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ユカタン半島を舞台にしたシティビルダー「El Dorado: The Golden City Builder」,Steamで体験版を公開
「El Dorado: The Golden City Builder」
公式サイト
「El Dorado: The Golden City Builder」は,現在のメキシコとグアテマラ,ベリーズの3か国にまたがるユカタン半島の征服を目指すというゲームで,プレイヤーは製材所や寺院,住宅,兵舎などの建設を行い,技術開発や資源の採取と管理を通じて,小さな集落を黄金都市(エル・ドラド)に発展させていくという。
時代背景ははっきりしないのだが,クリストファー・コロンブスがやってくる以前の中央アメリカをベースにしているとのことで,雰囲気としては15〜16世紀に栄えたアステカ文明だ。
アステカは,黄金と特異な人身御供の儀式で特筆される文明で,ゲームでも,神殿を建て,奴隷の中から選んだ生贄を捧げて神事を催すことで神々の恩恵を受け,領土の拡大を図れる。だが,血塗られた儀式を怠ると神々は怒り,天変地異を起こして大災害をもたらすという。
そのため,現実のアステカと同様,定期的に侵略戦争を行い,生贄となる奴隷を集める必要があるというあたりが,本作の基本のゲームメカニクスになるようで,これはなかなか恐ろしい。
アステカは,そんな風習のため周辺勢力の恨みを買い,スペイン人がやってくると,彼らと共に蜂起してアステカを滅ぼしたわけだが,そのあたりも再現されるのだろうか。
「El Dorado: The Golden City Builder - Prologue」と題された体験版では,そんな本作の一部がプレイ可能だ。日本語にも対応しているとのことなので,ユカタン半島を舞台にした異色のシティビルダーに興味のある人は,ぜひチャレンジしてほしい。
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El Dorado: The Golden City Builder
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