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カプコンはモバイルゲームではパズルジャンルに強い。「アイルーアイランド」は好スタート,「スヌーピー ドロップス」は高年齢層に人気
Sensor Towerブログ:「アイルーアイランド」が好発進、CAPCOMはモバイルゲームではパズルに強い
6月27日にリリースされたモンスターハンターパズル アイルーアイランドは,「モンスターハンター」シリーズの世界観をモチーフにしたパズルゲームだ。プレイヤーは,大型モンスターたちに荒らされた不思議な島に流れ着いた1匹のアイルーになり,各クエストで出題されるマッチ3パズルを攻略して,島の復興を目指す。8月16日に,グローバル配信で100万ダウンロードを突破したことが発表されている(関連記事)。
Sensor Towerによると,6月27日のリリース初日から日本のApp StoreとGoogle Playの無料ダウンロードランキングでトップとなり,7月1日まで両ストアでトップをキープしたという。リリースから7月26日までの市場別ダウンロードシェアでは,トップは日本で62%を占めており,2位はアメリカで20%,3位は台湾で5%となっている。このことから,モンスターハンターは日本発のIPだが,アメリカやアジアでも受け入れられていることが分かるという。
市場別収益シェアにおいても順位は同じで,日本が74%と圧倒的なシェアとなっており,2位のアメリアと合わせると92%となり,この2つの市場が収益の柱になっている。
日本のモバイルゲーム別収益シェアを見ると,カプコンはパズルゲームに強いパブリッシャである側面が見えてくるという。2024年上半期のカプコンの日本におけるモバイルゲーム別収益シェアを見ると,トップはスヌーピー ドロップスで56%の収益シェアを占めている。
スヌーピー ドロップスは2014年9月にリリースされたモバイルパズルゲームで,今年で10周年を迎えるロングヒットタイトルだ。スヌーピー ドロップスのユーザー分布では,若年層からの支持が多い一般的なモバイルゲームとは異なった様相が見られる。
Sensor TowerのAudience Insightsのデータによると,2024年第2四半期の日本におけるスヌーピー ドロップスのユーザー分布では,35%が男性,65%が女性となっている。この比率は日本で人気のモバイルゲームとは逆と言えるという。年齢分布では年齢が上がるに従って増加しており,最もユーザーの多い年齢層は55歳以上で,40%近くに達している。Sensor Towerでは,スヌーピーのIPと分かりやすいルールと操作性などにより,高い年齢層のユーザーが楽しんでいると推察している。
また,カプコンの2024年上半期日本におけるモバイルゲーム別収益シェアでは,3位に「ロックマンX DiVE オフライン」,5位に「逆転裁判123 成歩堂セレクション」と有料タイトルが入っている。モバイルゲーム別収益シェアトップ10までで見ると,6つが有料タイトルとなっており,同社のIPの強みを生かした独自の収益戦略を持っていることが分かるという。
※掲載した画像はすべてSensor Towerのブログ(リンク)より。
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(C)2014 Peanuts Worldwide LLC. All game code
(C)Beeline Interactive, Inc.
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