プレイレポート
[プレイレポ]攻略のカギは“離れず、別れず、安全に”。個性的なキャラたちが協力してゴールを目指す「KarmaZoo」を遊んでみた
会場では4人同時プレイができる体験版が用意され,来場者で盛り上がりを見せていた。本稿ではそのプレイレポートをお届けしよう。
本作のプレイヤーキャラクターは小さなスライムのようなもので,ゲームを進めていくと新しい身体を手に入れられるという。試遊台では,それらがランダムに選ばれていたようだ。
ゲームはサイドビューの2Dアクションで,迷路状になったステージのゴールを目指して進んでいく。ステージ上にはさまざまなギミックやトラップがあり,誰かがギミックを作動させてその間に別の誰かが先に進んで反対側のギミックを作動させるといった,協力プレイ前提の仕掛けが多数存在している。
実際に遊んでみて目を引いたのが,プレイヤーの周囲には結界のようなものがあることだ。行動をするときは,常に2人以上がこの結界につながっていなければならないというルールがあり,一定時間単独でいると結界が縮んでいき,最終的にはゲームから脱落することになってしまう。ゲーム開始時には“離れず、別れず、安全に”というメッセージが表示されるのだが,それはプレイにおけるアドバイスを示しているわけだ。
その一方,トゲなどのトラップに触れてしまった場合はすぐに復活でき,触れてしまったトゲの上に一定時間ブロックが出るという仕掛けも用意されている。出現したブロックを利用すれば進めやすくなるという,協力プレイならではの要素がいくつも盛り込まれている。
また,キャラクターはかなりの種類が用意されており,ゲーム中に入手したハートを規定数集めることで交換できるという。キャラクター1人ひとりに個性的なスキルが1つ備わっており,それを使いこなして冒険を進めていくのだ。
今回の試遊では,「壁を粘着質にして登りやすくする」「スプリングになり,ほかのプレイヤーのジャンプ台になる」「ステージのトーチに火を灯す」「一定時間飛行できる」といったものを確認できた。さまざまな能力が用意されており,活躍できるポイントもキャラクターごとに異なるのだろう。スキルのほかに身体の大きさも個性となっていて,前述したトゲに刺さったときにできる足場が,キャラクターのサイズに応じて変化するといった要素も確認できた。
各キャラクターにつきスキルは1つ。これにより役割も変わる |
背景に見える黒い穴がステージのゴール地点になる。ここを目指して進んでいく |
ゲームは1プレイが4ステージ構成で,各ステージのクリア時には,次のステージで得られるボーナスの投票を全員で行えるのは,マルチプレイならではの要素だろう。このほか,1つの画面でプレイできるように最適化されたローカルプレイも用意されるそうだ。
個性的なキャラクターが多数登場し,各々のスキルを使った攻略を楽しめる本作。フレンドとのプレイはもちろん,即席チームによる臨機応変なプレイも楽しそう。今から発売が楽しみな1本だ。
「KarmaZoo」公式サイト
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