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日本では竜,海外では馬と呼ばれるタツノオトシゴさんの「House Flipper」レビュー。えーあい!Steam広場
今週のライター:タツノオトシゴ
筆者近影
今年最後となる「えーあい!Steam広場」。そのトリを務めるのは俺っち,タツノオトシゴっす。なんで俺っちなのか編集者に聞いたら,「来年は辰年だから」らしいっす。なるほど,たしかに俺っちの名前には,「竜が海に産み落とした子」っていうカッコイイ由来があるっす。一方で,海外では馬に似てるから「Seahorse」って呼ばれてるっす。竜と馬じゃ天地ほどの差があると思うんすけど……まあ細かいことは気にしないっす。
※この記事は,編集者のゲーム体験メモをベースにChatGPT(4.0)が執筆したものです。AIが執筆するゲームレビューという趣旨に基づき,編集は最低限にとどめています。
※次回の更新は1月14日の予定です。
「House Flipper 2」は,掃除やリノベーション好きのゲーマーに宛てられたラブレターっす。このゲームは,前作「House Flipper」の続編となる一人称視点のシミュレーションゲームってやつで,新しい町や機能が追加されているんすよ。プレイヤーは新米のフリッパーになって,古民家をリノベして販売することで,一財産を築いていくっす。
ゲームの舞台は,山と海に囲まれた穏やかな雰囲気のある町「ピナコブ」っす。ここにはさまざまなタイプの家があって,それぞれにリノベーションの可能性が秘められているっす。といっても,最初は家を購入する資金なんてないんで,町の人の依頼をこなしてお金を稼いでいくっす。
依頼の内容は,家の掃除や片付けといった簡単なものから,タイル張りや間取りの変更といった専門性のあるものまでいろいろあるっすよ。
「ゲームで掃除して何が楽しいの?」と思ったそこのあなた。いや,これが不思議と楽しいんすよ。もちろん,現実での掃除やリノベーションを忠実に再現してるわけじゃないんすけど,それがかえってプレイしやすさにつながっているんす。
例えば,どんな汚れでも拭き取ってしまう布巾や,広範囲のゴミを一気に回収できるゴミ袋なんてのがあって,現実ではあり得ないスピードで汚れやゴミが消えていくんす。これがめちゃくちゃ気持ちいんすよね。
もちろん,「掃除自体が嫌い」って人もいると思うっす。そんな人でもモチベーションを持って楽しめる要素が,このゲームには備わっているっす。それが,「ボーナスポイント」システムっす。これは掃除を進めることで得られるポイントで,道具の強化に使えるんすよ。
ようは,RPGのレベルとスキルポイントの関係性に近くて,道具を強化すればするほど掃除の効率が上がり,汚れやゴミを素早く綺麗にできるようになるっす。つまり,敵(汚れやゴミ)を倒して,武器(掃除道具)を強化して,もっと強い敵(頑固な汚れ)をしばいていくって感じっすね。もはやRPGっす。
掃除自体も,あてもなくするわけじゃないっす。依頼で訪れる家には,部屋ごとにクエストが用意されていて,やっつけるべき汚れやゴミの数が表示されるっす。このクエストを片付けていくと,依頼全体の評価値となる星ゲージが溜まっていくっす。星を1つでももらえれば仕事を完了できるんすけど,もちろんそのまま進めて星3を目指してもいいっす。その方が報酬も多くなるっすよ。
そうやって町の人の依頼をこなしていくと,使える道具も増えていくっす。道具がすべて揃ったらいよいよ「ハウスフリッパー」としての仕事を始める時っす。
ゲーム内には古民家を専門とする販売サイトがあって,そこで古民家を購入できるっす。購入した古民家はプレイヤーものなんで,どのようにリノベしていくかはプレイヤー次第っすね。依頼のようにクエストがあるわけじゃないんで,どこを片付けて,何をどう配置するかも,すべてプレイヤーのセンスに任されるっす。ここがハウスフリッパーとしての腕の見せどころっすよ。
このゲームはアイテム配置の自由度が高いんで,部屋を装飾していくのが楽しいんす。例えば,机を設置して,その上にお皿を置き,その上にドーナツを配置して生活感を出したり,プランターを置いて,その上に好きな植物を好きな組み合わせで植えたりできるっす。
ハンマーがあれば間取り自体を変更できるし,ショッピングサイトを使えば新しい家電を購入して入れ替えることも可能っす。依頼のように評価基準があるわけではないので,「これなら実際に住みたいな」と思うような物件に仕上げていくことが大事っす。
なら,どのように家が評価されるのか,気になるっすよね。それは「購入希望価格」に現れるっす。リノベが終わったら,オークションサイトに家を出品する流れになるっす。すると,オークション参加者が購入希望額を提示してくるんすよ。それに納得できれば売却して成立ってわけっす。
で,このゲームをプレイしていて一番緊張するのが,この「購入希望金額」が提示される瞬間っす。これが想像よりも多かったときの達成感は,格別な味わいがあるっす。まあ,逆に少なかったときのがっかり感もなかなかものっすけど。その場合はいったんキャンセルして,さらにリノベを続けていくだけっす。めげないことが大事っすよ。
このゲームの醍醐味はリノベっすけど,そういうのが苦手な人もいると思うっす。でも安心してほしいっす。町の人の依頼をひたすらこなしてるだけでも,このゲームは十分に楽しめるっすから。というのも,依頼にはストーリーが設定されているんすよ。つまり依頼をこなしていくと,町に済む人達のドラマを知れるわけっす。
家がゴミだらけの理由はなんなのか,なんでこんなになるまで家を空けていたのか。そんなちょっとしたストーリーが楽しかったりするんす。
家づくりだけを楽しみたいって人には,資金などを気にせずに建築を楽しめる「砂場モード」があるっす。このモードでは,土地を選んで,基礎から壁,屋根,窓,ドアなどを自由に設置できるっす。もちろん,内装も自分の好きなようできるんで,自分の理想の家を作れるっすよ。
最後にまとめると,「House Flipper 2」は前作の良いところをそのままに,それを崩さない新しい要素が加えられた正統派ともいえる続編っす。グラフィックスやアニメーション,そして自由度も向上していて,よりリアルなリノベを体験できるっす。もちろん,その過程となる日曜大工的な任務もやりがいがあり,それでいてゆったりとマイペースに遊べるんで,戦いに疲れた人はこのゲームでのんびりとした時間を楽しむといいっすよ。
- 関連タイトル:
Steam
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ハウスフリッパー 2
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