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悪夢のような世界を探索するホラーパズルADV「Necrophosis」のティザートレイラー公開。ギーガー風アートをUnreal Engine 5で描く
トレイラーでは,プレイヤーと思われるキャラクターがさまざまな場所を訪れており,独特なデザインのキャラクターたちの登場が確認できる。
本作は,「謎めいた世界に放り込まれる」というコンセプトを掲げ,現実と地獄界が交差する恐怖の世界を彷徨い,パズルを解いて脱出を図る一人称視点のホラーアドベンチャーゲームだ。ゾクゾクと背筋が寒くなるような演出が散りばめられ,1つひとつのエリアが大きなパズルに捉えられるという広大なマップの中で,自由度の高いノンリニアタイプのストーリーが展開していくという。
「終焉の画家」と呼ばれる芸術家,ズジスワフ・ベクシンスキー氏の影響を受けていることから,生々しくグロテスクなデザイン,廃墟や人骨といった終末を感じさせる風景などが特徴に挙げられる。
開発には,Unreal Engine 5を採用しており,荒涼とした世界が最新のパーティクルや照明効果によって描かれている。SF映画「エイリアン」のクリーチャーデザイナーとして知られる造形作家,H.R.ギーガーのバイオメカノイド風のクリーチャーや石像であふれる不気味な世界観も見どころだろう。
また,モンゴルの伝統的歌唱法として知られるホーミーをBGMとして採用し,作品に異世界的な息吹を注ぎ込んでいる。
Dragonis Gamesは,ドラゴニス・アレス(Dragonis Ares)氏とアドニス・ブロステアヌ(Adonis Brosteanu)氏が立ち上げたスタジオだ。これまでCo-opホラーアクションゲーム「Eresys」や,高いビジュアルアイデンティティを持つ「The Shore」をリリースしている(共に日本語対応)。
Steamストアページによると,「Necrophosis」は英語のみサポートを予定しているようだが,独特の世界観に惹かれるる人はウィッシュリストに追加しておこう。
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Necrophosis
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