかなり男性のファンが多いのですが,イベントによって,例えばリアルイベントだと女性が3割くらいになることあります。BitSummitは,それに近かったなと。

加持氏:
 今日(開催2日目の7月20日)も3割くらいが女性でしたが,もっと拡大できそうだという実感はあります。あと,大学生も取材に来てくれました。

畠野氏:
 ただ,“ホロライブのゲームを出すメーカー”みたいな認識の人もいたので,もう少し知ってもらえるよう発信をしなければと思いましたね。

画像集 No.006のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた

4Gamer:
 ブランドやレーベルというものの説明,またちょっと大変ですよね。パブリッシャなどの出展者の反応はありましたか。

加持氏:
 初日に挨拶回りをしたのですが,反応としては一般のお客さまと似ていました。みなさん,なんとなく知っていたという感じでして。ゲームブランドとしては,始まってまだ1年にも満たないですが,興味は持っていただけているようです。

画像集 No.007のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた

4Gamer:
 今後も,こういったゲームのリアルイベントには出展されるのでしょうか。

加持氏:
 コストやリソースの兼ね合いもありますので,毎回このような規模でというのは難しいと思いますが,例えばデジゲー博のような相性のいいイベントは視野に入れていかなければと思っています。
 あとは,海外のイベントには出てみたいなとは考えています。今回も,多くの海外の方に興味を持っていただけました。SNSで積極的に拡散もしていただけたので,リアルイベントはやはり重要だと感じますね。

4Gamer:
 今回,お隣りが「Play,Doujin!」のブースだったこともあり,この一角が同人イベントのような雰囲気だったのが印象的でした(笑)。

 今年の6月には,カードゲームの「デュエホロ」や,シューティングの「みこスナイパー」が発売され,夏には「ホロライブお宝マウンテン」のリリースも控えている「holo Indie」ですが,今後の動きにも注目したいと思います。
 本日はありがとうございました。

画像集 No.004のサムネイル画像 / ホロライブの二次創作ゲームブランド「holo Indie」がBitSummit Driftに出展。その理由を,カバー社のキーマンに聞いてきた




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