Killing FloorやLeft 4 DeadにインスパイアされたウェーブベースのFPS「Hellbreach: Vegas」，アーリーアクセス版の配信が3月11日に決定

　オランダのインディーゲームパブリッシャIceberg Interactiveは，Infinity Ape Studiosが開発するタイトル「Hellbreach: Vegas」のアーリーアクセス版を2024年3月11日（日本では3月12日）にリリースすると発表した。プレイの模様を紹介するトレイラーが公開されている。

「Hellbreach: Vegas」公式サイト

　「Hellbreach: Vegas」は，「Call of Duty」シリーズのゾンビモードや，「Killing Floor」「Left 4 Dead」などのゲーム体験を再現することを目指したという一人称視点のシューターだ。ラスベガスへの侵略を開始したデーモン軍団を相手に，どれだけ長く生き残るかを競うウェーブベースのゲームで，ソロのほか，最大4人のプレイヤーによるCo-opに対応している。


　デーモンを倒すことで現金が手に入るので，次のラウンドが始まるまでにスロットマシンで運だめしをしよう。武器が当たるものや，パワーアップが手に入るもの，コスメティックが狙えるものなど，スロットマシンにはいくつかの種類があり，うまくいけば次のウェーブも有利に戦い続けられるはずだ。ただし，ウェーブのたびにゲームの難度は上昇する。武器は19種類用意されており，マップを探索することでも手に入るという。


　アーリーアクセス版には，デーモンの死体を山積みにしてハイスコアを狙う「サバイバル」と，小さめのマップに挑戦する「トラップ」，そして射撃の腕を磨く「ガンプロ」という3つのモードを用意しており，それぞれのモードで，報酬が手に入る「サバイバルチャレンジ」を提供するという。公開されたトレイラーを見る限り，バイオレンス度はさほど高くなく，ネオンきらめく街を背景に，派手でハイスピードなバトルが楽しめるようだ。


　デベロッパのInfinity Ape Studiosは，開発者であるAshley Ellis氏の個人スタジオで，2021年の設立以来，たった1人で本作を作ってきたという。2月21日にはファイナルテストの実施を予定しており，Steamのストアページからテスト参加のリクエストを送ることができるとのこと。とはいえ，現段階で日本語サポートは予定されていないので，テスト参加のハードルはちょっと高いかもしれない。