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国境警備シム「Contraband Police」,現在までに25万本のスマッシュヒットを記録。国境を出入りする車をびしびしチェックして,密輸品や密航者を見つけろ
「Contraband Police」公式サイト
ポーランドのCrazy Rocksが開発した「Contraband Police」は1980年代,架空の共産主義国家アカリスト人民共和国の国境警備員となったプレイヤーが,国境を出入りする車両をチェックして密輸や密航を取り締まり,さらに,汚職や偽造を摘発するというゲームだ。密輸業者は巧妙な手口でいろいろな禁制品を国内に持ち込もうとするので,プレイヤーは情報を集め,さまざまなツールを使ってそれらを見つけ出すことになる。
密輸業者の逮捕によって評価が高まれば,検問所のアップグレードが可能になるが,一方で,地元のギャングに目をつけられ,銃撃戦やカーチェイスが起きたりするという。趣向としては,大ヒットした「Papers, Please」に似ているが,3Dゲームならではのアクション要素が本作の特徴の1つになるだろう。
「Contraband Police」の開発には6年がかかっているが,当初は国境で密輸品を探す簡単なシミュレーションとして,1年以内にリリースする予定だった。開発スタートの時点でCrazy Rocksのメンバーはわずか3人で,最終的に5人に増えたものの,それでも規模は小さく,2017年には資金不足から解散の危機に瀕する。そこで,パブリッシャのPlayWayにアプローチし,なんとか作業をを継続できたと,Crazy Rocksの創設者の1人,Stanisław Gromadowski氏は語っている。
そうした苦労の末,ようやくリリースにたどり着いた「Contraband Police」。日本語も対応しているので,気になる人はプレイしてほしい。
国境警備ゲーム「Contraband Police」,日本語対応でリリース。1980年代の共産主義国家で,出入りする密輸品や密航者を摘発せよ
PlayWayは,ポーランドのCrazy Rocksが開発した新作シミュレーションゲーム「Contraband Police」の販売を開始し,ローンチトレイラーを公開した。プレイヤーは,1980年代の架空の共産主義国家の国境を警備する兵士となり,出入りする車をチェックし,密輸品や密航者などを摘発していくという。
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Contraband Police
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