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ホームレスとなって好き勝手に生きる「Bum Simulator」,アーリーアクセスを終了。Steamでは現在,50%オフのセールを実施中
「Bum Simulator」は,Bumsvilleという都市の路上で生きるプレイヤーが,しゃべるショッピングカート「カール」を相棒として,ゴミ箱を漁ったり,施しを求めて小銭を稼いだりしながら暮らしていくというゲームだ。
タイトルには“シミュレーション”とあるが,どちらかといえば一人称視点のアクションゲームという雰囲気で,爆発物を投げて人々がパニックを起こすのを眺めたりしつつ経験値を稼ぎ,スキルをアップし,さらにさまざまなアクションを覚えていく。ゲームを進めれば,拠点となるダンボールの家のカスタマイズをしたり,植物を栽培して食料にしたりできる。サンドボックスゲームを謳っているが,意表を突いたメインストーリーや豊富なサブクエストも用意されているという。
本作は,2018年頃から進捗状況の報告が行われるようになり,2021年8月にようやくアーリーアクセス版をリリース,このたび,ついに製品版の発売にこぎ着けたことになる。グラフィックスはやや古い印象で,放尿機能や,まともとは思えない登場キャラクターたちは,「Postal 2」以降のシリーズを思わせるが,Steamのユーザーレビューは現段階で「非常に好評」となっている。
製品版のリリースと同時に行われたアップデートでは,メインストーリーの結末が描かれるようだ。
似たテーマのゲームとしては,Perun Creativeが2021年にリリースした「Hobo: Tough Life」があるが,「Hobo: Tough Life」がシリアスなサバイバルというトーンなのに対して,「Bum Simulator」は,ありえない武器やアイテムが登場し,より娯楽要素の強いゲームになっているようだ。今のところ,日本語には対応していないが,興味があれば試してほしい。
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