インタビュー
最近あったスーパー〇〇な出来事は――。「モルガナティック・アイドル」声優インタビュー第1弾はアイドルグループ“exe Creed”
サイバードが2024年春のリリースを予定している「モルガナティック・アイドル」は,世界的トップアイドル8人と,プロデューサーとの恋愛を描いた恋愛ゲームだ。4Gamerでは2回に分けて,本作に登場するアイドルグループ「exe Creed」と「Gem Cuddle」とプロデューサー佐倉のCVを演じる声優陣へのインタビューを掲載する。第1回は,江口拓也さん,榎木淳弥さん,西山宏太朗さん,武内駿輔さん,千葉翔也さんの「exe Creed」メンバーだ。
※以下,インタビューテキストはメーカー資料をそのまま掲載しています
Xeno役
江口拓也さん
――収録を終えての感想を教えてください。
この作品を通して、さすが「イケメンシリーズ」の派生レーベル作品だなという感想を抱きました。ストーリーが進むにつれてトップアイドルと主人公との距離が近づき、そんな中で繰り広げられる数々の甘い無双シーンは、楽しく収録させていただきました。
――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
Xenoは仕事に対してストイックで、アイドルという職業に求められているものだったり、表現していくものに対して、自分にも他人にも厳しくしてしまい、一見すると冷たいように見えてしまうけれども、でも本当はアイドルという職業に真っすぐ向き合っているだけなんです。
Xenoの魅力的なポイントはプロフェッショナルとして何かを追求していく姿だと思います。その他にも、徐々に主人公に対して心を通わせていく姿は魅力的です。人間に不慣れな猫が徐々に自分に懐いてくる、そんな心の動きを楽しめるのもXenoの魅力だと思います。
―― Xenoとご自身とで似ている部分はありますか?
似ているところはそんなに無いですね(笑)。ただあえて言うのであれば、何かを追求するという点は似ているかもしれません。ただ彼はストイック過ぎるんで、そこまではできないな。
――Xenoを演じる際に意識した点を教えてください。
Xenoはクールな部分から冷たい人だと思われがちなんですが、実はその「冷たさ」は何かに一生懸命だったり、意思の強さの現れであったりとポジティブな意味合いがあると思うんです。今回演じた怒りを表すシーンも嫉妬から生まれた感情だったと思うので、冷徹なキャラクターではなく普段は温厚で優しい人なんじゃないかと思いながら演じました。
――スーパーアイドルの恋愛ということで最近あったスーパー〇〇な出来事を教えてください。
スーパー酒飲みですね(笑)。ビールも日本酒もワインもウィスキーもみんな好きなんです。お店にあるものをひたすら飲みます。
――本作ならではの注目ポイントとファンの皆様へのメッセージをお願いします。
イケメンシリーズの派生レーベルということで、この作品に注目して下さっている方も多いと思います。この作品は特にアイドルとの過ごし方というところで「仕事に向き合うシーン」と「甘いプライベートシーン」とのギャップが注目ポイントです。是非、そんな彼らとの日常のギャップを感じながら楽しんでいただければと思います。
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Ivy役
榎木淳弥さん
――収録を終えての感想を教えてください。
僕が演じたIvyは二面性のある性格だったので、どこまで幅を出してよいかは悩みました。怖くしようと思えばいくらでも怖くなってしまうキャラクター性だったので、調節が難しかったです。ディレクションをもらいながら、バランスの良い演技をすることが出来るようになったと思います。
――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
第一印象は最年長ということもあり、人当たりが良く落ち着いている、大人なキャラクターという印象がありました。魅力的なのはガラッと変わる二面性部分かなと。カッコいい大人な面と、好きすぎて、甘えたり依存したりしてしまうちょっとダメな面がIvyの魅力だと感じます。
――Ivyとご自身とで似ている部分はありますか?
似ているところは無いですね(笑)。僕はかなり人見知りをする方なので、Ivyのように人当たりはよくないです(笑)。人見知りを克服するために書籍を読むくらい人見知りなんですが、少人数であれば、少しだけ外面をよく見せることができるかもしれません(笑)。でも人当たりが良いというのは、裏を返すと疲れてしまうこともあると思います。その点で考えると、Ivyは凄い頑張っているなと感じますね。
これだけだと僕に人見知りのイメージしかなくなってしまうので、冗談で周りを和ませる優しい人!と記載しておいてください(笑)
――Ivyを演じる際に意識した点を教えてください。
僕は普段早口になる癖があるので、なるべくゆっくり話して大人っぽさを演出しようと意識しました。大人っぽさは表現しつつも、年齢が高く見られないようにバランスを取りながら演じていましたね。
――スーパーアイドルの恋愛ということで最近あったスーパー〇〇な出来事を教えてください。
僕はスーパーマイペースかもしれないです。例えばみんなで帰っているときにも、急に1人で帰りたいなと思うことがあります(笑)。最近は自転車にハマっていて、レンタサイクルを口実に「僕、チャリがあるんだ...」と1人で帰ったりします(笑)。その他にもできるだけ早く仕事場を出るか、あえて長時間その場に残ったりしますね。だから僕はスーパーマイペースというかスーパー人見知りかもしれないですね。
――本作ならではの注目ポイントとファンの皆様へのメッセージをお願いします。
現実だとトップアイドルとの恋愛体験は中々できないことだと思うので、是非この作品を通してアイドルとの恋愛を楽しんでもらいたいです。それに僕が演じるIvyは、凄く多面的で危険な雰囲気を匂わせつつ、ほっとけないなと思わせる魅力的なキャラクターです。またその他のキャラクターでも様々な一面が発見できて楽しんでいただけると思います。最初は3キャラの本編配信ですが、今後増えていって長く楽しめる作品になると思いますので、是非みなさんにプレイしていただけたらなと思います。
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Jace役
西山宏太朗さん
――収録を終えての感想を教えてください。
Jace君の第一印象は少しチャラいけどフレンドリーでムードメーカーだなという印象でした。反対に、彼には色々な過去があって何かを乗り越えようとする姿が伝わってきて、人の悲しみや弱い部分に共感できる優しい子なんだろうなと感じています。そんな彼が思いっきり主人公に甘えられるような表現ができたら良いなと、意識して演じていました。このJaceというキャラクターは、普段演じることが少ないタイプだったので、凄く新鮮で楽しく収録させていただきました。
――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
先ほどお話した通りで、フレンドリーで明るいムードメーカーのイメージと、チャラい印象を受けました。
また、美意識が高く、コスメの話になるとテンションが上がっていたのがすごく可愛いなと思いました。コスメ好きなら友達のように共通の話題で盛り上がれるだろうし、詳しくなかったら教えてくれると思うので、この友達としての気楽さと恋人としての胸キュンが生まれるバランスの良い距離感が素敵なところだなと思いました。
――Jaceとご自身とで似ている部分はありますか?
僕もコスメ好きとまではいかないですが、コスメ動画をYou Tubeで見るのが好きなので、そこは共通点かなと思います。
――Jaceを演じる際に意識した点を教えてください。
改めて「セクシー」とはどういうことなんだろうか?と考え直しました。僕は「セクシーさ」と「チャラ男」は別々のものだと考えていて、セクシーとは、何かに必死になって取り組んでいる姿に、ふと感じる色気のことかなと思っているんです。なのでJaceくんがアイドルという仕事にストイックに向き合う姿が色気を生んでセクシーな人に繋がっているんだと思ったので、冒頭のプロローグ部分では言われたことに対して素直な反応を出そうと意識して演じていました。
「チャラ男」に関しては、モテる人のことを指していると思うんです。具体的にモテる人をイメージすると、場を盛り上がられる人であったり、口数が多い人だったりすると思います。何かを相談すると解決しなくても楽しい空気にしてくれる人がチャラ男なんじゃないかなと考え、セクシーさとチャラさが上手く融合して表現できていたらいいなと演じていました。
――スーパーアイドルの恋愛ということで最近あったスーパー〇〇な出来事を教えてください。
スーパー豆腐好きですね。本当に豆腐が好きで、絶対に冷蔵庫には欠かせなく、一日一丁は食べているかもしれないです。 自分でも結構な量だと思うんですけど(笑) 。ショウガをのせて、海苔をかけて 、最後にご当地のゆずポン酢をかけて食べるのにすごくハマっているんです。朝でも夜でもカロリーを気にせずに食べられるので大好きですね。人に会うと最近美味しい豆腐あった?って聞くのが習慣になっています(笑)。もはや豆腐を聞く人になっていますね(笑)
いつかは自分で豆腐を作ってみたいなと思ってます。
――本作ならではの注目ポイントとファンの皆様へのメッセージをお願いします。
モルガナティックというのは「格差婚」という意味があるそうです。憧れの人と恋に落ちることができるのは素敵なことだと思います。それにJaceくんはすごくあなたのことが好きなので安心して飛び込んできてくださいね。是非このキャラクターの「セクシー」な部分と「アンモラル」な部分を楽しんでいただけたらなと思います。彼を人間としての深いところまで知っていただき、恋に落ちてみてください。とても素敵な作品に関わることができて光栄です。ぜひ、プレイしてみてください
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Finn役
武内駿輔さん
――収録を終えての感想を教えてください。
いつもお世話になっているサイバードさんから出る最新作ということで、僕自身どのような作品になるのか凄く楽しみだったんです。今日の最終収録でようやく全てのパズルピースが揃いました。これからピースが繋がって1つの絵になっていくと思うと、ワクワクする気持ちでいっぱいです。
――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
Finnの第一印象は肉体美でした。最近では筋肉トレしている人をカッコいいと思う風潮が広がってきたと思うので、今の世の中にピッタリなキャラクターですね。
彼の魅力は芯が強く、どんな人でも引っ張ってくれそうなところです。Finnはきっと女性からの人気だけでなく、男性からの人気も獲得できそうなキャラクターだなと思いました。
――Finnとご自身とで似ている部分はありますか?
大雑把なところですね。Finnはぶっきらぼうに見えるけれど、実は面倒見が良い性格なんですよ。ただ僕に関しては、表も裏も全部ぶっきらぼうですけどね(笑)。
――Finnを演じる際に意識した点を教えてください。
やはりワールドワイドに活躍するスーパースター感を大切にしながら演じました。また今回の収録では他のメンバーとの絡みが少なかったため、キャラクターを決め込みすぎず、幅が広がるような演技を意識していました。
――スーパーアイドルの恋愛ということで最近あったスーパー〇〇な出来事を教えてください。
スーパーフットワーク軽めです(笑)。最近、時間がある時は新幹線などを利用して遠出をするようにしています。都会から離れて、東京とは違う空気を吸うのが好きなんですよ。段々と移動に対しても抵抗感が無くなってきたので、フットワーク軽くパッと山を眺めて、現地のものを食べに行きます。
最近は山形に行ってさくらんぼを食べたり、そばを食べたりしました。特にさくらんぼは鮮度が大切で、冷凍をしても1日から2日しかもたないんです。だからこそ労力をかけても、現地に行って摘みたて食べることに意味があるんだなと感じました。その他にも僕は家具が好きなので、山形の天童木工のショールームなどを見学しました。
――本作ならではの注目ポイントとファンの皆様へのメッセージをお願いします。
今回の作品はストーリーだけでなく楽曲にも非常に力を入れており、良い意味で新しいコンテンツの形を見せてくれそうな気がします。アプリゲームに縛られず、色々な広がりがあると思うので、是非そのような部分に期待していただけますと幸いです。
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Hugh役
千葉翔也さん
――収録を終えての感想を教えてください。
Hughを演じていくと、無感情な彼の中にどんどん隠れた感情が湧き上がってくるのを感じました。ある意味、凄く感情を動かした気がします。無感情なキャラクターだからこそ、一つ一つのセリフの中でどのぐらい喜んでいるか?どういう話し方だったらシチュエーションの違いを克明に表現できるか意識して想像していました。表面的には見えない感情表現にすごく集中して臨めたからこそ達成感がありますね。
それに加え淡々と喋るセリフが多く、低音ボイスの設定もあったため、どのぐらいの声幅で演じようかということをいくつものパターンで考えていました。また、バックボーンから、僕が演じるキャラクターは根暗な子じゃないんだと気付くことができました。このキャラは自分の不遇な生い立ちをトラウマとして捉えるのではなく、「元々そういうものだった」と割り切ってそうだなと思ったので、演じやすかったです。
――ご自身のキャラクターの第一印象と魅力的なポイントを教えてください。
第一印象は「ロボットっぽい」だったのですが、演じていく中で変わっていきました。Hughはコミュニケーション能力が低いと思いきや、本当に人に対して興味がないだけだと思うんです。ただ、そういう人って興味を持てるようになれば変わっていったりしますし、彼には、ダンスを頑張っているという人柄があるので、彼自身が人に対しても熱量を持てる人間になれるんじゃないか?そんなフックを探しながら演技をしていました。
彼の魅力的なポイントは、あざとさを感じさせず自然に心を開いていけるところだと思います。例えば、同じグループのメンバーFinnとの会話で「ご飯に連れて行ってもらえて嬉しい」とHughが言うシーンがあるんです。僕はそんな垣間見られるHughの素直さを見ていて、もっとこの子と仲良くなりたいなぁと思いました。皆さんにもHughのそのような部分を一緒に感じていただけたら嬉しいです。
――Hughとご自身とで似ている部分はありますか?
真面目に話すとき、声のトーンが硬くなりがちなところは似ていますね。
それに世の中って口調で判断されることが多いと思うんですが、僕は相手が選んでくれた言葉、そのものを大事にしたいと思っています。Hughというキャラクターは余計なことを言わないので、そういう部分はすごい似ているかもしれないです。Hughはこんな風に思われたくて喋っている、こう思われたらどうしようというのがないので、究極僕もそんな風になりたいと思っています。
――Hughを演じる際に意識した点はありますか?
淡々と会話することを意識しました。無感情に見えるキャラクターを演じるときは、そのキャラクターがどれくらい自分に興味があるかが大事だと思うんです。Hughくんは自分に興味がない人だと思うので、周りから見た自分のことは気にせず、淡々と素直な気持ちで話ができるのかなと。
セリフに三点リーダーが多かったんですが、その時々での気づきだったり、Hughくん本人の意識している喜びも本人が意識していないところの喜びなんかが逆に拾いやすいキャラクターでした。だからこそ一つ一つそのような部分が表現できたら良いなと思い演じさせていただきました。
また、口数が少ないからこそ、その一言に何が込められているのだろうか?というのを意識して考えながら進めてました。またHughくんは「ごめん」を素直に言える人柄が特徴的だなと思いました。彼は人に嫌われたくないから「ごめん」と言うのではなく、ただ素直に謝ることができる人なんです。そんなHughくんの優しさが伝わるように演じていました。
それと低音担当の歌声と演じてるときの声にギャップがあることも意識していました。
――スーパーアイドルの恋愛ということで最近あったスーパー〇〇な出来事を教えてください。
スーパー衣替えに失敗しました!
僕はスーパー寒がりなので最高気温25度の日でもヒートテックのインナーと、長袖、上着を着ていて街中を歩きに出かけたんです。そしたら街中で半袖の人を見かけて、さすがに恥ずかしくなりました(笑)。
――本作ならではの注目ポイントとファンの皆様へのメッセージをお願いします。
モルガナティック・アイドルはトップアイドルと普通のOLが恋愛をするストーリーです。OLの主人公が頑張る姿にきっと皆さんも共感できると思います。
いつも頑張っている皆さんにこのゲームを通して、前向きな気持ちになっていただきたいなと思います。是非この真っ直ぐなトップアイドル達と魂のやり取りをしてください!
最初はHughについてミステリアスで分からない部分も多いと思うのですが、逆にそんなところも好きになっていただきたいです。これからHughの本編も出るそうなので興味を持ってくださった方々は、今か今かと待っていてくださいね!
Hughのボイスはこちら
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「モルガナティック・アイドル」公式サイト
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