都市建設要素が魅力のストラテジー新作「Kaiserpunk」のプレイテスト受付がSteamで開始

　クロアチアを拠点にするOverseer Gamesが，2024年第3四半期のリリースを予定しているグランドストラテジー新作「Kaiserpunk」（PC）のプレイテスト参加受付を，Steamで開始した。



　「Kaiserpunk」は，帝国主義が行き詰まった20世紀の近代世界をベースにし，国家ではなく「Britain Isles」や「Iberia」，「Asia Minor」など，ざっくりと切り分けられた世界100以上地域の覇権を目指していくというターン制ストラテジーゲームだ。

　大きな特徴は，それぞれの地域に首都を表現した街が存在しており，資源を採取しては技術革新を行い徐々に街を発展させたり，軍隊の拡張や軍事施設で要塞化を進めたりするという，都市建設シムの要素がフィーチャーされていること。資源管理や貿易，ロジスティックスにスポットライトをあてた細かなゲームプレイを楽しめそうだ。


　対外的には侵略を行うだけでなく，外交や通商などの交渉や同盟を結ぶといった要素もある。それぞれの地域で産出される資源が異なるために，戦略的な決断はしっかりと行っていく必要がありそうだ。採掘，農業，牧畜なども含む100種以上に及ぶ資源の生産と管理，そして工業地帯との複雑な国際ネットワークを作り出し，効率的な輸送網を広げていくことにより，より高度な軍事ユニットなどを生み出すこととなる。それが自地域の発展と拡張に大きく影響していくことになるわけだ。


　6月に開催されたSteam Nextフェスでは，10万以上のゲーマーがウィッシュリストに加えるなど前評判も高そうな「Kaiserpunk」のプレイテストは，まずはヨーロッパ現地時間の7月20日から22日にかけて開催されるとのこと。テスト版の日本語化がどれだけ進められているのかは明らかではないものの，Steamストアページ（https://store.steampowered.com/app/2012190/Kaiserpunk/）から「アクセスをリクエスト」をクリックすることで参加要請できるので，気になる人は応募しておくと良いだろう。

「Kaiserpunk」公式サイト