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インディーゲーム花盛り! 各メーカーが自信を持ってお届けする5タイトルを紹介する「インディーズ合戦 2024春の陣」【PR】
インディーゲーム花盛りのゲーム業界。この2024年も,面白いインディーゲームが続々登場してきている。その内容もカジュアルなものから,徹底的にやり込めるスルメゲーまで,その幅はとにかく広く,実に多彩だ。
この特集では,この春に注目したい5つのインディータイトルをピックアップし,紹介していく。インディーらしく,アイデアを凝らした独創的なものが多いので,何か新しいタイトルを探している人は,ぜひ参考にしてもらいたい。
なお本稿で扱っているのはすべてPC(Steam)版をベースにしている。ただし,中にはコンシューマ版が存在するものもあり,その場合は併記して紹介している。詳細は各タイトルの情報を確認してもらいたい。
紹介タイトル一覧(五十音順)
広大な世界に広がる有毒の霧を退け,荒廃した世界を探索せよ
「Enshrouded〜霧の王国〜」
“エンバーヴェイル”と呼ばれるボクセルで構築された広大な世界を舞台に,サバイバル,建築,クラフト,戦闘などを楽しむアクションRPGが,この「Enshrouded〜霧の王国〜」だ。
人々に祝福をもたらす“エリクサー”と呼ばれる物質の発掘現場から発生した,世界を破滅させる霧“シュラウド”。この霧に覆われたエンバーヴェイルで目覚めたプレイヤーは,荒廃した世界の謎に挑んでいく。
世界は広大なオープンワールドで,カプセルから目覚めたばかりのプレイヤーは丸裸だ。この世界で生きていくためには冒険の拠点を建設し,フィールドで素材を集めて武器や道具を作り,襲いかかる敵と戦っていくという,自給自足の生活を求められる。
フィールドにはシュラウドによって変異させられた生物が無数に存在していて,彼らと戦うには装備が必要だ。装備には剣などの近接武器と,弓や魔法の杖といった遠距離武器があり,戦況やプレイスタイルに応じて使い分けが可能。これらの装備はクラフトで作り出せるほか,宝箱や倒した敵から手に入れられることもあり,ハクスラ的な面白さも備わっている。
シュラウド自体もキャラクターに悪影響を及ぼすため,その中では長くは生きれない。拠点に設置する「焔の祭壇」を,集めた素材で強化していくことで,シュラウド内の探索が可能となり,冒険の範囲を広げられる仕組みだ。
さらに「焔の祭壇」の周囲は自由な建築ができるようになるので,第二,第三の拠点を作り上げていける。もちろん建築にも素材が必要なので,生活に余裕ができてからの話ではあるが。
本作には,敵を倒すことでキャラクターは強くなっていく,RPGらしい成長要素もある。キャラクターの強さに直結するスキルツリーもあって,装備と同様に自身を好みのスタイルに成長させるのも,本作の楽しみの一つだろう。
ボクセル世界といってもグラフィックスはリアル寄りなので,広大なオープンワールドの世界を開拓するのはワクワクする。オンラインで最大16人までプレイできるので,プレイヤー同士で助け合いながらエンバーヴェイルを旅するのも楽しそうだ。なお同作では,新規フィールドが実装される大型アップデートが3月中に予定されている。こちらもお楽しみに。
[プレイレポ]自由に建築して理想の拠点を造り上げよう。サバイバルゲームの魅力がたっぷり詰まった「Enshrouded 〜霧の王国〜」
Keen Gamesは2024年1月24日,新作タイトル「Enshrouded 〜霧の王国〜」をリリースした。本作は,最大16人でのマルチプレイに対応したサバイバルアクションRPGで,自由に拠点を造り上げられる建築システムや,スキルによるキャラクターの成長を楽しめる作品だ。
「Enshrouded〜霧の王国〜」公式サイト
勝利の鍵は工場の効率化? ローグライトの要素も盛り込んだストラテジーゲーム
「ShapeHero Factory」
工場による生産とタワーディフェンス,そしてローグライトの要素を融合した,新しいスタイルのストラテジーゲームが,この「ShapeHero Factory」だ。
開かれた魔導の書の最深部に存在する大災厄を倒すために,プレイヤーは工場に設備を設置してヒーローを生産し,タワーディフェンスの要領で迫る敵を撃退していく。
ゲーム画面は主に「スクロール」という味方のヒーロー達を生産する白い巻物(工場)と,「魔導書」という戦闘マップがあり,両者は青い「ゲート」によってつながっている。ゲームはウェーブ制で進行する。準備時間の間に工場でヒーローの生産ラインを構築し,ウェーブが始まると魔導書でタワーディフェンスという流れだ。
スクロール上にはヒーロー達の素材となる「モチーフ」という〇△□などの図形が湧いてくる「ヴィネット」が点在し,ここからベルトコンベアを引いて,湧き出た図形を「キャンバス」に送り込む。すると図形の組み合わせに準じたヒーローが生産されるので,それをコンベアでゲートに送れば,ヒーロー達を出撃させられる。
ウェーブが進行していくと,さらに強い敵も登場するが,そこで重要になるのが「ヒーローツリー」や「研究ツリー」といったツリーの存在だ。
前者は図形の組み合わせで,より強力な上位ヒーローが生産できるようになり,後者は工場のラインに新技術をもたらすアーティファクトを開発できるというもので,それぞれアンロックしていくと自軍の戦力は大幅にアップする。
ちなみにツリーのアンロックは,ウェーブクリア後の侵攻ルート選択で行える仕組み。ルート次第で内容が変わるほか,プレイするたびに変化する,ローグライト的な要素にもなっている。
ゲームは繰り返しプレイでき,クリア時に獲得した経験値によって恒久的な能力が得られるなど,やり込み要素も十分。小さなヒーロー達がベルトコンベアで生産され,戦う様子も実に愛らしい。生産ラインの確保とタワーディフェンスを掛け合わせたゲームデザインも斬新なので,工場シミュレーションやタワーディフェンスなどが好きな人にはぜひ挑戦していただきたい。
[TGS2023]工場にローグライトにタワーディフェンスも! やり込みゲー好きにはたまらない「ShapeHero Factory」試遊レポート
東京ゲームショウ2023に,アソビズムの新作「ShapeHero Factory」が出展されていた。本作は,効率よく生産する工場ゲーと,ランダム要素を取捨選択して自身を強化するローグライト,押し寄せる敵への防衛手段を考えるタワーディフェンスと,3種類の要素を楽しめる,やり込み好きにはたまらない作品だ。
「ShapeHero Factory」公式Twitter
種族も境遇も違う6名によって紡がれる,クラフト要素満載のRPG
「テラ メモリア」
3Dで表現されたクォータービューの世界を舞台に,2Dのピクセルアートで描かれた個性的なキャラクターが一つの物語を紡いでいくクラフトRPG「テラ メモリア」(PC / PS5 / Xbox Series X|S / Switch)。2024年3月27日の発売に向け,現在開発が進められている。
舞台となるのは,ファンタジー世界“テラ”。魔法や蒸気機関が発達したこの世界は,重要な資源である“魔法水晶”の供給不足が深刻化しており,さらに突如として動き出した古代のロボット達が住人に被害を与える事件が頻発していた。
そんな中,それぞれ違う境遇や思惑を持った6人の主人公――「モーシャン」「シル」「アルト」「メタ」「エドソン」「オパール」は集い,旅の中で信頼を築きながら,自分達の村を作り上げていくことになる。
最初に目を引くのは,その美しいグラフィックスだ。斜め見下ろし型の3Dフィールドに,ドット絵のキュートなキャラクター達が違和感なく溶け込んでおり,見ていて飽きることがない。フィールドの奥側は,被写界深度によるボケが表現されていて,まるでミニチュアを覗き込みながらプレイしている感覚になる。
ファンタジーRPGのようなビジュアルの本作だが,ゲーム展開はアドベンチャーゲーム的でもある。提示されるクエストを世界を歩き回ってこなしながら,その要所要所でコマンド選択式の戦闘が発生するスタイルなので,ストーリー進行が分かりやすい。クエストはスタンプ帳のような形でまとまっており,依頼をこなすとチェックマークが押される仕組みだ。
バトルでは味方キャラクターが使えるスキルを選んで戦っていくのだが,画面下に敵味方の行動順を表す「タイムライン」が表示されており,使用するスキルによって順番が決定される。強力なスキルほど行動順が遅くなるので,弱くても行動が早いスキルを使い,連続で攻撃するといった選択肢もある。
また属性の相性を意識したり,敵のシールドを破壊して弱点を増やしたりと,戦略性の高いバトルが楽しめる。
“クラフトRPG”という謳い文句のとおり,本作はクラフト要素も充実している。レシピに沿って素材を組み合わせる料理や,ゲーム進行に必要なアイテムなどを作ることができ,前者はキャラクターのステータスに影響し,後者は村を作るための建築に関係している。
シンプルながら,いろいろなことができるゲームシステムに期待しつつ,発売を楽しみにしておこう。
「テラ メモリア」公式サイト(英語)
謎の超常現象から逃げるため,相棒となる車をカスタマイズ!
「Pacific Drive」
「Pacific Drive」(PC / PS5)は,車を活用して隔離地域に発生する謎の超常現象から生き残る,主観視点タイプのアクションアドベンチャーだ。
舞台となるのは,過去に新技術の実験場となり,超常現象や行方不明事件が発生したことにより隔離された“オリンピック半島”。それから30年以上が経過し,“オリンピック隔離ゾーン”となったこの地域に足を踏み入れたプレイヤーは,超常現象によりその内部へと取り込まれてしまう。現地で発見した車をカスタマイズし,ゾーンから脱出するのが本作の目的だ。
“ドライビング・サバイバル・アドベンチャー”のジャンル名どおり,本作でプレイヤーの相棒となるのは車だ。ゲームの冒頭で発見するステーションワゴンを,フィールドの探索によって集められる素材を使って整備・改造し,単身では困難なゾーンの移動手段として活用していく。
一人称視点で一見するとFPSのような画面だが,明確な戦闘が存在しないのも本作の特徴だ。ゾーンは広大で,またあらゆる場所で発生する「アノマリー」と呼ばれる超常現象がプレイヤーの行く手を阻んでくる。それらを退ける術は,自らの手でカスタマイズした車と,その運転技術しかない。
プレイヤーは序盤でたどり着くオートショップを拠点に,複数のエリアに分かれたゾーンを車で移動しながら探索し,脱出の手段を探さなければならない。フィールドに点在する廃墟には,車や拠点をアップグレードできる素材や物資が残されている。ときおり無線で入ってくる人の声などを頼りに,それらを見つけだすのだ。
探索や素材の回収には消費アイテムあるツールが必要なので,見つけた素材からツールをクラフトすることも重要だ。素手では壊せないものは車を激突させることで壊せることもあるが,その場合は車もダメージを受けるので注意したい。
車はドアやタイヤ,エンジン,バンパーなどいくつかのパーツに分かれており,それぞれ交換したり修理したりといったカスタマイズが可能だ。ただ走るだけでなく,プレイヤーが持てない分のアイテムを詰んだり,簡易作業台でクラフトをしたり,さらにはステッカーなどで自分好みのルックスにデコレーションしたりもできる。共に困難に立ち向かう相棒として,きっと愛着が湧いてくることだろう。
[プレイレポ]超常現象の起こる謎の半島を,修理した車で走り抜けろ。ホラーテイストからリラクゼーションまでカバーする「Pacific Drive」の独自性
Ironwood Studiosによる新作「Pacific Drive」は,ドライビング・サバイバル・アドベンチャーだ。プレイヤーはボロボロの車を修理しながら,超常現象の起こる謎の島からの脱出を図る。この聞きなれないジャンルのゲームがいかにユニークなのか,実際にプレイしてみた。
「Pacific Drive」公式サイト
論理パズルとローグライクの融合。ウソを見破り最深部を目指せ
「ミミックロジック」
“自動生成論理パズルローグライク”という,一風変わったジャンルの「ミミックロジック」は,自作ゲーム投稿サイト「ゲームアツマール」で人気を博した同名タイトルのアップグレード版にあたる。シンプルだけど奥深い,そして刺さる人には刺さりまくる“論理パズル”をテーマに高い評価を獲得したタイトルで,その復活を待ち望んでいた人も多いことだろう。
ゲームとしては,戦闘が得意な「ナイロ」と魔法が得意な「ネーサ」の2人組が,秘宝が眠るというダンジョンに潜り,各フロアに置かれた宝箱からアイテムや資金を入手しながら敵と戦い,深部を目指すという,ローグライクとしては典型的なもの。しかし,ここに論理パズルが組み合わさることで,独特のプレイフィールが生まれる。
ちなみに論理パズルとは,テキストで説明されるヒントに矛盾しない解答を,論理的に導き出していくパズルのこと。本作には,その中でも代表的な「嘘つきパズル」がゲーム内に導入されており,これがゲームのキモとなっている。
問題となるのは,フロアに置いてある複数の宝箱だ。ネーサは“宝箱の声を聞く”という特殊能力を持っており,この能力を頼りに「ミミック」を見つけ出していく。ポイントは,普通の宝箱は常に真実を語り,ミミックは常に嘘しか言わないということだ。これを活用して,パズルを解いていくのである。
普通の宝箱には装備やアイテムが入っていてキャラクターが強化されるが,間違ってミミックを開けてしまうとその場でゲームオーバーだ。ローグライクなので最初からやり直しになり,かつダンジョン内は時間経過で空腹になるので,あまり長考できないという制限もある。
ダンジョンは自動生成で,ミミックの位置や宝箱の声も毎回変化する。ダンジョン深部や難度の高いダンジョンは宝箱の数も増え,アイテムが多く手に入る分,問題も難しくなっていく。
さらにミミックではない宝箱がウソをつく特殊なステージも存在し,プレイヤーを混乱させてくる。開ける前の宝箱に付けられる目印を活用し,攻略していこう。どうしても分からない場合は開けないのも一つの手だが……見逃したアイテムは当然ながら手に入らない。
ダンジョン内には敵が登場するフロアや,ショップも存在しているので,うまく活用して最深部を目指していこう。
ダンジョンはいくつかの難度があり,クリアできれば条件に応じて特別なお宝などのご褒美も用意されている。そうして何度も楽しめるつくりになっているので,パズルが好きな人はもちろん,固い頭を柔らかくしたい人にも薦めたい1本だ。
「ミミックロジック」公式Twitter
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