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リアルな中世を描くオープンワールドRPG続編「Kingdom Come: Deliverance II」発表。15世紀のボヘミアを舞台に,自由に生きる
2018年にリリースされた前作「Kingdom Come: Deliverance」(以下,Kingdom Come)は15世紀ごろ,神聖ローマ帝国の一部であったボヘミアを舞台としたオープンワールドRPGで,史実を元にした物語が展開する。プレイヤーは村の平凡な青年“ヘンリー”として,さまざまな出来事を経て,騎士としての道を歩んでいくことになる。
というのが大まかな内容だが,Kingdom Comeの面白いところは,騎士としてまっとうに生きなくてもいいことだ。草花を集めて調合する錬金術士として生計を立てたり,武器や防具を修理する鍛冶屋になったり,森で狩猟をしてその肉を売って生きたりすることもできる。清廉で誉れ高い騎士として名をはせることもできれば,暗殺者や泥棒として暗躍することもできる。もちろん,行動によって民衆の態度は変わり,相応の扱いを受けることになるが「中世で生きている」という感覚を味わえるタイトルだ。
前作から6年ぶりの続編では,変わらず“ヘンリー”が主人公となる。家族を殺され,故郷を焼き払われたヘンリーの復讐の旅というのがメインストーリーだ。今作では若きハンス卿の信頼のおける従者兼友人として,簡単な任務に送られるが,やがて状況は一変する――という物語が展開するようだ。
前作をプレイしていれば,よりストーリーを楽しめることは間違いないが,今作からプレイしても楽しめるように設計されているとのこと。筆者は前作をプレイしているが,かなり面白かったので今からでもぜひ遊んでみてほしい。
「Kingdom Come: Deliverance II」では,カットシーンが5時間以上(前作は約3時間),マップの広さも約2倍になっている。また,前作では比較的小さな村や町が描かれていたが,今作では大都市の「クッテンバーク」(クッテンベルク,クトナー・ホラ)が登場する。開発者ですら「大きすぎる」と語っており,文化や経済の中心地的な役割で,ただ街を歩くだけでもさまざまな発見がありそうだ。
戦闘システムは前作同様,中世の剣術を再現したリアルなものになっている。遠距離武器にはクロスボウや初期の銃器も登場するとのことだ。
6年ぶりの続編ということもあって,さまざまな面で進化を遂げていそうな「Kingdom Come: Deliverance II」。今から発売が楽しみで仕方がない。
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Kingdom Come: Deliverance II
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