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[プレイレポ]浮遊島を仲間たちと開拓していく「ALOFT」は,ユルく長く楽しめそうなサンドボックスゲームだった
本作は,無数の浮遊島が点在する天空の世界を舞台に,自分の島を開拓して,基地を作ったり,農業にいそしんだり,猛毒の菌類による腐食から環境を保護したりしていく,エコライフを謳う一人称視点のサンドボックスゲームだ。ソロプレイだけでなく最大8人で協力できるCo-opモードにも対応しており,仲間たちとともに島を移動し,モンスターとの戦いや資源調達などを楽しめる。
新しくゲームを始めるたびにマップは自動生成されるので,地形や草木の配置などは変化する。島を自分だけの飛行船に改造していくといった内容で,サッカーグラウンド1つ分くらいの広場に加えて,森や岩山,池などが点在するほどの大きさを持つ土地が用意される。
また本作では,植物の葉から船の帆やグライダーの羽根などを生成したり,風車を使った簡単な動力機関を作ったりすることで,自分の島を移動させられるようになる。
ゲーム開始後しばらくは自分の島を開拓するだけで不足なさそうだが,さらなる拠点の拡大を目指す場合は,ほかの島に乗り込んで,キノコ型のクリーチャーたちを倒し,島の開放を目指そう。なお,全体マップを確認したところ,20種類ほどの島が浮遊しているのが確認できている。
開放された島は,その大地を覆う黄色くよどんだ空気が晴れ,開拓できるようになる。プレイヤーが木材を得るために木を切り倒すと,木の実も同時にインベントリーに出現し,それを植えておくことで時間が経過すると成長していくという,サステナブルなライフシムとしてデザインされているところも興味深かった。
苗や野菜には水やりも必要になるようで,土地にある池の水が枯渇してしまうと雨雲がやってくるのを待つことになるが,雲のある方向に島を移動させる方法もあると,ライブデモの解説をしてくれたAstrolabe InteractiveのCEOであるマヌエル・バルジェロン(Manuel Bergeron)氏は話す。サバイバルに関しては,それほど難しいゲームメカニックはないようで,大人から子供までが楽しめるようデザインされている印象を受けた。
ALOFTは,2024年第3四半期にもアーリーアクセス版のリリースが予定されているが,Steam Nextフェスで公開されたマルチプレイデモは配信は継続されるとのこと。気になる人はダウンロードして遊んでみるといいだろう。
「ALOFT」公式サイト
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