プレイレポート
[プレイレポ]EVO Japanに出展されていた「Pocket Bravery」をチェック。ブラジル産のクラシカルな格闘ゲームが今夏家庭用向けに登場
本作は,ブラジルに拠点を置くStatera Studioが開発した1on1の対戦格闘ゲームだ。90年代のクラシカルな格闘ゲームをインスパイアしたグラフィックスが特徴で,カプコンの「ポケットファイター」に近い雰囲気を感じ取れる。
今回会場に出展されていたのはPS5版で,30分ほどの試遊でシステムやプレイフィールを確認してきたので,その内容をお届けする。
まずは基本操作について。本作は十字キーまたは左アナログスティックで移動やガード,ジャンプを行い,ボタンで攻撃をくり出すオーソドックスなタイプの格闘ゲームだ。とくに奇をてらった操作はなく,ほかの格闘ゲームを遊んだことがある人ならすんなりと入り込めるはずだ。
必殺技はコマンド入力でくり出すタイプのゲームではあるが,それとは別に「アクセシブル操作」と呼ばれる操作タイプが用意されており,こちらではボタンのみで必殺技をくり出せる。コマンド入力が苦手な人でも安心して遊べるだろう。
キャラクターは,飛び道具や対空などが揃ったスタンダードなキャラクターから,見るからにパワータイプの投げキャラ,一癖ある技が用意されたトリッキータイプまでさまざま。キャラクターのセレクト画面を見ると,初期の状態では13人用意されているようだ。
肝心のプレイフィールだが,レスポンスはよく,遊んでいて妙な違和感やもっさり感を覚えることはなかった。基本となる攻撃ボタンも,弱パンチ,強パンチ,弱キック,強キックの4ボタンのみで複雑ではなく,少し触ればすぐに対戦を楽しめる感触だった。
格闘ゲームと言うと,なかには複雑なコンボを覚えないといけないものもあるが,本作のコンボはしゃがみ弱キック×nから必殺技や,特定の攻撃をつなげられるターゲットコンボから必殺技といったシンプルなものになっていた。
あくまでも試遊で試した程度なので,実はめちゃくちゃコンボが伸びます! という可能性もなくはなさそうだが,サッと触った感じでは,ターゲットコンボ>エレメンタル技※>超必殺技くらいのもので十分に遊べそうだ。
※エレメンタル技:必殺技の強化版。画面下部にあるエレメンタルゲージを使ってくり出す技で,追撃できる技などが多かった
今回の試遊では,CPU対戦のみが楽しめたが,メインメニューを見たところ,ストーリーやチュートリアル,トレーニングといった格闘ゲームと言えばのゲームモードは完備されていそう。
また,オンライン対戦もバッチリ用意されており,オマケにネットワークコードには,遅延の影響を受けにくい「ロールバック」が採用されているとのこと。友人との気楽な対戦はもちろん,見知らぬ猛者とのガチまで幅広く楽しめそうだ。
「Pocket Bravery」公式サイト
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(C)2024 STATERA Studio, Pocket Bravery TM. PIXELHEART Corporation. Published by PQube Limited.
Licensed to and published in Japan by Oizumi Amuzio Inc. All rights reserved.
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