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4分も経たずに目標額を集めた「S.T.A.L.K.E.R. The Board Game」は,豪華なコンポーネントの数々が魅力的
GSC Game Worldと著名なSF作家であるMarcin Mortka氏およびMichał Gołkowski氏が共同で開発する本作は,ゾーンの探索をテーマにしたストーリー主導のゲームだ。舞台となるのは,チョルノービリ原子力発電所の立ち入り禁止区域で,プレイヤーは異なるスキルと特性を持つストーカーの中からひとりを選び,危険なミッションに挑んでいく。
ゲームは完全な協力型で,各プレイヤーは自分のキャラクターをカスタマイズし,装備を整え,ミッションに備えていく。探索,アーティファクトの収集,ミュータントとの戦闘など,ゾーンではさまざまな挑戦がプレイヤーを待ち構えている。
キャンペーンモードは3つのチャプターから構成されており,各チャプターは10〜12時間で完結するそうだ。それぞれのチャプターは別々のセッションでプレイできるよう作られており,その都度異なるストーリーと決断を求められるという。
公開されているコンポーネントを見るに,本作はカードを主軸としたゲームになりそうだ。PDAをモチーフにしたプレイヤーボードには,ストーカー,武器,防具,インベントリ,アクション,バックパック,アーティファクト,状態といったスペースが用意され,ゲーム中に入手したカードを配置していく。
「マンション・オブ・マッドネス 第2版」のように,マップはタイルを配置して拡張していくスタイルで,225枚からなるEnviromantカードや120枚からなるゾーン探索カードにより,プレイヤーの置かれる状況が刻一刻と変化していくそうだ。
またキャンペーンブックや,カードを保管するためのスリーブブックも用意され,ミュータントのミニチュアをはじめとするコンポーネントの数々を見ているだけでもワクワクが止まらない。
すでに大きな成功を収めたといえるS.T.A.L.K.E.R. The Board Gameのキャンペーンは,7月初旬に終了となる。日本語にこそ対応していないものの,豪華なコンポーネントの数々はコアなボードゲーマーの所有欲を満たしてくれること間違いなしなので,興味のある人は支援してみてはいかがだろうか。
「S.T.A.L.K.E.R. The Board Game」キャンペーンページ
- 関連タイトル:
S.T.A.L.K.E.R. The Board Game
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