鬼才，ジェフ・ミンター氏の足跡を辿れる作品「Llamasoft: The Jeff Minter Story」発表。ドキュメンタリー映像や多数のゲームを収録

　Digital Eclipseは本日（2023年12月7日），インタラクティブドキュメンタリー「Llamasoft: The Jeff Minter Story」を，PCとコンシューマゲーム機に向け2024年にリリースすると発表した。


　本作は，伝説的なゲーム開発者であるジェフ・ミンター（Jeff Minter）氏の足跡を辿れるもの。氏は「Gridrunner」や「Tempest」シリーズなど，サイケデリックなグラフィックスのシューティングゲームで一部のファンから熱狂的な支持を得ている。羊好きでも有名で，作中に羊がよく登場するほか，4Gamerが過去に掲載した記事によると，自身の会社であるLlamasoftでも数頭飼っているとか。


　収録されているコンテンツは，長編ドキュメンタリー映像に加え，「Sheep In Space」や「Andes Attack」といった42のクラシックゲーム，リメイク作品である「GRIDRUNNER:REMASTERED」など。ミンター氏が開発したライトシンセサイザー（音楽やボタンの入力などに反応してグラフィクスが変化するソフト）も楽しめる。


　なお本作は，ゲームやそのクリエイターの歴史をまとめる「Gold Master」シリーズの第2弾。ちなみに第1弾は「The Making of Karateka」だ。


　Steamのストアページによると日本語表示にも対応しているので，ミンター氏のファンはもちろん，レトロゲーム好き，羊好きの人はウィッシュリストに入れておくといいだろう。

「Llamasoft: The Jeff Minter Story」公式サイト