ニュース
火星開拓サバイバルシム「Occupy Mars: The Game」,アーリーアクセス版を本日リリース
「Occupy Mars: The Game」公式サイト
「Occupy Mars: The Game」は,火星を舞台にしたオープンワールドのサバイバルシムだ。プレイヤーは,火星を植民地化するために入植した人類のパイオニアとして,生存に必要なものを与えてくれる基地を作り,必要な道具や乗り物を組み立てていくことになる。
なにしろ水はほとんどなく,大気は薄く寒冷で,狩りで食べ物を調達するといったこともできないなど,火星は人間が住むには過酷すぎる環境だ。水と酸素,エネルギーは生存のために不可欠なので,まずはそれらを作らなければならない。食料となる植物は栽培するのだ。
基地には電気施設なども必要となり,定期的なメンテナンスやアップグレードは欠かせないだろう。とはいえ,危険な大気現象が発生して基地を襲うこともあり,故障した機器の修理は時間との戦いになる。
火星のさまざまな地域を探索し,使える資源を見つけことも重要だ。液体の水はないが,赤い大地の下には凍った水が存在する場所があるはずだ。
ゲームには時間の概念があり,昼と夜のサイクルを繰り返す。ほぼ唯一のエネルギーソースである太陽光パネル発電は夜には使えないので,電力はバッテリーに蓄えておく必要がある。以上のように,やるべきことは多く,さらに,予期せぬ故障など不測の事態に襲われることも少なくないとのこと。とはいえ,ローバーで広大でエキゾチックな火星を走ったり,羽根のついたロケットエンジンを背負って空を飛ぶのは面白そうだ。
「Occupy Mars: The Game」はオープンワールドのサンドボックスゲームを謳うタイトルで,ミッション的なものはあるようだが,比較的自由な火星暮らしが楽しめそうだ。本作が,どの程度リアルな科学的考証に基づいているのかは分からないが,それなりにこだわって制作していることは間違いなさそうだ。似た趣向の惑星サバイバルシミュレーションとしては,4月にリリースされた「Stranded: Alien Dawn」があり,そちらはかなり高評価を獲得している。
残念ながら,現段階で日本語には対応していないものの,Steamでは2020年に公開されたデモ版が用意されているので,気になる人は試してほしい。
- 関連タイトル:
Occupy Mars: The Game
- この記事のURL:
キーワード
Copyright(C) 2023 Pyramid Games S.A. All rights reserved.