「Counter-Strike」シリーズがオリジナル版リリースから25周年。現在も世界で愛される人気ゲームの1つ

　Valveの開発する老舗オンライン対戦FPS「Counter-Strike」シリーズは，オリジナル版の発売から2024年6月19日で25周年を迎えた。

　「Counter-Strike」は，1998年11月19日にリリースされた「Half-Life」のMODとして，大学生だったミン・リー（Minh Le）氏と，ジェス・クリフ（Jess Cliffe）氏により，翌1999年6月19日にリリースされている。

　その後，Valveが知的財産権を取得し，2000年にはパッケージ版が発売されたことで大きく認知された。そして，2004年に公開された「Half-Life 2」とともにオンライン配信サービスSteamのβテストをけん引するタイトルとして，不動の地位を得ることになった。


　2012年にリリースされた「Counter-Strike: Global Offensive」は，PC/MacやLinuxに加えて，PS3及びXbox 360向けに登場し，eスポーツでも高い人気を誇った。そして，2018年にはバトルロイヤルモードが追加され，2020年に世界中でまん延した新型コロナウイルス感染症による巣ごもり需要もあって，さらにプレイヤー数を拡大することになった。

　2023年9月にはSource 2エンジンへの移行に伴い，「Counter-Strike 2」に改称。2024年3月には同時接続者数が過去最大となる138万人を記録（関連記事）したほか，今でも月間2700万人のゲーマーに楽しまれているという。「Counter-Strike」シリーズは，現在も世界で愛される人気ゲームの1つと言えるだろう。


　今のところ，ローンチ25周年記念としてのイベントやアップデートは行われていない様子だ。しかし，最近のアップデートで組み込まれているプログラムを解析したファンが，キーチェーンやペット，さらには“ニワトリのアニメーション”などの情報が組み込まれていることを確認したと，海外メディアDot Esportsが報じている（リンク。英語）。何らかの記念アップデートが行われるというウワサもあり，続報をチェックしておくといいかもしれない。

「Counter-Strike」公式サイト