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[TGS2023]“世界で最もとうふになれる”2Dアクションゲーム「スゴイツヨイトウフ : とうふのアクション」試遊レポート。シンプルでありながら中毒性あり
本作は,ゾウノアシゲームズのトモぞヴP氏が開発した2Dアクションゲームで,「GYAAR Studio インディーゲームコンテスト」の入賞作品だ。
本稿では,“世界で最もとうふになれる”という本作の試遊レポートをお届けする。
Steam「スゴイツヨイトウフ : とうふのアクション」ストアページ
まず,ブースにいたトモぞヴP氏に,本作の概要をうかがうと「とうふになるゲームです。」と実に端的な回答をいただいた。取材するこちらとしては涙目なのだが,とにかく遊べば分かるようだ。
主人公は,タイトルの通り白いとうふ。ボタンで力をチャージし,左スティックで方向を定め,ボタンを離すと勢いよく飛び出す。この動きを駆使して,段差を乗り越えたり足場を飛び移ったりしながら,ゴールを目指す。終着点にあるお椀に触れると,
「とうふになった」。
どうやらここがゴールのようだ。ゴール時のメッセージについて「お味噌汁に入っている姿こそが,真のとうふの姿ということですか?」と質問すると,「そこは解釈の余地です」とトモぞヴP氏。プレイヤーの想像にゆだねるらしい。
とうふは,飛び出した勢いで敵を倒すこともできるが,チャージしていない状態で敵にぶつかったり,高所から落下したりすると,崩れてやり直しになってしまう。シンプルな見た目に反して,判定はなかなかシビアで,ついつい何度も繰り返しトライしてしまう中毒性があった。
敵は,カモやカニ,カエルなど「捕食者」たちで,ギミックとしてサメが下から飛び出してくる。プリンのジャンプ台や,ちくわの床,フォークのトラップなど,食べ物に関連する遊び心あるモチーフが多数登場するのも見どころだ。
試遊の最後には,ボスの「チキン」とバトル。たまごの弾幕をかいくぐりながら,ときどき産み落とすサッカーボールをはじき返すことでダメージを与えられる。見事撃破すると,ゴージャスな金のお椀が登場。これに触れて「とうふになって」ステージクリアだ。
突っ込みどころ満載の本作は,体験版である「超試食版」をSteamで配信している。気になる人は,一口試してほしい。
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Published by Phoenixx Inc.