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宇宙滅亡後の超現実的な世界を舞台にしたパズルアドベンチャー「Necrophosis」,フォトモードを紹介する最新トレイラー公開
北米時間の5月10日にSteamでデモ版が公開されるなど,リリースに向けた準備が進む「Necrophosis」は,宇宙が終焉を迎えて数十億年後の世界を舞台にしたパズルアドベンチャーだ。死が支配する悪夢のような世界で目覚めたプレイヤーは,すべてを腐敗させる呪いであるNecrophosisの謎を追って,さまざまなパズルに挑んでいくという。
ポーランドの芸術家で写真家でもあったズジスワフ・ベクシンスキー(Zdzislaw Beksinski)氏に影響されたというビジュアルは幻想的で退廃的であり,一度見たら忘れられない。ゲームのコンセプトは「謎めいた世界に放り込まれる」というもので,ベクシンスキー氏の絵画の中を探索できるゲームとして,一部の注目を集めているようだ。
ゲームそのものは説明の少ない,探索を中心にした,アートワークの美しさや雰囲気を楽しむ作品であるようだ。
グロテスクな生き物が徘徊する世界は「Unreal Engine 5」の最新グラフィックス技術を駆使して緻密に描かれており,NVIDIAは先週,同社のDLSS(ディープラーニングスーパーサンプリング)を紹介する比較トレイラーを公開している。
公開されたトレイラーは,「Necrophosis」の実装される「フォトモード」を紹介するもので,カスタマイズ可能なカメラ設定を使うことで,さまざまなアングルやトーンのスクリーンショット撮影ができるとのこと。独特のグラフィックスは好き嫌いが分かれそうな気もするが,気になる人はトレイラーをチェックしてほしい。
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Necrophosis
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