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印刷2023/09/22 01:00

プレイレポート

[TGS2023]「CUSTOM MECH WARS」プレイレポート。何をしても怒られない「魔改造」と「部位破壊バトル」がメカ好きの心をくすぐる

 「東京ゲームショウ2023」のディースリー・パブリッシャーブースでは,メカ好きゲーマーの注目を集める「CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-」PC / PS5)がプレイアブル出展されている。会場では,自由度の高い「魔改造システム」でのメカ作りと,部位破壊要素のあるバトルを体験できたので,そのレポートをお伝えしよう。

ディースリー・パブリッシャーブースの様子
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「CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-」も大きくフィーチャーされていた
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観光地を思わせる顔出し看板。君もカスタムメックになろう

何をしても怒られない「魔改造システム」と部位破壊要素のあるバトル


 「CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-」は,ディースリー・パブリッシャーが2023年12月14日に発売する3Dメカアクションシューティングだ。さまざまなパーツを魔改造システムで組み合わせ,自分だけのメカを作ることができる。出展されていた「プロトタイプ版」では,メカの作成やミッションへの出撃に触れることができた。

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 予め用意された5つの機体で出撃することもできるが,この手のゲームで最初にチェックすべきはメカを作成する「ガレージ」だろう。魔改造システムという名前は伊達ではなく,非常に自由度が高かった。
 本作のメカは,「脚部」「胸部」「頭部」「右腕部」「左腕部」といったパーツを組み合わせて作成する。パーツのあちこちには,ほかのパーツをセットできる「ジョイント」と呼ばれる取り付け部が存在しており,どんなパーツでも取り付けられる。

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 試しに4本脚のそれぞれに頭部をセットしてみたのだが,システムに怒られることはない。こうなったら,どこまで許されるかの根比べということで,頭の上に頭をセットし,その上に頭をセットし,さらにその上に頭を……と,手持ちの頭パーツすべてを重ねてみた。
 もうこうなるとメカというより何らかの呪物だが,それでも何らエラーが出ないのだから懐が深い。さっそくこの機体で出撃しようと思ったが,残念ながら試遊時間が終了してしまい,初めて作ったメカは電子の藻屑に。なんというか成仏してほしい。

魔改造システムの公式作例。なんというかカオスだ
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 列の最後尾に並び直し,今度はミッションに挑戦。正統派の武装メカや獣メカ,「地球防衛軍」とコラボしたバルガの魔改造など,さまざまな機体が用意されている。これらのカッコイイ機体もガレージで作れるというわけで,メカ好きであれば腕の見せどころだろう。
 本作らしいのが,女性型ボディに戦車のような砲塔とガトリング砲,誘導ミサイルランチャーが付いた「GM-BikiniArmor」。ゴツイ上半身と曲線美のミスマッチが凄まじく,長い足をシャキシャキ動かして歩く様にはなかなかのインパクトがある。

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「GM-BikiniArmor」。ゴツイ上半身と曲線美のミスマッチが凄まじい
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 アクションゲームとしての操作性は良好で,ブーストで戦場を駆け巡りながらガトリング砲や誘導ミサイルを撃ちまくるのは気持ちがいい。「大空港防衛戦」ミッションはとにかく敵の数が多いうえ,倒した敵は回復アイテムをドロップするため,思う存分暴れ回ることができた。

 ここで注目したいのが,部位破損である。被弾を繰り返しているとGM-BikiniArmorの腕が吹っ飛び,ガトリング砲が使用不能に。それでも誘導ミサイルランチャーで抗戦していたら,ついにはこちらも破壊され,胴に内蔵されていると思しき小さな機銃しか使えなくなってしまった。
 奮戦の末にボロボロになっていくメカには独特の哀愁があり,メカ好きにはたまらないものがある(撮影した写真がピンぼけのものばかりだったので,掲載できないのはご容赦いただきたい)。敵にも部位破壊が適用されるか否かまでは確認できなかったが,製品版の最終ステージではライバル機と互いを壊し合いながらの壮絶な決着を期待したいところだ。

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 自由度の高い魔改造システムにより,正統派からネタに走ったものまで幅広いメカを作れ,思う存分にバトルを楽しめる「CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-」は,2023年12月14日に発売予定だ。魔改造システムを思う存分試せるプロトタイプ版の配信にも期待したいところである。

初回封入/早期購入特典 頭部パーツ「ガールヘッド」
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魔改造セット「バレットガールズ」コラボアクセサリーパーツ「彩」
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「CUSTOM MECH WARS -カスタムメックウォーズ-」公式サイト


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