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「Strinova」デベロッパ交流会レポート。新ルールとマップ,部屋システムなど盛りだくさんの情報と,対抗戦で盛り上がった[TGS2024]【PR】
「Strinova」の運営理念と新情報が語られ,コアファンである来場者たちも満足のイベントに
「Strinova」はiDreamSkyが展開する,イケメンや美少女揃いの特殊能力者「超弦体」たちが入り乱れて戦う,タクティカル系のヒーローシューター。超弦体たちは攻撃や妨害など特殊なスキルを持つのに加え,身体を二次元化できる「弦化」の能力を持つ。弦化すればペラペラな紙のようになり,銃撃を避けたり,壁に貼り付いて自由に動き回ったり,ヒラヒラと空を舞ったりといった本作ならではの戦いを楽しめるのだ。
ALAN氏は「従来のTPSのスローな戦略とは違い,弦化によりハイテンポな戦いを楽しめる。ゲームデザインにも工夫が凝らしてあり,あらゆるものを柔軟に活用するプレイができる」と「Strinova」ならではの面白さを強調。「特殊な能力を持つ超弦体による,シューティングエンタテインメントだ」と本作を総括した。
本作はキャラクターにも力を入れている。そもそもTPSというジャンルを選んだのも,「ゲームの中心を銃からキャラクターにするため」であるといい,今後も新たなキャラクターを実装していくが,個性的かつ異なる遊びを持つものにしていきたいと,ALAN氏は今後の抱負を語った。
そして「Strinova」は先日サウジアラビアのリヤドで行われた世界最大規模のeスポーツイベント「eスポーツワールドカップ」にも参加するなど,競技的なプレイにも力を入れている。
そのうえでは「スポーツマンシップ」「チートを許さない」「マナーを忘れない」といった3点を重視して開発を進めているという。
・「スポーツマンシップ」
「Strinova」のプレイヤーはスポーツと同様にアスリート。実力を出し切り,失敗も恐れずに次での挽回を狙う,前向きな気持ちでプレイできるよう,プレイヤー同士の連携を重視した内容とし,超弦体たちの能力もベストを目指して調整を続けていく。
そのうえでは「ステータスを売ることを許さない」をモットーに,超弦体の能力に影響を与えるアイテムを作らず,公正で公平な環境を目指していくという。
・「チートを許さない」
「Strinova」では不正防止に取り組んでいく。問題のあるプレイヤーを対戦中でも通報できるシステムも取り入れ,もし実際に不正を行っているようであれば厳しい処罰を行っていく。
・「マナーを忘れない」
対戦中にはテキストやボイスで挑発されることもあるかも知れないが,善良なプレイヤーが身を守れるようにブロックできる機能も用意する。プレイヤーは被害を報告でき,運営は速やかに対処を行える体制を構築していく。
これらの取り組みにより,「Strinova」を競技的な対戦も楽しめるタイトルとしても成長させていく予定であるとのことだ。
現時点でのグローバル版「Strinova」は,第1回のクローズドβテストにあたる「クォークテスト」が2024年6月に行われた段階。気になるのは次なる展開だが,「スーパーストリングステスト」が10月10日から10月22日に行われることが発表された。
今回は新ルール「チームアリーナ」に加え,「デモリション」と「エスコート」に新マップが登場。超弦体との親交を深められる「部屋」システムが実装されるという。
チームアリーナは通常よりも2人多い7対7で戦うモード。指定数のキルを早く決めた方が勝ちで,やられてもリスポーンできるため,初心者にもオススメのルールであるという。
デモリションの新マップは「コーシー街区」。爆弾を仕掛けるサイトがほかのマップより多い3つ存在するため,攻撃側はさまざまなアプローチを試すことができ,防御側のチームワークも問われるマップであるという。なお,今回のテストからデモリションルールは5ラウンドから7ラウンド先取制に変更され,より気軽に楽しめるようになるとのことだ。
「アクサ工場」はエスコートモードの新マップ。高低差が激しいため,壁貼り付きやグライディングが重要になるという。
キャラクター性を求める人にオススメなのが「部屋」システムだ。超弦体たちの部屋を訪れ,交流やさまざまなボイスを楽しみつつ,深い絆を築いていけるという。誰に部屋が実装されるかは発表されなかったが,推しと交流できる日を楽しみに待とう。
また,クォークテストからの改善点も発表されている。同テストにはさまざまな意見が寄せられたが,中でも運営が重視しているのは「ランキングのバランス」「チュートリアルの質」「ローカライズの質」の3点であり,今後も改善の取り組みを進めていくとのことだ。
コントローラへの対応作業も続けられており,ALAN氏いわく「来年ぐらいには見せられるようにしたい」とのこと。会場ではすでにPS5版も出展されており,PCとPS5でのクロスプレイに期待したいところだ。
この日は来場者で即席チームを組んでの対戦プレイも行われた。第1ラウンドはデモリションルールで,来場者5名による2つのチームが激突した。
正式サービス前にもかかわらず,どちらのチームもシステムやルールをしっかり把握しており,弦化したペラペラの身体で攻撃を避けたり,壁貼り付きから高い場所へ登ってからグライディングで奇襲したりと,「Strinova」らしい立ち回りが当たり前のように見られるのだから凄い。
第2ラウンドはエスコートルール。ALAN氏と同作ディレクターがそれぞれ来場者たちを率いての激突だ。ここではALAN氏のオードリーが大暴れ。マシンガンを地面に設置して固定砲台と化す「火力全開」や,榴弾を放つ「戦術爆撃」といったスキルでリーダーに相応しい大活躍を見せ,来場者たちの視線を釘付けにした。
筆者もこの戦いに参加したのだが,まだクォークテストしか行われていない段階なのに,みんな連携や位置取りがとにかく巧みという印象で,ハイレベルなプレイヤーたちにすっかり翻弄されてしまった。
今回採用されたのはデモリションとエスコートという戦術性の高いルールであるにも関わらず,TGS 2024の会場にまで足を運ぶ猛者たちだけあり,セオリーを抑えたうえでしっかりと「Strinova」の試合になっているのがすごい。正式サービス開始後はここからさらにプレイヤーの技量も向上していくのだから,eスポーツ展開も楽しみに感じられた。
写真奥がALAN氏。ユーザーの即席チームを率い,エスコートルールで奮戦した |
イベントの最後には,ALAN氏が来場者からの質問に答えるQ&Aコーナーも設けられたので,その様子をお伝えして本稿の締めくくりとしたい。
――中国版をプレイしていてストーリーが面白いと感じました。ストーリーは日本でサービスされるグローバル版でも日本語に翻訳されるのでしょうか?
ALAN氏:
グローバル版と中国版でストーリーが変わることはありません。翻訳も行われますので,ぜひ楽しんでください。
――中国版ではハクボクの性能が高いように感じましたが,弱体化を含んだ調整を行いますか。
ALAN氏:
基本的に弱体化はしたくないと考えています。ハクボクは低いランク帯で勝率の高いキャラクターであることは把握していて,強すぎるようであれば弱体化も考えます。
――今後のアップデートは,中国版とグローバル版で同時にして欲しいです。
ALAN氏:
このテーマについては我々も重視しています。アップデートはできる限り差が出ないようにしていきたいです。
――eスポーツについてはどのように取り組んでいくのでしょうか?
ALAN氏:
「Strinova」ではeスポーツに取り組んでいきますが,グローバル版のサービス開始からすぐに大会を開くようなことはありません。ゲームを理解していただき,広い層の人にプレイしていただいてから考えていきます。
――キャラクターのスキンによって,サイトで狙った時の見え方に違いがあり,対戦に影響を及ぼす現象がありますが,対策はしますか。
ALAN氏:
スキンはテーマに沿った設計となっていますが,いわれたような現象については少しずつ改善してきたいです。
――勢力ごとにキャラクターの人数差がありますが,是正はされますか?
ALAN氏:
問題として認知しています。「Strinova」では2か月に1体ずつキャラクターを出す予定になっており,そのうえで大切なのはバランスであると認識しています。今後人数が不足している勢力もキャラクターを増やしていきたいです。
――中国版からグローバル版へ,プレイヤーデータやアイテムの引き継ぎは可能でしょうか。
ALAN氏:
これは難しい問題です。同系ゲームでは引き継ぎがある例はないため,「Strinova」でも難しいのではないかと思います。グローバル版でもさまざまなイベントを開催し,報酬アイテムを得られる機会を提供しますので,ぜひそちらでも入手してください。
こうして大きな盛り上がりのうちに,デベロッパー交流会は幕を閉じた。
正式サービスが始まっていない状態から人気を集めていること,そして寄せられている期待の大きさを実感できたイベントだった。
引き込まれるストーリーと魅力溢れるキャラクターたち,弦化やスキルを使ったスキルのユニークさなど,見どころが多い「Strinova」。気になっている人は,10月10日から10月22日に行われるスーパーストリングステストに参加し,本作の世界観にどっぷりとハマってみよう。
「Strinova」公式サイト
東京ゲームショウ2024公式サイト
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