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サメ10匹でマルチプレイ狩りバトロワ(ゾンビシャークもいるよ)。とにかく食ってジェットで加速するVR対応の「SHARKS」デモ版が公開
日本語対応は現状なし。また(本稿では該当画像を使用していないが)本作は血液表現が強めなため,苦手な人はSteamページにも注意。
本作は,最大10プレイヤーが参加可能なサメバトロワだ。正直,ここ数年で襲撃してきたサメゲーと比べるとグラフィックスなどが劣るが,ゲームルールの一点で勝負する姿勢は好感である。
標語は“友達を食べましょう”で,人やカニやタコやフグなどが優雅に泳いでいる海中にて,あらゆるものを食べ,ゾンビシャークから逃げて,ときおりジェット推進で加速し,最後の生き残りを目指す。
詳しいルールは実際に遊んでみないことには不明だが(プレイレビューの予定はない),開発いわく「サメとゴリラのタッグのようなものです」とのことで,あるいはつまり,そういうことなのだと思われる。
深くは考えず,高まるマインドのままに体験するのが吉だろう。
本作はVRコントロールに対応している。その応答性は非常に高く,開発いわく「人間とサメの心が融合したように感じられます」とのこと。
プレイヤーはサメを泳がせたい場所を見つめて,トリガーを引いて前進し,グリップボタンで物をむしゃむしゃ食べていく。
心までサメになりたかった人にはうってつけの仕様だろう。
また,サメは外観をカスタマイズできるという。アイテム種は帽子,髪(かみ……?),サングラスなど多種多様とのこと。
なんでも「鏡の前にいる光る魚を食べるたびに外観がランダム表示」されるようなので,満足するまでむしゃむしゃ食べるといいらしい。逆に言うと,現状はランダムな組み合わせ以外できないらしい。
Steamページだけでは,おそらくお邪魔NPCだろうがゾンビシャークとは何者なのか? 海中にいる「海底47m」系の人たちは楽しそうにダイビングしているだけに見えるがなんなのか? 疑問は尽きない。
そうした細かいこともサメの前では無力。「すべて食らい尽くしたサメだけがサメなのさ」そうした強い意志を感じたことにして,あとのことはプレイせずにいられなくなった読者らの感想に委ねるとする。
なお,本作はまだデモ版であり,現状の目標は「マルチプレイが確実に作動することの確認」とされている。ゲームとしての完成度は初期も初期だろうが,地球最古の脊椎動物の進化。侮れば,みんなこうだっ。
- 関連タイトル:
SHARKS
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